マンU、PK戦でチェルシーを降し、3度目の欧州一に輝く

マンチェスター・ユナイテッド 3度目の欧州チャンピオンズリーグ制覇

【5月22日 AFP】(写真追加、記事更新)サッカー欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)・決勝、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)vsチェルシー(Chelsea)。
≫続きを読む…
(c)AFP/Angus MacKinnon

AFPBB News


史上初のイングランド勢同士の対戦となったチャンピオンズリーグ決勝1-1のまま、延長戦でも決着がつかず、PK戦を6-5で制したマンチェスター・ユナイテッドがチェルシーを降し、1999年のトレブル以来となる3度目の優勝を飾りました。

チャンピオンズ初制覇を逃したチェルシーは、最終節で涙を呑んだプレミアシップに続いて、またもユナイテッドにやられてしまいました。モスクワのルズキニスタジアムでの決勝でアブラモビッチオーナーにセンチメンタルな勝利をもたらせませんでした。

---

マンUのスタメンのスコールズは1999年のカンプノウでの決勝にはサスペンションで出られなかった選手。10年の刻を経て、ようやく念願の決勝の舞台でプレーできます。また、ライトバックのブラウンは10年前の決勝では最後までベンチのままでした。

バルサ戦で活躍したには個人的に注目していましたが、残念ながらベンチ入りメンバーにも選ばれず。UEFAカップに続いて、韓国人初のチャンピオンズファイナルでのプレーはなりませんでした。出場したら、アジア人としても初めてですよね・・・?

チェルシーは前日練習で足を痛めたアシュリー・コールがスタメン。予想通りのメンバーでのぞみます。

試合は前半26分にライトバックに入ったブラウンがスコールズとのコンビネーションからクロス。ファーでフリーになったロナウドのヘディングユナイテッドが先制します。

しかし、前半終了間際にランパードが至近距離から同点ゴール。エシェンのミドルが2人に当たり、エリア内に飛び込んだランパードに渡るラッキーなゴールでした。

前半はほかにもあわやのゴールというシーンがありましたが、リオ・ファーディナンドのオウンゴールになりかけたボールファンデルサールが阻止。テベスとカリックの決定的なシュートもチェフがセーブしています。

終盤にはドログバのカーブをかけたシュートがマンUゴールを襲いますが、右ポストを叩く場面がありました。このシュートを決められなかったドログバはこの後、延長残りわずかというところでビディッチの顔を叩いて退場。これがヒーローになりそこねたドログバのチェルシー最後のプレーになってしまう可能性は高そうです。ちなみに同大会決勝での退場は2年前のレーマン(アーセナル)以来史上2人目だとか。

87分にはギグスがスコールズに代わって登場。ギグスはこれでボビー・チャールトンの持つクラブレコード(758試合)を破り、ユナイテッド通算759試合で最多出場記録更新を果たします。

延長開始4分にはランパードのシュートが惜しくもバーを叩きます。

延長の最後には、PK戦に備えて、グラントはマケレレに代えてベレッチ、ファーガソンはブラウンに代えてアンデルソンと投入しています。

ただ、バルサ在籍時にアーセナルから決勝点を決めたサンドニの英雄を崇める自分からすれば、ベレッチをこんなふうに使うなんてもったいない。能力が高いとはいえMFのエシェンをベレッチのポジション、ライトバックで起用するのは個人的には納得いかないところでした。いいクロスが入ると思うんですがね・・・守備は危なくなるけど。

PK戦ではテベス、バラック、カリック、ベレッチが成功させた後、マンU3人目のロナウドチェフにとめられてしまいます。

ランパード、ハーグリーブズ、アシュリー・コール、ナニと決め、チェルシー5人目にキャプテンのテリーが登場。

決めれば自らトロフィーを引き寄せられるチャンスでしたが、テリーはキックの瞬間、雨で濡れた芝生に脚をとられて滑ってしまい、シュートを右ポストに当てて外してしまいました。

アンデルソン、カルー、ギグスが成功。しかし、次のチェルシー7人目のアネルカのシュートはファンデルサールがセーブし、赤い悪魔が劇的な優勝をつかみました。

優勝の瞬間、ユナイテッドの選手は一目散にヒーローのもとに駆け寄り、守護神を祝福。自分のPK失敗にショックを受けていたロナウドがほっとしてピッチに倒れこむシーンは印象的でした。

対照的に敗れたチェルシーはみなつらそうな様子。特に大事な場面でスリップしてしまったテリーはかなりつらそうで、グラント監督に慰められていました。試合後のテンカテコーチの説明によるとドログバの退場でテリーのPKを蹴る順番が繰り上がったそうです。

試合後の会見で自身2度目のビッグイヤーを獲得したファーガソン監督は、守護神ファンデルサールを称賛。長年捜し求めていたシュマイケル(99年優勝GK、元デンマーク代表)の後釜がファンデルサールのおかげで埋まったと褒め称えています。

ファンデルサール1995年にアヤックスの一員としてビッグイヤーを獲得、翌年も決勝でプレーしましたが、95年の相手ユーベにリベンジを許しています。後にユーベに移籍したものの、パフォーマンスを維持できず、フラムに都落ち。それからマンUに移ってからのプレミア連覇とこのチャンピオンズ獲得でいまだ最高クラスのGKであることをあらためてアピールしました。

---

ドラマチックで感動的な試合だったのはたしかですが、PK戦での決着なので負けたほうが、あまりにもかわいそう・・・。フットボール界のヒール・チェルシーもしばらくは同情を集めるかもしれませんね。次に移籍市場で暴れるまでは・・・。

チャンピオンズ終了後に今後のことを考えたいなんていっていたロナウドの心境の変化も気になるところ。スペインでプレーするならマドリーかバルサしかないですからね。

マンUといえば、スペインアンダー代表のセントラール、ジェラール・ピケのバルサ復帰はほぼ決まりのようで、こちらも楽しみです。自分は16-7歳くらいのピケのプレーを名古屋でみて以来、ぞっこんなので・・・。高さ、足元のテクニック、リーダーシップがある(あった)選手なので、バルサのバックラインを強化してくれるはずと思いたい。

カテゴリー[ 欧州 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 05月 22日 22:54:43

コメントを追加

Trackback

この記事に対するトラックバックURL:

カレンダー
< 2008年 05月 >




1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
Sho
H.N.クレマ・カタラナでたまにバルサ系サイトに出没。バルサファンで、好きな選手はロナルト・クーマン。ほかにひいきの選手はドラガン・ストイコビッチ、シュテフィ・グラフ(テニス)、パウ・ガソル(バスケ)、ガブリなど。
最近のトラックバック
検索