2007年 02月 12日

静かなる「善き人のためのソナタ」

<第64回ゴールデングローブ賞>授賞式が間近に迫る! - 米国

【ロサンゼルス/米国 16日 AFP】第64回ゴールデングローブ賞(The 64th Annual Golden Globe Awards)授賞式が15日、ビバリー・ヒルトン・ホテル(Beverly Hilton Hotel)で開催され、豪華顔ぶれが続々と会場入りした。写真は会場のレッドカーペットに登場した俳優のジェレミー・アイアンズ(Jeremy Irons)。(c)AFP/Hector MATA

AFPBB News


「善き人のためのソナタ/DAS LEBEN DER ANDEREN/THE LIVES OF OTHERS」
http://www.yokihito.com/
邦題に騙されたとは言わないまでも、やや誤解を生みかねない。
軸となっているのは主人公の大尉と盗聴対象の劇作家、大尉と部長との人間関係だと思う。
大尉は国家に対して忠実だが、部長はそれに加えて出世欲が強い。
劇作家は活動を停止された先輩演出家から影響は受けているものの
監視開始時はさほど反体制的とは思えないので監視体制に対する恐怖を感じた。

この映画での大尉の心情の変化は漫画でいうところのガーンといった場面はなく
終始静かで、とても30代の新人監督とは思えないほど老成している。
「グッバイ、レーニン!」に対しては否定的な意見のようだが、
なるほどこの映画には驚くほど若者が登場しない、
若者は体制的でも反体制的であってもさほど真剣さがないと言いたいのだろうか?
この映画で一番印象に残ったのは国家保安省に人生を振り回されて抜け殻のように
なってゆく劇作家であった。

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登録日:2007年 02月 12日 17:52:59

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