バルサ最悪の補強

バルセロナのメディアSportのウェブサイトで、「過去20年でバルサ最悪の補強は?」というちょっとひどいけれど興味深いアンケートがあったので紹介します。

現地時間23日昼ごろの途中経過です。

現在1位は元スペイン代表FWサンティ・エスケーロ。2位に元オランダ代表レフトバックのボハルデ、3位に元アルゼンチンユース代表FWマキシ・ロペスと続いています。

以下、感想やランキング。懐かしい名前がたくさんありますが、期待に応えられなかった候補なのでかなりマニアックかもしれません。

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以下の記事は自身の記憶、データの部分はウィキペディア英語版かスペイン語版を参考にしました。かっこの数字はバルサ在籍シーズン、年齢は現在のものです。

Santiago Ezquerro (2005-08) 32歳 
サンティは記憶に新しいだけに票を集めてしまった面もありそうです。移籍金ゼロでアスレティックから加入したものの、ほとんど招集外の印象。ローテーションで招集されそうなときにかぎって負傷中とツキにも見放されました。自分の記憶ではリーガのベティス戦でのダメ押し、あとはコパデルレイぐらいでしかゴールを決めた場面が思い出せません。個人的にカンプノウで一番印象に残っているのはアスレティックの選手としてフリーキックから裏に抜けてゴールを奪ったときでしょうか。今季から出身クラブのオサスナへ。

Winston Bogarde (1998-2000) 38歳
アヤックスから移籍したミランで活躍できず、バルサ入り。ボハルデは結構ブーイングを浴びせられていたように思います。個人的には最悪というほど悪いプレーをしていた気はしません。最後のほうになるとボールを持っただけで皮肉を込めて拍手をするカンプノウのファンもいました。ファンハールのオランダ化政策への非難も含まれていたと思います。まあ、自分もボハルデをとるぐらいならセルジやほかのカンテラーノを使えばいいのにと思っていました。倉敷アナがリバウドと何度か間違えていたのが印象に残っています。たしかにたまにリバウドのような切り返しをしていたような気がします。その後、チェルシーでもあまり活躍できず、引退。

Maxi López (2005-06) 24歳
マキシ・ロペスはラーションの負傷で、2005年1月にリーベルからわざわざ獲得したブロンドの長身FWでした。当時21歳。バルサにはいないタイプの選手だと思っていましたが、フィットしないまま去っていきました。チャンピオンズリーグのチェルシー戦でゴールをあげましたが、それ以外は全然記憶に残っていません。マジョルカにローンで出された後、FCモスクワへ。最近はグレミオへの移籍が噂されていて、元チームメイトのロナウジーニョにアドバイスを聞いたなどとニュースがありました。マキシがいたのはかなりむかしのような感じがしますが、まだまだ若かったです。

Manolo Hierro (1988-89) 46歳
マドリーの名DFイエロの兄で自身もDF。マラガ、バジャドリーを経て、バルサに加入もデビュー機会なし。翌年ベティスへ。昨季は下位カテゴリのUDプエルトジャーノの監督。

Gbenga Okunowo (1998-99, 2000-01) 29歳
バルサBを経て、1998-99シーズンにファンハールがデビューさせたディフェンダー。ポジションはライトバックだったはず・・・。19か20でトップデビュー、ナイジェリアA代表入りと将来を嘱望されていたものの、怪我に泣かされキャリアの大半を棒に振ってしまった気の毒な選手です。現在はノースウィッチ・ビクトリア(カンファレンス・ナシオナル/5部)のトライアルを受けているそうです。

Gaizka Mendieta (2002-03) 34歳
90年代後半から21世紀初頭のバレンシアを象徴するキャプテンで元スペイン代表ライトハーフ。同リーグのライバルへの譲渡を嫌ったバレンシアがラツィオに売却しましたが、カルチョに馴染めず1年後にバルサ入り。帰ってきたファンハールの3バックシステムの右サイド全域をほとんど一人でカバーさせられ、持ち味を出し切れなかった感じでした。現在はミドルスブラを解雇され、無所属。

