2008年 03月

「ダージリン急行」

第64回ヴェネチア国際映画祭 『The Darjeeling Limited』 フォトコール開催

【9月4日 AFP】第64回ヴェネチア国際映画祭(64th Venice International Film Festival)6日目を迎えた3日、ウェス・アンダーソン(Wes Anderson)監督のコンペティション部門ノミネート作品『The Darjeeling Limited』のフォトコールが行われ、監督・出演者らが姿を見せた。(c)AFP

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ダージリン急行/The Darjeeling Limited

ウェス・アンダーソン監督の新作は単に家族ではなく兄弟に焦点を当てている。この兄弟という関係が微妙で面白い。簡単に言えば横の関係だが、親を介すことで縦2回の関係になることもある。この映画では親の力は小さく父親は話だけ、失踪中の母親(彼女を追いかけるためにインドへ行く)は出てくるが、思ったよりは大きな力を及ぼさない。基本的には自分探しやスピリチュアル・ジャーニーの類は嫌いだが3人を演じる俳優の演技が変で良い。長男フランシス(オーウェン・ウィルソン)は仕切り屋、次男ピーター(エイドリアン・ブロディ)は心配性、三男ジャック(ジェイソン・シュワルツマン)はお調子者。このうちO・ウィルソンとJ・シュワルツマンは実際の兄弟や親戚がこの業界で働いているのでその辺の感じをうまく出している。長男の包帯姿の謎などグダグダになりそうなところをある事件で埋めたのはうまいが、最後の流れはもう一つと感じた。それでも最後、列車内を切り取った画はすてきだ。しかしこの3人はインドから帰ってこられるのだろか。あと途中のインド人女性はロザリオ・ドーソンかと思ったら違った。ルイ・ヴィトンの特注バッグも印象的。

頭についてくる「ホテル・シュバリエ」はナタリー・ポートマンの一瞬ヌードが話題だが、この付かず離れずの男女関係のモデルはジェイソン・シュワルツマンとズーイー・デシャネル?今は付き合っていないはずだが、お互いの音楽アルバムに係わったりするのを知るとそう思ったりもする。彼女のShe & Himについては別の場所で。

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登録日:2008年 03月 26日 23:47:00

「アメリカを売った男」

<第6回トライベッカ映画祭>オープニングで「SOS Short Films Program」のプレミア上映会開催 - 米国

【ニューヨーク 27日 AFP】第6回トライベッカ映画祭(Tribeca Film Festival)が25日にオープニングを迎え、世界の環境問題を訴える短編映画製作プログラム「SOS Short Films Program」で製作された映画のプレミア上映会が行われた。写真は、会場に姿を見せた同映画祭共同創立者で俳優のロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)。(c)AFP/Getty Images/Tribeca Film Festival Evan Agostini

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好きな俳優(ローラ・リニー)とけっこう好きな俳優(クリス・クーパー)が出演している可も不可も無い映画、たまにはこんな映画を見るのもいい(二人ともやや力が入りすぎ)。実在の長年ロシアに情報を漏らしていたFBI捜査官ロバート・ハンセンを演じるのがクリス・クーパー。監督の前作「ニュースの天才」ではへイデン・クリステンセンが捏造をする記者をオロオロしながら演じていた記憶があるが、そこはクリス・クーパー、いつもの苦虫を噛みつぶしたよう顔を基本に少しの変化で感情を表現する場面が多い。「ニュースの天才」と同じように当事者ではなくそれを調査する側から描かれていて、それをずるいとするかは見る人次第。

FBIに戻ってハンセンがFBIに戻ると新しい部署を与えられるがそこには部下はオニール(ライアン・フィリップ)一人きり、それは名前ばかりで実際にはオニールにハンセンの調査を命じたケイト・バロウズ(ローラ・リニー)が用意した監視用の部屋だった。そこでハンセンがまずやったことはコンピューターのLAN回線を取っ払って、勝手に回線を繋ぐこと。それはいかにも頑固な男らしいと映るが、コンピューターに詳しい彼らしい行動にも見える。

彼と対峙することになるのがエリック・オニール(ライアン・フィリップ)。二人が並ぶとかなり幼く見えるのはだけでなく、役者の力不足と感じる場面が少なくないが、そこは監督が計算したものと思いたい。オニールが一度はスパイ活動をやめると決めたハンセンのプライドを刺激してまたスパイ活動をさせて決定的な証拠を見つけようとする場面が見所の一つになっている。バロウズは最初オニールにハンセンが局内でセクハラもどきの行為を調査するように言うのだが、これが引っ掛けだと思っていたら、本当に変態だったのには笑った。しかも熱心なカトリック信者というおまけつき(オニールが見込まれた理由の一つだろう)、もちろんその二つが重ならないわけではない。

