2007年 06月
「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~」
<第41回カルロヴィ・ヴァリ映画祭>映画「Shooting Dogs」のヒュー・ダンシー登場 - チェコ
【カルロヴィ・ヴァリ/チェコ 4日 AFP】6月30日から7月8日まで開催され、230を超える長編/ドキュメンタリー映画と40余りの短編映画が出品される第41回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭(41st Karlovy Vary International Film Festival、略称:KVIFF)で2日、マイケル・ケイトン・ジョーンズ監督(Michael Caton-Jones)による、アフリカ中央部で1994年に起こった100万人近くのルワンダ人虐殺の惨劇に居合わせたイギリス人司祭と若い英語教師の実話を基にした作品「シューティング・ドッグス(Shooting Dogs)」の出演俳優のヒュー・ダンシー(Hugh Dancy)がフォトコールに登場した。
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(c)AFP/ZUZANA MINACOVA
正確には劇場用映画ではなくテレビ映画。
ゴールデン・グローブで「クィーン」と同時に主演女優賞を受賞
(しかも二人のエリザベス女王で)した作品。
しかしこれはドラマなので吹替え、なので一旦吹替えで見てその後で数箇所を見直す。
その点、DVDは便利だなと思うのであった。
ジェレミー・アイアンズは助演男優賞を受賞。彼は前編のみ、もちろん悪い演技ではないが
ずっと若いヒュー・ダンシーが恋人となった後編の方がエリザベスの痛さも出ていて面白かった。
なによりも、 ヒュー・グラントと違う意味で、立派そうな外見に情けない中身
というのが今一番似合う英国人俳優ヒュー・ダンシーが見もの
(アメリカのそれはジェームズ・マースデン)。
原語で通して見ればヘレン・ミレンの細かい役作り(老け演技)なども分かったのかなと。
そういえばThe Golden Age というのもあるのであった。
http://imdb.com/title/tt0414055/
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登録日:2007年 06月 30日 17:52:56
<ロサンゼルス映画祭>にエミー・ロッサム出席
<ロサンゼルス映画祭>スピリット・オブ・インディペンデンス・アワードのセレモニー開催
【6月29日 AFP】6月21日から7月1日まで開催されるロサンゼルス映画祭(Los Angeles Film Festival)で28日、クリント・イーストウッド(Clint Eastwood)監督を称えるスピリット・オブ・インディペンデンス・アワード(Spirit Of Independence Award)のセレモニーが、ウエストウッドのハマー美術館(Hammer Museum)のビリーワイルダーシアター(Billy Wilder Theatre)にて開催され、スピリット・オブ・インディペンデンス・アワードを受賞したイーストウッド監督を初め多くの映画関係者が会場を訪れた。
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(c)AFP/Getty Images
犬と一緒の方を選んでみました。
イーストウッドさん、「ミスティック・リバー」憶えてますが?
またエミー・ロッサムを映画に起用してください。
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登録日:2007年 06月 29日 23:58:27
ホイットニー美術館主催「第5回アート・パーティー」にエミー・ロッサム出席
ホイットニー美術館主催「第5回アート・パーティー」に著名人が集結
【ニューヨーク 12日 AFP】ニューヨーク市内のスカイライト・スタジオ(Skylight Studio)で6日、ホイットニー美術館(Whitney Museum)主催の「第5回アート・パーティー(Art Party)」が開かれた。
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(c)AFP/Getty Images Evan Agostini
(前回のエントリーは削除して写真を取り替えました)
2007年 04月 04日で触れた検索仕様の変更ですが
http://www.actiblog.com/emfanphoto/32717
www.afpbb.com/index.php?module=Search&action=Search&word=~
で出来ていた検索も出来なくなってグーグルのみになりました。不便は不便です。
と言うわけでこの記事にも気付きませんでした。
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登録日:2007年 06月 24日 17:03:09
力作「ゾディアック」
<第60回カンヌ国際映画祭>ハリウッド発、実在の連続殺人事件を描いた『ゾディアック』上映会開催 - フランス
