バルサ、番号の系譜

メッシ ロナウジーニョ移籍によりバルセロナの10番に

【8月4日 AFP】スペイン・リーガエスパニョーラ1部のFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に移籍したロナウジーニョ(Ronaldinho)がつけていた背番号10を引き継ぐことになった。
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(c)AFP

AFPBB News


2008-09シーズンのバルサ選手の登録番号を紹介するついでに、リーガエスパニョーラで登録制になった1995-96シーズンからの背番号もまとめました。

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今季、番号が変わったのはメッシ(19→10)、ボヤン(27→11)、ミリート(3→18)の3人。新加入選手は2番がカセレス、3番がピケ、15番がケイタ、20番がアウベス、21番がフレブとなっています。

ちなみにリーガの番号は1~25番までがトップチーム登録。26番以降は下部組織出身選手と決まっています。ただし、下部組織出身選手も一定数の試合に出場するとトップ登録になるので、シーズン中番号が変わる場合もあります。たとえば、メッシはシーズン中30番から19番に変更されました(ただしチャンピオンズリーグは別扱いなので30番のまま)。

以下に歴代の番号ごとの選手を紹介。懐かしい名前が並びます。太字は今季着用する選手。

【1】
Carlos Busquets (1995-96)
Vitor Baía (1996-99)
Ruud Hesp (1999-2000)
Richard Dutruel (2000-01)
Roberto Bonano (2001-03)
Rustu Reçber (2003-04)
Victor Valdés (2004- )

1番といえばもちろん正ゴールキーパーの番号。固定番号制導入前は正ゴールキーパーのスビサレータがつけていました。バルデスの台頭まで“1番”不在に悩まされたため、かなり入れ替わりが激しくなっています。


【2】
Albert Ferrer (1995-98)
Michael Reiziger (1998-2004)
Belletti (2004-07)
Martín Cáceres (2008- )

一般的にはライトバックの番号。フェレール以降、レイジヘル、ベレッチとライトバックの選手がつけてきました。


【3】
Abelardo (1995-98)
Mauricio Pellegrino (1998-99)
Frédéric Dehu (1999-2000)
Frank De Boer (2000-03)
Patrick Andersson → Edgar Davids (2003-04)※1
Thiago Motta (2004-07)
Gabriel Milito (2007-08)※2
Gerard Piqué (2008- )

※1:シーズン中にアンデションがマルメに移籍、ダービッツがユーベから加入
※2:モッタのアトレティコ移籍で、12番から変更

一般にはレフトバックの番号ですが、バルサでは主にセンターバックがつけています。


【4】
Josep Guardiola (1995-2001)
Patrick Andersson (2001-03)
Rafael Márquez (2003- )

バルサの4番といえば、中盤の底に位置する司令塔。ただし、ペップのイメージが強いのか、カンテラの4番タイプの選手は引き継いでいません。センターバックとピボーテをこなし、パスの巧いマルケスが2003年から着用。


【5】
Gheorghe Popescu (1995-97)
Fernando Couto (1997-98)
Abelardo (1998-2002)
Carlos Puyol (2002- )

バルサの5番はディフェンダー。ポペスクは中盤もやっていました。個人的にはアベラルドのイメージが強いです。現在はキャプテンのプジョーの番号。


【6】
José María Bakero (1995-97)
óscar García (1997-99)
Ronald De Boer (1999-2000)
Iván de la Peña (2000-01)
Xavi (2001- )

初代はドリームチームのキャプテンであるバケーロ。トップチームに定着したシャビが長くつけています。


【7】
Luis Figo (1995-2000)
Alfonso Peréz (2000-01)
Javier Saviola (2001-2004)
Henrik Larsson (2004-06)※3
Eiður Guðjohnsen (2006- )

※3:サビオラのモナコへのローン移籍で17番から変更

キャプテンも務めたフィーゴがつけていました。のちにフィーゴはマドリーに移籍し、ファンを裏切るかたちに。アルフォンソから7番を奪ったサビオラはファンに愛されたものの、ガスパー色を一掃したいラポルタ会長が就任してから不遇な目にあわされました。サビオラが追い出され、7番を背負うことになったラーションはチャンピオンズリーグ決勝のアーセナル戦で、2アシストをマークし、優勝に貢献。


【8】
Guillermo Amor (1995-96)
Hristo Stoichkov (1996-98)
Albert Celades (1998-99)
Philip Cocu (1999-04)
Ludovic Giuly (2004-07)
Andrés Iniesta (2007- )