Marc Overmars (2000-04) 35歳
アーセナルからクラブクラブ史上最高額の移籍金で獲得したオランダ代表レフトウインガー。ピッチでは快速を活かしてチャンスメイクに貢献したものの、怪我や病気での故障が多く、移籍金に見合う活躍はできませんでした。膝の故障で現役引退しましたが、昨年古巣のゴーアヘッドイーグルスで復帰しました。

Philippe Christanval (2001-03) 30歳
若くから才能を高く評価されたフランス代表センターバック。バルサでも出場機会は与えられたものの、ちょくちょく怪我をしていた印象。プレーがマイペースすぎてリーガのスピードについていけてなかったように思えました。昨季終了後、フラムを放出されてから無所属。

Emanuel Petit (2000-01) 38歳
オーフェルマルスとともにアヤックスから獲得。700万ポンドとなかなか高額な買い物でしたが、コクーの控えという評価を覆せず。アーセナルやフランスワールドカップを思わせる活躍はまったくなし。モナコ時代のポジションとはいえ、ひさしぶりにセンターバックやレフトバックをやらされたりと起用法も気の毒でした。

Robert Enke (2002-03) 31歳
ベンフィカでビッグクラブの注目を集め、バルサが獲得した犬好きの現ドイツ代表キーパー。バルサではボナーノに次ぐ第2キーパーでした。アウェイのオサスナ戦でボナーノが負傷し、リーガデビュー。ライカールトには評価されず、フェネルバフチェやテネリフェにローンに出されました。その後、ハノーファーでブンデスリーガを代表するキーパーに成長。

Mario (2003-04) 26歳
たぶん、Pedro Mario Álvarezのことでしょう。アトレティコのカンテラ育ちで、バジャドリーで将来を期待されていたセンターバック。バジャドリー出身でライカールトのアシスタントコーチだったエウセビオの推薦でローンで獲得しました。身体能力の高いディフェンダーということでしたが、ほとんど出場できず。唯一出場したマラガ戦では1-5の大敗といいところはぜんぜんみられませんでした。

Fabio Rochemback (2001-03) 27歳
ドゥンガと同じインテルナシオナウ出身のボランチ。ハードワークと右足の強烈なキックが武器でした。それなりに出場はしていました。個人的には負けん気の強さが気に入っていた選手ですが、チーム状態も悪い時期で若い選手には難しかったと思います。その後スポルティングを経て、ミドルスブラで活躍。今季、スポルティングに復帰しました。セレソンに選ばれたこともあります。

Escaich (1994-95)
元エスパニョールの選手でスポルティング・ヒホンを経てバルサ入りしたセンターフォワード。自分は全然知りません。ウィキペディアカタルーニャ語版によると3試合1得点だそうです。

Geovanni Deiberson (2001-03) 29歳
1800万ユーロという信じられない移籍金で獲得したブラジル人アタッカー。プレー自体そこまで悪かったとは思いませんが、高額な移籍金を考えると・・・。ローン先のベンフィカで認められ完全移籍。今季加入したハルではチームの序盤の好調を引っ張り、アーセナル戦ではすばらしいミドルを叩き込みました。

Dragan Ćirić (1997-99) 34歳
パルチザンから獲得したセルビア人攻撃的MFもバルサの攻撃をリードすることはできずじまい。自分も名前以外は全然覚えていません。のちにバジャドリーでプレー。

Julen Lopetegui (1994-97) 42歳
ログロニェスからやってきたバスク人キーパー。バルサではほとんど出場機会なし。のちにラージョで活躍。スペイン代表では1試合しか出ていないものの、94年ワールドカップでは第3キーパーとしてメンバー入りしています。現在はレアル・マドリー・カスティージャ(Bチーム)の監督。

Christophe Dugarry (1997-98) 36歳
フランス代表ストライカー、レフトウィンガー。ジュリーが来るまで、バルサでフランス人選手は成功しないといわれていましたが、まさにその典型でした。得点力が全然なかった選手でバルサでは7試合無得点。1998年ワールドカップ、2000年ユーロ制覇のフランス代表メンバーでした。現在は引退。

Jari Litmanen (1999-2001) 37歳
フィンランドを代表する名手。アヤックスではファンハールのもと、シャドーストライカーとして暴れ、チャンピオンズリーグ制覇やチャンピオンズ得点王と活躍しました。ファンハールがオランダ化をすすめるバルサに鳴り物入りでやってきましたが、病院にいる時間のほうが長いと揶揄されました。セラ・フェレールの就任で出番がさらに減り、冬にリバプールに放出されました。現在はフィンランドのラフティでプレー。