【カンヌ/フランス 18日 AFP】16日~27日にかけて開催される第60回カンヌ国際映画祭(60th Cannes Film Festival)で17日、『ゾディアック(Zodiac)』の上映会が行われた。
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(c)AFP/ANNE
「ゾディアック/Zodiac」
スティーヴン・ソダーバーグ、クエンティン・タランティーノ、ロバート・ロドリゲス、
ガイ・リッチー等々90年代以降に台頭した映画監督の近作がどうも冴えない。
もちろんクリント・イーストウッドのような存在は化け物であり、何作か作ればそれなりに
新鮮味はなくなり評価も辛くなる。しかしこれらの監督は語り口よりは
映像が売りであることが多く、劣化しやすいという危険は伴う。
デビッド・フィンチャーもそんな中の一人かもしれないと思っていた。
前作「パニック・ルーム」は楽しめないわけでないが、勢いはなくなったなと。
しかしこの「ゾディアック」はある意味では映画の醍醐味が楽しめる力作だった。
まずはジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニーJr.というメーン3人の熱演。
演出も的確だ。ただし映画としては大きな欠点がある。
それはよく言われるような長い上映時間ではなく。時間配分と構成だ。
原作はギレンホール演じる風刺漫画家なので、彼が主役と言ってもいいが
なにしろ他の二人は刑事と記者と言うプロなのに対して素人なので前半の比重が小さい。
ラスト30分は風刺漫画家の一人舞台だが、ダウニーJr.演じる記者はこの頃にはほぼ退場している。
さらに彼らがゾディアックによって私生活まで翻弄されたことまで描いているはずが
その部分はずいぶんとあっさりしている。登場時にバツイチの風刺漫画家は
ゾディアックでなくても、他のなにかに入れ込んで家庭を壊すだろうし、
アル中記者にも同じことが言える。
その意味で刑事の運命が一番ゾディアックの影響が大きいのではないか。
マーク・ラファロの演技も3人の中で一番好きだ。
この映画を見て思うのは捜査の難しさである。
一つ焦点となるのは筆跡鑑定であるが
例えば何パーセント一致すれば証拠となりうるのか
最後は個人の裁量にかかってくる。
例えばゾディアック事件が現代で起これば
別の捜査方法で犯人に近づけるかもしれないが
それをかわす方法も新たに出てくるだろう。
新聞社の中などはかなり凝ったセットで時代の空気を伝えていたと思うが
外の風景はサンフランシスコの知識がないせいか
ミュージカル「ヘアー」などがあったわりには時代を感じられなかった。
最後にチョイ役でアダム・ゴールドバーグが出てきたが
彼とジェイクを同じ画面には入れないでくれ、
風刺漫画家が精神を病んで別人格を作り出したのかと思った。
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登録日:2007年 06月 20日 00:32:28
何を象徴?「大日本人」
北野武監督作品「監督・ばんざい!」に続いて松本人志監督作品「大日本人」を見る。
当然比べるつもりでいたわけだが、早く終わりそうな方を先に見た。
これは「ボラット」よりも正統派のモキュメンタリーであるが、
やや気になったのはこの密着リポートが通常の「大日本人中継」で使われる
素材なのか、特番用なのかということである。細かいかもしれないが
モキュメンタリーは細かさも重要なだけに気になった。
オープニングは不思議な感じでいいのだがなかなか大日本人の姿を出さないのは
明らかに失敗。写真でいいから出すべきだった。
それから大佐藤の娘が出てきてプライバシー問題でモザイクをかける箇所、
ここは画像処理でモザイクをかけるのではなく
モザイクが書かれたお面をつけるといったギャグがあってもよかった。
密着ではなく出来上がった映像を大佐藤に見せるというシーンだったのでやや興ざめ。
「監督・ばんざい!」のところで触れた壊れそうなコメディアンには
ダウンタウン松本はあげておかなかった。
たしかにDT松本は現在のお笑いに不満を持っているだろう
恐らくは送り手だけでなく、受け手にもだ。
はっきり言って気に喰わない仕事もあるだろう。
「大日本人」には番組が深夜に追いやられて嘆くシーンがあると言って、
自分が世間から理解されない、誤解されている寂しさを
特撮ヒーローもののパロディとして描いている本作を
DT松本本人に当てはめることにはやや無理がある。
なりよりも本やDVDをあれだけ売っている人間は勝ち組なのだから。
見ながらあることに気付いたのは四代目大日本人の昔の映像だ、
これが力道山に見えた。そう思うと最初の獣の技はプロレス技だ。
日本のプロレスこそが八百長とバカにされ総合格闘技や
ストーリーを楽しむアメリカン・プロレスに押されて危うい立場にある。
テレビ放送は深夜が定番になってしまった。
ということで「大日本人」をプロレスで読み解いてみよう。
前任者が死んだり、ボケたりしたのは筋肉増強剤等を使用した結果の
早死や、身体を壊して普通の生活が出来ないこと。
大日本人が適わない外国から来た獣はプロレスラーキラー、ミルコ・クロコップ。
彼を倒すのは外国人。最後はアメリリ・プロレスの勝利?