ストイチコフは固定制導入前から8番をよくつけていたように思います。ストイチコフがパルマから復帰するとアモールは18番に。個人的に好きな選手だったコクーもつけています。ジュリーのローマ移籍後、イニエスタが24番から変更して着用。


【9】
Meho Kodro (1995-96)
Ronaldo (1996-97)
Sonny Anderson (1997-99)
Patrick Kluivert (1999-04)
Samuel Eto'o (2004- )

当然バルサでもエースストライカーの番号だけあって、センターフォワードの選手が着用。ただ、決定力を発揮したのはロナウドとエトーだけかもしれない。レアル・ソシエダで23得点、25得点と2シーズン続けてゴールラッシュをみせ、クライフが獲得に乗り出したコドロはわずか9得点と不発に終わっています。


【10】
Angel Manuel Cuéllar (1995-96)
Giovanni (1996-99)
Jari Litmanen (1999-2000)
Rivaldo (2000-02)
Juan Román Riquelme (2002-03)
Ronaldinho (2003-08)
Lionel Messi (2008- )

クラックの番号10番ですが、初期は地味にみえるかも。ジオバンニはフランスワールドカップのセレソン。リトマネンはファンハールバルサでアヤックスシステムの鍵になるはずが、怪我になかされ活躍できず。その後、リバウドが11番から変更になり、バルサの攻撃をリード。一時代を築いたロナウジーニョが去った今季からメッシが受け継いでいます。


【11】
Gheorghe Hagi (1995-96)
Angel Manuel Cuéllar (1996-97)
Rivaldo (1997-2000)
Marc Overmars (2000-04)
Maxi López (2004-06)
Gianluca Zambrotta (2006-08)
Bojan Krkić (2008- )

ポジション的にはスリートップの左、レフトウインガーの番号。左でのプレーを嫌がっていたリバウドが10番に変わったため、アーセナルからやってきた生粋のウインガー、オーフェルマルスが着用。今季からは27(2+7)だったボヤンが繰り上がりで背負う。


【12】
Sergi Barjuán (1995-2002)
Philippe Christanval (2002-03)
Giovanni van Bronckhorst (2003-07)

セルジが長年つけていた番号。のちにジオもつけたため、レフトバックの印象が強いです。


【13】
Jesús Angoy (1995-96)
Carlos Busquets (1996-97)
Ruud Hesp (1997-99)
José Manuel Reina (2001-02)
José Manuel Pinto (2007- )

キリスト教文化圏で忌み嫌われる番号。現在は昨季冬にやってきたピントが好き好んで着用しています。これまではこの番号を背負ったのはすべてGK。ほとんどは控えGKですが、ヘスプは13番を背負って、そこそこ活躍していました。


【14】
Jordi Cruyff (1995-96)
Emmanuel Amunike (1997-2000)
Gerard (2000-05)
Santiago Ezquerro (2005-06)
Thierry Henry (2007- )

14番といえばクライフの番号ですが、バルサ在籍当時はスタメンは1~11番をつける義務があったので、クライフは9番をつけていました。初代はその息子ジョルディ。昨季のアンリも含め、故障になかされた大型MFジェラールなど、ここまであまり活躍していません。


【15】
Iván Iglesias (1995-96)
Laurent Blanc (1996-97)
Christophe Dugarry (1997-98)
Philip Cocu (1998-99)
Jari Litmanen → Marcelo (2000-01)※4
Fabio Rochemback (2001-03)
Edmilson (2004-08)
Seydou Keita (2008- )

※4:シーズン中、リトマネンがリバプールに移籍し、バルサBのマルセロが昇格

ここまで背負ってきた選手のポジションもばらばらでコメントしにくい番号。一番活躍してくれたのはエジミウソンでしょうか。コクーは加入の翌シーズンには8番を選んでいます。


【16】
óscar García (1995-97)
Dragan Ciric (1997-99)
Xavi (2000-01)
Mario (2003-04)
Sylvinho (2004- )

個人的にはガルシア兄弟のオスカーのイメージがあります。エウセビオが推薦したディフェンダーのマリオを覚えているファンはどのくらいいるのでしょうか・・・。


【17】
Emmanuel Amunike (1996-97)
Winston Bogarde (1997-2000)
Emmanuel Petit (2000-01)
Philippe Christanval (2001-02)
Gaizka Mendieta (2002-03)
Mark van Bommel (2005-06)
Giovani dos Santos (2007-08)

