ラーションがまたもユーロでカムバック!

スウェーデン代表のラーシュ・ラーゲルベック(Lars Lagerbäck)監督は13日、欧州選手権(Euro 2008)の登録メンバー23名を発表。2006年ドイツワールドカップ後、代表を引退していたヘンリク・ラーション(Henrik Larsson)が招集されるサプライズがありました。

あの豪快なダイビングヘッドやアクロバティックなシュートがまたみられるかも知れないと思うとわくわくしてきます。

※ユーロ関連の記事はたぶん欧州カテゴリに投入していきます

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ヘンケ(Henke、スウェーデンでの愛称)は2002年ワールドカップ後にも代表を引退しましたが、2004年の欧州選手権直前にも復帰しています。

スウェーデンフットボール界のレジェンドであるラーションはフェイエノールトから移ったセルティックで7シーズン活躍。この間スコティッシュプレミアリーグ(SPL)得点王を5回獲得しました。しかも、このうち4回は選手生命を危ぶまれる重傷から復帰したあとというのがすごい。2000-01シーズンの35得点はSPL1シーズン最多得点記録、通算158得点やハットトリック12回もSPLの最多記録です。

自分が初めてラーションを観たのはたぶん94年ワールドカップで、そのときは長髪のドレッドヘアをなびかせてサイドを走るウインガー。セルティックや後の代表でのストライカーとしての活躍には驚かされましたが、個人的に一番のサプライズはスキンヘッド転向でした(笑)。94年大会当時の代表にはマルティン・ダーリン、トーマス・ブローリン、ケネット・アンデションがいたのでサイド起用も仕方なかったのかもしれません。

バルサ入りしたのは2004年夏。クラシコでじん帯を損傷し、最初の1年のほとんどを棒に振ってしまいましたが、2年目は主に控えのストライカーとして起用されながらも、リーガで10得点をマーク。同年のチャンピオンズリーグ決勝では、アーセナルに0-1でリードされている場面で途中出場し、2つのアシストで逆転優勝を演出しました。

ドイツ大会後に代表を引退し、息子に母国スウェーデンで教育を受けさせるため、クラブでも古巣ヘルシンボリに戻ったラーションはそのまま静かにキャリアの幕を閉じるのかと思われましたが、2007年1月1日から3月12日までの短期契約でマンチェスター・ユナイテッドへ。スウェーデンリーグのオフを利用してのものでした。

ここでカップ戦も含め10試合で3得点と活躍し、短期間ながらピッチの内外でインパクトを残しました。ファーガソン監督やチームメイト、ファンに惜しまれながらも、家族との約束を理由に契約延長を断っています。チームはこのシーズンプレミアリーグのタイトルをチェルシーから奪還プレミアシップではわずか5試合にしか出場していませんが、ラーションの功績を称えるマンUの要請でプレミアから特別にメダルが贈られています。

ヘルシンボリでは2006年のスベンスカ・クーペン(Svenska Cupen、スウェーデンカップ)優勝、2007シーズンにアルスベンスカン(Allsvenskan、スウェーデンリーグ)22試合で9得点、今季(2008シーズン)もここまで11試合6得点と好調を維持していて、代表復帰の期待も高まっていたようです。2007-08シーズンのUEFAカップでもラーションは6得点と活躍し、大会序盤を盛り上げていました(ベスト32でPSVに敗退)。

※冬の厳しいスウェーデンのレギュラーシーズンは3月から12月

なお、スウェーデン代表ではここまで93キャップ36ゴール。ベッカムの次はラーションが代表100キャップなんてこともあるかもしれませんね。決勝(もしくは3位決定戦)まで勝ち進んで6試合、その前にテストマッチが2試合(26日スロベニア戦、6月1日ウクライナ戦)組まれているので、大会での活躍次第では・・・。

いずれにしてもスウェーデンの17番には要注目でしょう。

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発表直後のコメント
「ヘルシンボリはいいプレーをしていたよ。秋にはUEFAカップを戦っていたし、スウェーデンリーグでもいいフットボールをしていた。チームのしていたフットボールは僕にさらに多くのものを与えてくれた。フットボールはほんとうに楽しいし、喜びそのものだよ」

対戦相手のスペイン、ギリシャ、ロシアについて
「正直にいうと、よくはみていないんだ。対戦相手のことはよく知らない、本当だよ。でも、3つともいいチームだ」

「ユーロに向けて招集されたんだ。レギュラー争いはタフだろうけど、ベストをつくすよ。代表チームは素晴らしい予選を送り、いいチームをいくつも倒してきたからね」

公式サイトより(抜粋訳)
「僕がユーロ2008のスウェーデン代表に選ばれたのは知っているかもしれないね。このチャンスに興奮している。招集を受けて、応じる以外の考えは浮かばなかったよ。代表からは2度引退しているのは、そのときは正しいと思ったから。その判断のおかげで自分のキャリアが長く続いているのかもしれないね」

「昨年、スウェーデン代表に僕が復帰するなんてあったけれど、今年もプレーを続けるかは決めていなかった。だから代表復帰にふさわしいタイミングじゃなかったんだ。でも、ここ数年楽しんできて、いいフットボールをしていると考えた。体調もいいと感じているし、いまはかなりいいゲームをしていると思うんだ。だからラーゲルベック監督が連絡をくれたときもためらわなかったね」

「まだチームには合流していないけれど、楽しみにしているよ。いつも一緒に楽しくやってきた仲間がチームにいるのはうれしいし。新しい連中もたくさんいて、一緒にやっていくのはおもしろいだろうね」

「大会で僕らがどうなるかは言えないけれど、タフなものだってことはわかっている。スウェーデンは多くの可能性を秘めたすごくいいチーム。ただ大会を待つだけだよ。自分がどんな役割を担うのかはわからないけれど、監督に求められたことをする用意はできているよ。選手なら誰もがプレーしたいビッグトーナメントを楽しんで、ベストをつくすよ」


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Henrik Larsson公式サイト(英語)
フットボーラーの公式サイトでおなじみICONSにラーションのサイトがあります。

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登録日:2008年 05月 17日 13:49:23

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Sho
H.N.クレマ・カタラナでたまにバルサ系サイトに出没。バルサファンで、好きな選手はロナルト・クーマン。ほかにひいきの選手はドラガン・ストイコビッチ、シュテフィ・グラフ(テニス)、パウ・ガソル(バスケ)、ガブリなど。
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