(エンドロールの裏でやったコントが一番笑える)。
このように読み解いたとしても何の意味もないが
監督の言いたいのであろう認められない人への視線を
理解する手助けにはなるのではないか。
映画としてはコメディ映画ではなく、コント映画だった。
次があるなら今度はきちんとしたコメディ映画を見てみたい。
しかし怪獣顔のUAを獣に起用しなかったのは残念。
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登録日:2007年 06月 17日 16:20:22
壊れかけの「監督・ばんざい!」
<第60回カンヌ国際映画祭>短編映画集『Chacun Son Cinema』で豪華35監督が描く「映画館」への思い - フランス
【カンヌ/フランス 21日 AFP】カンヌ国際映画祭(60th Cannes Film Festival)の60周年を記念して20日、世界25か国の監督35人が手がけた60周年記念作品『Chacun Son Cinema(英題:To Each His Own Cinema)』の上映会が開かれた。
≫続きを読む…
(c)AFP/Valery Hache
現在開店休業中の「BS マンガ夜話」という番組がある
http://www.nhk.or.jp/manga/index.html
色々とマンガの見方を教わったが、いくつかの印象的な言葉の中に
「ギャグ漫画家は長くやってるとみんなおかしくなる」がある。
いしかわじゅん公式HPより
http://hw001.gate01.com/jun-i/kako21.html
(過去の日記を読めるようにしてあるのはいいがいつの頃の話か分からないのは困る。
調べたら2002年の第23弾「マカロニほうれん荘」の回と判明)
確か漫画家が「俺のギャグはどこまで通用するのか」といったようなことを
悩むという話だったと思うが、この回でも後半からペンの力も抜け、
作風がまるで違ってしまったことを指摘していたと思う。
たしかにそこには壊れてゆく表現者の叫びが見て取れた。
日本のお笑い界の内情は知らないが、そのようなケースはあまりないように思う。
才能がなくて悩んでも、一度トップに立った後にそれ以上を求めて悩むことが
ないからだろうか。下積み時代は大変なのだろうが、一旦人気が出ればわりと
楽な仕事が増えれば悩むことはない。そんな中で壊れそうな人を探すとすれば
爆笑問題大田あたりだろうか。この北野武最新作はまさに壊れかけた
表現者の姿が見ることが出来る。映画の前半はギャング映画を封印した
キタノ・タケシ監督があらゆるタイプの映画を撮りまくる。
中ではSFが見たい、北野監督はSFマインドを隠し持っているような気がする。
あとは今の邦画のパロディとして見るならどの映画にも大杉漣出ていてもよかった。
映画の後半は江守徹、岸本加世子、鈴木杏らが出演したナンセンスコメディになる。
これの面白さはぼちぼち。ここに出てくるプロレスラー・ラーメン屋は良かった。
なるほど「3丁目の夕日」パロディの「コールタールの力道山」からの流れか、
こうしたアクション・コメディも見たいが実現しても当分先になりそうだ。
先の漫画家の話に例えれば北野監督の筆圧は衰えていないように感じた。
集中力さえあればきちんとした作品を作れるだろう。
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登録日:2007年 06月 12日 19:59:58
「プレステージ」
映画「The Prestige」プレミア試写会にS・ヨハンソン出席 - 英国
【ロンドン/英国 6日 AFP】クリストファー・ノーラン(Christopher Nolan)監督の映画「The Prestige(小説邦題:奇術師)」のプレミア試写会が5日、レスター・スクウェアのオデオン(Odeon)で開催され、米国人出演女優のスカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)が登場した。
≫続きを読む…
(c)AFP/SHAUN CURRY
原作つきの映画を見る前に原作を読むか場合とは原作が長い、背景に色々とある、
謎が多い話である等々。結局は気分の問題だが原作「奇術師」は既読なので、
原作の二つの大オチは知っていた。
と言うことでこの映画は原作を知らない人や初見の人には
いい意味でのハッタリを効かせた映画に、
原作読者にもちょっとした仕掛けかがあり、
