チェルシー規定路線のグラント解任

チェルシー アブラハム・グラント監督を解任

【5月25日 AFP】(記事更新)イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)は24日、アブラハム・グラント(Avram Grant)監督の解任を発表した。
≫続きを読む…
(c)AFP

AFPBB News


先週の土曜、チェルシーはアブラム・グラント監督との契約が終わったと発表しました。クラブ史上初のチャンピオンズリーグ決勝で敗れてから4日後のことでした。

チャンピオンズのローゼンボリ戦の引き分け後、グラントがモリーニョの後任となったのが昨年9月。その後、リーグカップ決勝ではスパーズに敗れ、プレミアシップでは最終戦までタイトルの可能性を残しながらもマンUに連覇を許し、モスクワでのチャンピオンズファイナルでもマンUにPK戦の末敗れ、今季は無冠に終わっていました。

---

イスラエル人のグラントは母国のクラブや代表での監督経験はありましたが、世界最高のリーグで指導するだけの説得力ある経歴の持ち主ではなく、もともとは昨年の夏にスポーツディレクター職としてチェルシーにやってきた人物。イスラエルはフットボールの一流国ではありませんし、アブラモビッチオーナーと懇意にしている間柄だったのが就任の理由で、当初からつなぎだとの見方をされていました。

チェルシーのクラブもグラント支持を表明しながらも、来季以降の指揮については明言を避けていましたし、やはり来季からは大物監督を招聘するようです。

チェルシーは公式サイトで、グラントとの契約が満了したことと今季の働きに感謝しているとしたうえで、チェルシーの将来を担うにふさわしい次の監督を求めているところだと説明しています。

クラークとテンカテ、2人のアシスタントコーチの去就はまだはっきりしていませんが、最近騒がれている、バルサをクビになったばかりのライカールトが就任ということになれば、チャンピオンズリーグを制したテンカテとのコンビが復活するかもしれません。また、チェルシーのスカウト部門の責任者フランク・アルネセンはライカールトとは友人の間柄というのもプラス要素でしょう。

またほかには、モリーニョの復帰、インテルのロベルト・マンチーニやイタリアを世界王者に導いたマルチェッロ・リッピ、マンチェスター・シティのスベン・イェラン・エリクソンの就任が予想されています。

シティのエリクソンがクビになった場合、グラントが後任になるとの噂もあるようですが、元のスポーツディレクターに復帰するとの憶測もあります。

---

グラントのことをよく思っていない人物はさっそく次のような攻撃をしていました。

前監督のモリーニョ
自分の哲学に照らし合わせれば、今季は最悪だった。フットボールの世界では“あと少しで”というのは敗北を意味するからだ。もう少しでカーリングカップ(リーグカップ)に勝てたし、あと少しでチャンピオンズリーグに勝てたし、あと少しでプレミアリーグに勝てた・・・。これまでの3シーズンは毎年2つタイトルを勝ち取ってきたが、今季はゼロ。自分の哲学ではまさに最悪のシーズンということになる。敗者の哲学ではすばらしいシーズンといえるかもしれないがね」

セルティック、ウェストハム、マンCなどで活躍した元イスラエル代表MFでグラント代表監督にキャプテンを外され、代表引退したベルコビッチ(Eyal Berkovic / אייל ברקוביץ'‎)
「何度もいってきたが、アブラムは大きなミスをたくさんおかしてきた。イングランドのメディアとうまく付き合えず、ファンやモリーニョの批判に対してうまくやっていけなかった」

「とはいえ、グラントは大きなものを得ただろうね。イスラエル人監督がチェルシーのようなクラブを指揮するなんてこの先2、30年はありえないだろうから。監督だって選手と同じように少しずつステップアップしていかなくちゃいけないんだ。でもアブラムは途中の段階をかなり跳び越え、オーナーとの友人関係でトップまで登ってしまった」

カテゴリー[ イングランド ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 05月 27日 01:55:01

コメントを追加

Trackback

この記事に対するトラックバックURL:

カレンダー
< 2008年 05月 >




1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
Sho
バルサファンで、好きな選手はロナルト・クーマン。ほかにひいきの選手はドラガン・ストイコビッチ、シュテフィ・グラフ(テニス)、パウ・ガソル(バスケ)、ガブリなど。

更新の時間がなかなか取れないので、当面はFC2ブログのほうでラテンフットボールを主に細々とやっていく予定です。リンクは下記
検索