ファイナルはドイツ対スペイン!

スペイン ロシアに快勝し決勝進出

【6月27日 AFP】(写真追加、記事更新)サッカー欧州選手権2008(Euro 2008)準決勝、ロシア対スペイン。
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(c)AFP/Barnaby Chesterman

AFPBB News


ユーロ2008決勝ドイツ対スペインに決まりました。ドイツは96年以来通算4度目の優勝、スペインは1964年以来となる2度目の優勝を狙います。

準決勝ドイツはアグレッシブなトルコにかなりの苦戦。高い位置からプレスをかけてくるトルコに対して、パスミスを連発。ポルトガル戦の出来がうそのようなひどいパフォーマンスをしてしまいました。

トルコは前半なかば、カジム・カジムのボレーがバーに当たったところを出場停止のアルダ・トゥランに代わって中盤左に入っていたウグル・ボラルが押し込んで先制。それ以前にもバー直撃のシュートなどトルコが圧倒していました。

ところがドイツも、この大会で好調のポルディとシュバイニーのコンビで1点を返します。ポドルスキが左サイドから折り返した低いクロスを、ニアに飛び込んだシュバインシュタイガーが右足アウトで流し込んですぐに同点。

このあとドイツはポドルスキが相手ディフェンスの裏を独走する決定機を迎えましたが、シュートはバーの上。さらにラームがエリア内にドリブルで切れ込もうとしたところを倒されますが、ノーホイッスル。

80分にはドイツが逆転。左サイドのラームの右足クロスに対して、トルコGKリュシュトゥが判断ミス。飛び出したもののボールに触れず、クローゼにヘディングを決められてしまいます。

ところがトルコは87分にセミフ・シェンチュルクがゴールを決め、土壇場で同点に追いつきます。トルコのライトバック、サブリがドリブルでラームを完全に抜き去り、折り返したボールをニアサイドのセミフが押し込みました。

またもトルコのミラクルかと思ってしまいましたが、今度はドイツがロスタイムにやってくれました。攻撃に出たラームヒツルスパーガーとのワンツーからニアサイドに強烈なシュートを突き刺し、決勝進出へと導いています。

セミフに2度完璧に抜かれ、2失点目の一因となってしまったラームでしたが、自らのゴールで取り返すドラマチックな展開でした。

ドイツは6度目の決勝進出。ただし、決勝では勝利と敗北を交互に繰り返していて、今大会は順番どおりなら敗北ということになります。ちなみに76年、チェコスロバキアにはPK戦で敗北。元祖「パネンカ」のPKにやられました。トッティなんかがやるゴール真ん中にふわりとした緩いシュートを蹴るアレです。

ドイツのユーロ決勝
1972 対ソ連 優勝
1976 対チェコスロバキア 準優勝
1980 対ベルギー 優勝
1992 対デンマーク 準優勝
1996 対チェコ 優勝
2008 対スペイン ???


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スペインは雨の中、ロシアに3-0で快勝しました。ロシアは2週間前の大会初戦でスペインに1-4と完敗。しかし、エースのアルシャビン復帰後はスウェーデン戦、オランダ戦と輝かしいパフォーマンスで勝利していたこともあり、接戦になると思われていました。

前半はどちらも様子をみていたのか控えめな展開。スペインは序盤にダビ・ビジャとフェルナンド・トーレスがチャンスを迎えますが、決められず。ロシアはパブリチェンコのシュートがあったぐらい。

ハーフタイム直前には大会最多の4ゴールを決めているダビ・ビジャが負傷し、セスクが入るアクシデントが起こってしまったのは残念です。

ロシアの枠内シュートは前半のパブリチェンコの1本のみで、後半は完全にテクニックで上回るスペインのショーになりました。

後半の早い時間にスペインが試合を動かします。シャビが左サイドのイニエスタのスルーパスをゴール前でボレーで合わせてまず1点。イニエスタにボールを預け、ゴール前のスペースに飛び込んでの見事なゴール。

さらにスペインは後半なかば、セスクがディフェンスの裏にダイレクトで出したボールを途中出場のグイサが胸で落とし、右足アウトで2点目を奪います。

最後は中盤のイニエスタからのパスを左サイドのセスクが中央に折り返し、ダビ・シルバが決めて、とどめを刺しました。

スペインはフランスに敗れてタイトルを逃した84年大会以来の決勝進出

ロシアはアルシャビンを抑えられ、完敗。ヒディンク采配をもってしても、スペインのテクニックにまったく仕事をさせてもらえませんでした。序盤からもっとガツガツいっていたほうが、自分たちのペースにもっていきやすかったと思うのですが・・・。それでも大会を盛り上げてくれたのは間違いありません。

アルシャビンバルサ行きも噂されているだけに、個人的に特に気になります。バルサはビッグクラブですが、母国では有名だけれど世界的な名声はまだこれからという選手を獲得して、スターにする伝統があるので、アルシャビン向きではないかと思っています。ロシア人という観点でみると、コルネーフで失敗したことはありますが・・・。

このままだと2010年のワールドカップもヒディンクが率いることなるので、ロシアは次も楽しみです。

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今回の決勝では出場停止による欠場はなし。決勝でスター選手が出場停止になると興がそがれ、試合の質も下がってしまうので、今回のユーロでは準決勝でイエローカードがリセットされるレギュレーションになっています。グッドアイディア!

残念なのは4点で大会得点王に最も近いビジャの欠場。ロシア戦で足を引きずり、途中交代していました。決勝ではFWグイサではなく、MFセスクの起用が予想されています。得点王争いでは、現在3点のポドルスキの逆転もあるかもしれません。

もうひとつ残念なのは、国際舞台でのブレイクを期待していたマリオ・ゴメスが不発のまま終わってしまいそうなこと。バイエルンのオファーが記事になり、ポジション争いのライバルになりそうなクローゼとの関係が悪化した(ような)のがあまりにも痛かったです。決勝のカードは父がスペイン人、母がドイツ人のマリオの予想どおり、というか希望どおりのカードになったのですが・・・。

ドイツは、フリンクスがトルコ戦で頭部を切ったロルフェスに代わって途中出場。決勝ではスタメン起用されそう。スペインの中盤をおさえられば、勝機が膨らみます。ポルトガル戦同様、スペイン戦でも空中戦の強さを活かしたいところでしょう。少なくともトルコ戦のようなパスミスをしてしまえば、致命傷になりかねません。

個人的にはスペインの優勝を期待。攻撃的なパスゲームが最も好むスタイルというのもあるのですが、スタメンのプジョー、イニエスタ、シャビがバルサ、控えのレイナ、セルヒオ・ガルシア、フェルナンド・ナバーロ、セスク、グイサが元バルサだから。また、2度目の主要タイトルを勝ち取ることができれば、ベスト8の常連どまりではなく、今後もタイトルを奪えるだけのチームになっていくのではと期待しています。98年ワールドカップを制したフランスのように・・・。

ただどちらが勝つかということより、スペクタクルな試合が観たいです。

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登録日:2008年 06月 28日 01:05:26

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