原作の知識だけで見るとミスリードされることになる。
二回目に見る人には程よく抑制の効いた映画になっている。
ミステリーを軸にSF、オカルトを混ぜた原作ではボーデンとエンジャ
(映画ではアンジャー)の子孫が二人の残した日記、本を読むと言う
二重三重の構造になっているが映画では19世紀末のみ。
この辺に脚本家の苦労が伺える。
アンジャー殺しの容疑をかけられたボーデンの裁判、刑務所でのやりとりが
時間軸の基準で過去に返ったりするが構成は注意していれば
大きく混乱することはない。ライバル対決を直接見られるのは本よりも魅力的。
途中からテスラが出てくるが彼に関する本は読んでいたので
登場する瞬間に怪しげな雰囲気が出ないとだめなのだが
その意味ではデビッド・ボウイはもう一つだったが、
あの電灯が付いた街の様子は美しかった。
この会社もテスラの宣伝すればいいのに
http://www.elekiban.com/html/mame06.html
80ミリテスラじゃ効いた気がしない?
ボーデン夫人役のレベッカ・ホールは初めて見たが精神不安定な妻役を
なかなかうまく演じていて好印象、これから活躍できるか。
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登録日:2007年 06月 11日 19:55:57
ズーイー・デシャネルがM・ナイト・シャマラン新作に出演
『ヴァニティ・フェア』主催 オスカーパーティにズーイー・デシャネルが登場 - 米国
【ロサンゼルス/米国 27日 AFP】25日、米国のエンターテインメント誌『ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)』主催によるオスカーパーティ(Vanity Fair Oscar Party)が、第79回アカデミー賞(The 79th Academy Awards)と同日に開催された。写真は会場に登場した女優のズーイー・デシャネル(Zooey Deschanel)。(c)AFP/Getty Images Evan Agostini
ズーイー・デシャネルがM・ナイト・シャマラン新作に
http://eiga.com/buzz/show/6407
M・ナイト・シャマラン監督の「レディ・イン・ザ・ウォーター」に関しては
ここで厳しいことも言った。
http://www.actiblog.com/emfanphoto/16755
いつ夢オチになるのかを待っていたことを思い出す。
ということで一般的にはシャマランは劣化の一途を辿っているとの印象があるだろうが
よく考えると本人はあまり変わっていない。
オリジナル脚本(一応)を書くことで約10年生き抜いてきたシャマランだが
恐らく他人とは違う思考を持っているか、あるいは思考のある部分が欠落している。
そこが個性なのだが、「レディ・イン・ザ・ウォーター」では
欠落部分の大きさに自分で気付かなかったに違いない。
すべての出来事が偶然ではなく必然と言うのは「アンブレイカブル」「サイン」
「レディ・イン・ザ・ウォーター」と一貫している。彼はオチに興味などないのだ。
で、ズーイー・デシャネル。彼女を起用して(商業的に)シャマラン復活になるのか
同じ俳優と2度仕事をすることが多いだけに、気になる。
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登録日:2007年 06月 08日 19:45:10
女優対決「あるスキャンダルの覚え書き」
<第57回ベルリン国際映画祭>「Notes On A Scandal」上映会開催 - ドイツ
【ベルリン/ドイツ 13日 AFP】8日から18日まで開催される、第57回ベルリン国際映画祭(The 57th Berlin International Film Festival、Berlinale)で12日、英米合作映画「Notes On A Scandal」の上映会が行われた。
≫続きを読む…
(c)AFP/DDP/OLIVER CLAUSEN
「あるスキャンダルの覚え書き/NOTES ON A SCANDAL」
同じ年にエリザベス一世を演じて賞レースにぎわせたジュディ・デンチとケイト・ブランシェットの
本格的共演映画。本作でそれぞれ主演と助演にノミネートされた。
とは言え相乗効果はもう一つ、パンフレットには原作本翻訳者の寄稿もあり、
それによると映画化により構造は単純になったらしい。個人的にはもう少し