この番号を最も長くつけていたのは元オランダ代表レフトバックのボハルデ。なかなか定着して活躍してくれる印象の薄い番号で、プティやメンディエタのような大物もパッとしませんでした。


【18】
Guillermo Amor (1996-98)
Ronald De Boer (1998-99)
Gabri (2000-06)
Santiago Ezquerro (2006-08)
Gabriel Milito (2008- )

個人的に好きだった選手ガブリの印象が強い18番。中盤やディフェンスラインの両サイドにピボーテ、攻撃的MFもこなしたガブリは便利屋的な使われ方が多く、怪我も多かったのが残念です。センターバックとして起用され、ダリオ・シルバを抑えたこともありました。なぜか3番だったガビ・ミリートが今季から変更しています。


【19】
Luis Carreras (1995-96)
Juan Antonio Pizzi (1996-98)
Patrick Kluivert (1998-99)
Dani (1999-2003)
Fernando Navarro (2004-05)
Lionel Messi (2005-08)※5

※5:2005-06シーズン中30番から19番に変更

ピッスィ、クライフェルト、ダニとセンターフォワードがつけてきた番号ですが、メッシのブレイクで印象が変わってしまった気がします。そのメッシが10番になれば、ボヤンになると予想していたのですが、外れました。


【20】
Miguel Angel Nadal (1995-99)
Simão Sabrosa (1999-2001)
Alfonso Peréz (2001-02)
Juan Pablo Sorin (2002-03)
Ricardo Quaresma (2003-04)
Deco (2004-08)
Daniel Alves (2008- )

個人的にはナダルの印象が強い番号。クラックのデコが去り、今季新加入のダニ・アウベスが選択。


【21】
Robert Prosinecki (1995-96)
Luis Enrique (1996-04)
Lilian Thuram (2006-08)
Aliaksandr Hleb (2008- )

プジョーの前にバルサのキャプテンを務めたルイス・エンリケが背負っていた番号。テュランを経て、今季新加入のフレブが着用。現地メディアは複数のポジションをこなす攻撃的MFフレブをルイス・エンリケタイプと評しているので21番になったんですかね。


【22】
Julen Lopetegui (1995-96)
Michael Reiziger (1997-98)
Gbenga Samuel Okunowo (1998-99)
Frank De Boer (1999-2000)
Geovanni (2001-03)
Luis García (2003-04)
Demetrio Albertini (2004-05)
Javier Saviola (2006- 07)
Eric Abidal (2007- )

この番号で一番活躍したように思うのはカンテラ育ちのルイス・ガルシアですが、ジュリーの加入で、わずか1シーズンでリバプールに去ってしまいました。


【23】
Iván de la Peña (1995-98)
Boudewijn Zenden (1998-01)
Francesco Coco (2001-02)
Thiago Motta (2003-04)
Oleguer Presas (2004-2008)

23番といえば、バスケのスーパースター、マイケル・ジョーダンの番号。そのせいか、23番を好むフットボーラーは結構いるそうです。スペインではバスケは人気スポーツ。1984年スペイン五輪ではジョーダン擁するドリームチームが優勝し、バルサのドリームチームの由来になっています。現在エスパニョール在籍のデラペーニャは23番がほしかったそうですが、主将のタムードの番号なので9番を選びました。


【24】
Roger García (1995-96)
Fernando Couto (1996-97)
Roger García (1998-99)
Carles Puyol (2000-02)
Andrés Iniesta (2003-07)
Yaya Touré (2007- )

イニエスタが8番の前に長くつけていた番号。昨季からはヤヤがつけていますが、ケイタの控えになりそうなので、それほど活躍できないかもしれません。


【25】
Quiche Álvarez (1995-96)
Julen Lopetegui (1996-97)
Carlos Busquets (1997-98)
Frank De Boer (1998-99)
Francesco Arnau (1999-2001)
Richard Dutruel (2001-02)
Robert Enke (2002-03)
Victor Valdés (2003-04)
Albert Jorquera (2004- )

のちにビジャレアルで活躍するカンテラーノのキケ・アルバレスやオランダ代表のフランク・デブールがつけていたものの、基本的にはセカンドキーパーの番号になっています。アルナウ、バルデス、ジョルケラといったカンテラ出身GKの番号といった印象です。

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登録日:2008年 08月 26日 23:08:42

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