バイエルン敗れる!UEFAカップ決勝はゼニト対レンジャーズ

圧倒的な戦力でUEFAカップ優勝候補だったバイエルンがロシアのゼニトに合計1-5と大敗し、準決勝で姿を消しました。ゼニトは欧州カップ戦初の決勝進出です。

準決勝のもう1試合フィオレンティーナ対レンジャーズでは2試合を0-0で終え、PK戦の末レンジャーズが突破。レンジャーズはカンプノウでディナモ・モスクワ(当時ソ連、現ロシア)を3-2で降して手にした1972年カップウィナーズカップ以来、2つ目の欧州タイトルを狙います。

ゼニトを率いるオランダ人のアドフォカート(Dick Advocaat)監督はかつて率いた古巣(1998–2002)と5月14日にシティ・オブ・マンチェスタースタジアムで再会することになりました。

マンチェスターはイングランド北部の都市で同じ英国のスコットランドから近いため、レンジャーズはゼニトをはるかに上回るサポートを期待できます。

---

ゼニト 4-0 バイエルン(合計スコア5-1)

ミュンヘンでの第1戦を1-1で折り返し、サンクトペテルブルクでは勝利が必要だったバイエルンは歴史に残るまさかの大敗。ゼニトは4度欧州王者に輝いたことのあるバイエルンの3冠(ブンデスリーガ、DFBポカール、UEFAカップ)の夢を完全に打ち砕きました。

ゼニトはシルル、リクセン、アルシャビンの主力3人が累積警告で出られず、ゴルシュコフ、ドミンゲス、アンユコフが代わりにピッチへ。

対するバイエルンシュトゥットガルトを4-1で粉砕した試合から5人スタメンを入れ替えてきました。レル、オトル、ファンブイテン、サニョールが外れ、ラーム、ルシオ、ゼロベルト、リベリが先発ゴールマウスにはカーンが立ち、レンジングはベンチに逆戻り

開始直後はバイエルンが主導権を握り、決定機をつくったものの、4分にはゴール正面のフリーキックをポグレブニャク(Pavel Pogrebnyak)が左足で直接決めてゼニトが先制。リベリが動いて開いたスペースを抜けてのゴールインでした。

ハーフタイム直前にもジリャノフ(Zyryanov)がドミンゲスのパスを右足で決めて、2-0で前半を折り返します。

後半開始直後にはアンユコフのクロスをファイズリンが頭で合わせて3点目。最後はふたたびポグレブニャクがドミンゲスのアシストから右足で決めて、引退目前のカーンに苦い思い出をプレゼントしました。

しかし、ポグレブニャクはこの試合でイエローカードを受けたため、決勝には出られません

---

Kickerの採点(1が高評価)
Aufstellungen(スタメン):


Zenit St. Petersburg
Malafeev (2) - Anyukov (1,5), Shirokov (2), Krizanac (2), Gorshkov (3) - Denisov (3), Tymoshchuk (1,5), Zyryanov (2) - Dominguez (1,5), Fayzulin (2), Pogrebnyak (1)

Trainer: Advocaat

Bayern München
Kahn (4) - Lahm (5), Lucio (4,5), Demichelis (4,5), Jansen (5,5) - Zé Roberto (5), van Bommel (5,5) - Schweinsteiger (5), Ribery (4,5) - Klose (5,5), Toni (4)

Trainer: Hitzfeld

Einwechslungen(選手交代):

Zenit St. Petersburg
89. Ho Lee für Dominguez
90. + 2 Ionov für Denisov

Bayern München
46. Lell (5,5) für Jansen
46. Podolski (5) für Zé Roberto
62. Sosa für Klose

Reservebank(ベンチ):
St. Petersburg

Contofalsky, Tekke, Lapin, Radimov

Bayern München
Rensing, van Buyten, Ottl, Kroos


---

アドフォカート、ゼニト監督
「われわれは相手よりもずっといいチームだった。バイエルンはヨーロッパのベストチームの1つだが、今夜のわれわれは技術でも戦術でも上回っていた」

「はじめから決勝でレンジャーズと戦いたいと話していて、そのとおりになるなんて素晴らしいね。レンジャーズにとっても、うちにとっても大きな成功であり、マンチェスターでデイビッド(Sir David Murray、チェアマン)やウォルター(Walter Smith、監督)と会うのが楽しみだ。」

ヒッツフェルト、バイエルン監督
「ゼニトは素晴らしい試合をしたし、勝利にふさわしかった」

「開始すぐにゴールチャンスがあったが、決めれらなかった。相手はチャンスを確実にゴールにつなげた。うちは次のチャンスも決めきれず、ゼニトに2点目を奪われてしまった」

「どんなチームだろうとバイエルンに4-0で勝利したのだから当然優勝候補だ」


Kicker動画:敗戦のショックがみえる空港での様子


---

フィオレンティーナ 0-0(PK2-4)レンジャーズ(合計スコア0-0)

カテゴリー[ 欧州 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 05月 04日 22:35:52

コメントを追加

Trackback

この記事に対するトラックバックURL:

カレンダー
< 2008年 05月 >




1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
Sho
H.N.クレマ・カタラナでたまにバルサ系サイトに出没。バルサファンで、好きな選手はロナルト・クーマン。ほかにひいきの選手はドラガン・ストイコビッチ、シュテフィ・グラフ(テニス)、パウ・ガソル(バスケ)、ガブリなど。
最近のトラックバック
検索