二人の思惑のすれ違いなどを見たかった。二人の対決よりも何気ない
シーバ(ケイト・ブランシェット)とリチャード(ビル・ナイ)言い合いが良い。
ふつうの人物を演じるビル・ナイを見るのも久しぶりのような気がする。
ジュディ・デンチ(シーバ)の演技自体は迫力もあっていいのだが、
気になったのは彼女の存在がまるでモンスターのように感じられたこと。
彼女があそこまで堕ち、他人を支配することに喜びを感じるようになった過程や、
それまでの人生を連想させるものはあまり描かれていない。
映画はバーバラのナレーションで語られ、彼女の視線で描かれているだけに
当人であるバーバラの過去はほとんど明かされないのだ。
唯一出てきたといっていいのはシーバの前に支配していた女性の
何マイル以内接近禁止というエピソードだけ。
ホラーかオカルト以外で理由なき絶対悪が出てくるのはどうも苦手だ。
対するケイト・ブランシェット、彼女の演技がジェニファー・ハドソンより素晴らしいのは
当たり前、それなのに賞レースでは話題にならないのもよくある話
(と言いつつオスカー候補者で最も助演にふさわしいのはアドリアナ・バラーザだと思う)。
断片的エピソードから、シーバの過去が想像できる。ゴスに入れ込んだ少女時代。
20歳の頃に教育者であるリチャードを略奪し、それなりに幸せな結婚。
そしてここ10年はダウン症の息子を苦労しながら育てる。
その代償として結果的に娘は甘やかしてしまう。
それらが15歳の少年と関係を持った理由をなんとなく分からせてくれる。
20歳のシーバがどんな女性だったかを想像するのも楽しい。
終盤スキャンダルが明るみに出て二人の関係が一番親しくなったのもつかの間、
シーバがバーバラの秘密を知ってからの展開はお見事。
フィリップ・グラスの音楽の出来はともかく、音量の大きさには閉口してしまった。
http://www.actiblog.com/emfanphoto/33196
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登録日:2007年 06月 04日 00:57:49
映画監督なんて・・・「恋愛睡眠のすすめ」
<サンダンス映画祭>映画「The Science of sleep」の監督がポートレート撮影に登場
【パークシティ/米国 24日 Getty Images/AFP】23日、パーク・シティで開催中の2006年サンダンス映画祭(Sundance Film Festival)に出品されている映画「The Science of sleep」の監督フランスのミシェル・ゴンドリー監督(Michel Gondry)が、ゲッティ・イメージズのスタジオでポートレート撮影を行った。(c)Getty Images/Mark Mainz
「恋愛睡眠のすすめ/LA SCIENCE DES REVES(THE SCIENCE OF SLEEP)」
おそらく世界中のかなりの映画制作者がミシェル・ゴンドリーに心の奥では同意しながら、「こんな妄想男の話はやめてくれ」と言っているに違いない。映画製作者なんて
格好いいのは俳優と極一部の関係者で、そのほとんどはこんなどうしようもなく
オタクでガキっぽい男だと言っている映画だからだ。
父親が死に母親がいるパリへとやってくるメキシコ人を演じるガエル・ガルシア・ベルナルは
そのままアメリカで仕事をするフランス人、ミシェル・ゴンドリーの投影。
演じるガエル君のルックスはいいがここでは背の低さも手伝って小動物のような
か弱い存在。その行動もほとんど妄想が歩いている状態、たとえ作り出すものが
おしゃれっぽくても、それを目的に作ったのではなく、たまたま好きなように作った結果が
そうなっただけ。そんな彼に最終的には母のように接することになるステファニー
(シャルロット・ゲンズブール)、つまりステファンはマザコンなわけで、
オタクでマザコンと手のつけようがない。
これはサイコ・サスペンスではないので現実と夢の境目や、ラスト・シーンの意味などを
考える必要はない。むしろすべてが夢と考えた方がいいくらいだ。世界中の妄想癖の
ある男は他人に迷惑をかけないレベルでその妄想を何らかの形で表現すべきである。
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登録日:2007年 06月 02日 20:24:11
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