Dani (1999-2000) 34歳
ダニもたくさんいますが、元スペイン代表ストライカーのDaniel García Lalaのことだと思われます。マドリーカンテラ育ちで、マジョルカでブレイクし、バルサが引き抜きました。たしか当時のスペイン人最高額だったと思います。最初のシーズンにサブとして使われながらもチーム3位となる11ゴール。しかし、その後は怪我もあって調子を落としてしまいました。戦力外になっても居座っていたので最後のほうの印象はあまりよくありません。本人のキャリアの面でももったいなかったと思います。サラゴサやエスパニョール、オリンピアコスなどでプレーし、昨季のラージョ・マハダオンダを最後に引退。

Igor Korneyev (1994-95) 41歳
エスパニョールから引き抜いたロシア代表FW。バルサでは活躍できず、のちにフェイエノールトで活躍。ちなみにバルサ初のロシア人選手で、最近ロシア人2人目となる11歳のキーパーがバルサカンテラに入団したそうです。

Frédéric Déhu (1999-2000) 36歳
ランスから獲得したフランス代表センターバック。バルサではあまり出場機会なし。当時、やはりフランス人はバルサで成功しないのかと思いました。その後パリSGやマルセイユで主力としてプレー。キャプテンも任されていたように記憶しています。昨季のレバンテを最後に引退。

Eskurza (1994-95) 39歳
アスレティックからやってきたバスク人ミッドフィルダー、Xabier Eskurza Garcíaのことだと思われます。バルサでは15試合出場したもよう。その後はバレンシア、マジョルカを経て、オビエドでキャリアを終えたようです。

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過去20年バルサ最悪の補強アンケート(途中経過)
Ezquerro 16%
Bogarde 11%
Maxi López 10%
Manolo Hierro 6%
Okunowo 5%
Mendieta 5%
Overmars 5%
Christanval 4%
Petit 4%
Enke 4%
Mario 3%
Rochemback 3%
Escaich 3%
Geovanni Deiberson 3%
Ciric 3%
Lopetegui 3%
Dugarry 2%
Litmanen 2%
Dani 2%
Korneyev 2%
Déhu 2%
Eskurza 2%


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個人的にも何人か挙げてみました。さすがに20年前からだとわからないので、10年前ぐらいから・・・。

リトマネン、メンディエタ、リケルメ、サビオラ(復帰後)、デラペーニャ(復帰後)、ジェラール(復帰後)といった期待が大きく裏切られたケース、あとはマキシ、マリオといったなぜとったのかわからない補強です。やはり怪我や起用法に恵まれなかったケースが多いです。

カテゴリー[ バルサ ], コメント[1], トラックバック[0]
登録日:2009年 01月 23日 20:52:59

コメント

一年以上前の記事に・・・
バルサにいたロシア人FWの名前で検索してきました。
コルネェフ!懐かしい。
このランキングにはリケルメ、ハジは入っていないんですね。
「期待外れ」といえばの二人だと思うんですが。
ビッグネームすぎて入れられなかった?
他にピッツィ、シモン、クァレスマ、R・デブール、ボナーノ、ルスチュ、ソニー・アンデルソン、グジョンセン、ココ、ザンブロッタ、フレブ、コドロ・・・探せば鬼のように出てきますね。カンテラ組も最後までイマイチだったアルテタやらレイナやら。

むしろバルサで活躍する方が珍しいといえるのかもしれません。移籍で獲得してうまく行った事のほうが少ない?デコ・エトー・ラーション達を獲得した年以外、大豊作はありませんからね。
良い記事ありがとうございました。それでは!

ども @ 2010年 08月 06日 14:40:34

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Sho
バルサファンで、好きな選手はロナルト・クーマン。ほかにひいきの選手はドラガン・ストイコビッチ、シュテフィ・グラフ(テニス)、パウ・ガソル(バスケ)、ガブリなど。

更新の時間がなかなか取れないので、当面はFC2ブログのほうでラテンフットボールを主に細々とやっていく予定です。リンクは下記
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