2007年 04月 13日

「オール・ザ・キングスメン」

オール・ザ・キングスメン/ALL THE KING'S MEN

原作も49年の映画も知らないが、なんとも冗長な映画だ。
ジェームズ・ホーナーの音楽がそれをさらに助長する。
さて前評判が悪かった本作、予告のときに気になっていたのは
ショーン・ペンが下手に見えること。もちろんキャラ作りの
一部なのだろうが元々どちらかと言うと苦手な俳優だっただけに辛い。
当て馬として知事選に推されていたことを知ったあとの開き直った演説は
前半のハイライトになるはずだが「ラストキング・オブ・スコットランド」の
フォレスト・ウィッテカーにはまるで及ばない。
一方ジュード・ロウは引きの演技で悪くはない。

話は現在から始まり一旦知事選前に戻り、知事になるまでの話となり
また現在に返る。そこで彼に対する弾劾投票が行われようとしている。
その理由は省略されている。監督は権力者は無条件で腐敗すると
思っているようだ。アンソニー・ホプキンス演じる判事への態度を見ていると
賄賂による買収と言うよりは、脅しや脅迫がメーンだろうか。
原作小説のモデルになった人はポピュリズム、ファシズムとして批判されたようだが
これを見ると社会主義的な政策に感じられるので、そうした風潮を嫌った勢力が
知事を排除しようとしたというサスペンスにでもしたほうが面白そうだ。

ケイト・ウィンスレットとマーク・ラファロの兄妹は後半に重要な扱いを果たす割には
扱いが悪い。アンソニー・ホプキンスが要所に出てきてある程度印象を残すのと好対照だ。
しかしこの映画で一番美味しいのはジャッキー・アール・ヘイリーだろう
知事の運転手兼用心棒として強烈な印象を残す。
共演のケイト・ウィンスレットの推薦によって彼女主演の
「リトル・チルドレン」に出演が決まったのだとか。
http://www.little-children.net/
あと、若い頃のジュード・ロウとケイト・ウィンスレットのシーンは笑える。

カテゴリー[ その他映画 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 04月 13日 22:39:57

カレンダー
< 2007年 04月 >
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30




プロフィール
JK
エミー・ファン!ブログ
最近のトラックバック
[11/21] しゃぶりんぴっく!
お気に入りリンク
検索