なぜ長年に渡ってスパイ活動を続けたのか、劇中では金のためだと言っている。実際に冷戦終了時期には足を洗っていたのにプーチン政権ができてからまた活動を再開したので、何らかの必要に迫られたのかもしれないが、そんな説明で納得できる人はいないだろう。パンフレットには自分を重用しない上層部のへの不満というのも書いてある。最終的には情報という実体無きものに感覚が麻痺したのではないか。司法取引をして終身刑になったそうだが、多くに人が証言してほしくないと思うようなことも色々と知っていたのだろう。最後のほうはいい加減に俺を捕まえてくれとも見える表情も印象的だ。

「アメリカン・ギャングスター」でもそうだったが、ここでも組織内の不正をあぶりだした人は組織の外に出てゆく。なぜかオニールとバロウズが会うシーンがスパイ物だけでなく近未来ものっぽいのが不思議。

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登録日:2008年 03月 21日 21:26:05

「バンテージ・ポイント」

映画「Vantage Point」のロケ撮影が行われる - メキシコ

【メキシコシティ/メキシコ 23日 AFP】大統領暗殺をテーマにし、黒澤明監督の名作「羅生門」的手法でストーリーが展開していくスリラー映画「Vantage Point」の撮影が22日、メキシコシティの街中で行われた。写真は撮影中に握手をする出演アメリカ人俳優のデニス・クエイド(Dennis Quaid、右)と出演アメリカ人俳優のマシュー・フォックス(Matthew Fox)。同映画には個性派俳優のフォレスト・ウィッテカー(Forest Whitaker)も出演する。(c)AFP/Getty Images Susana GONZALEZ

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ドラマ「24」シリーズと映画「ジェイソン・ボーン」シリーズを足して「羅生門」で割ったような予告の印象からのずれはあまりない。怪しい動きをした人物は確かに怪しかったし、同じ事件を何度も見ても多少印象は違うものの証言が食い違うわけではないので安心して見ることができる。その反面あの場面を巻戻したいとは思わなかった。つまり親切と言えば親切な展開だが、意外な方向へ行かないという意味ではつまらない。まあデニス・クエイドが上の方でクレジットされる映画なので最後は体力勝負(正確にはカーチェイス)になることは予告の段階で分かってしまう。

この映画がだめなの「羅生門」的な味付けというアイディアに頼りすぎな点と、デニス・クエイド演じるバーンズのキャラクター付けに失敗している点にある。「24」のジャック・バウワーだったら彼がどんなに変なことをしても視聴者は付いてゆける。それに対してこの映画はバーンズをわりと早くからヒーローとして描いているので、広がりが無い。彼が大統領の盾となって被弾した過去もうまく生かされていない。

監督は爆弾事件を題材にした作品を撮っているらしいが、テロ組織の背景やアメリカとテロの関係(この首脳会談の裏にあるもの)などを深く突っ込まなかったのは良かったと思う。フォレスト・ウィッテカーの良い人役は作品を救っている。

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登録日:2008年 03月 10日 00:34:25

祝アラン・メンケン復活「魔法にかけられて」

マドリードで『Enchanted』のプロモーション開催 エイミー・アダムスが登場

【10月25日 AFP】スペインのマドリード(Madrid)で25日、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ(Walt Disney Pictures)配給映画『Enchanted』のプロモーションが行なわれ、出演女優のエイミー・アダムス(Amy Adams)が登場した。(c)AFP

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ディズニーがセルフ・パロディをした映画として話題の一本。個人的には80~90年代のディズニーを音楽の面から支えたアラン・メンケンの復帰作(正確には日本未公開のアニメ「ホーム・オン・ザ・レンジ」がある)としての意味の方が大きい。さっそくアカデミー歌曲賞に3曲ノミネートされている。3曲選ばれたと言うことからも分かるように、全体のレベルは高く楽しいが、この1曲というインパクトは薄い。"真実のキス/True Love's Kiss"はアニメのパートで流れるディズニーの王道的な曲。動物たちとの掛け合いが楽しい。"歌ってお仕事/Happy Working Song"も同様だがニューヨークで集まる動物たちの凄さといったら「レミーのおいしいレストラン」を越えるグロさ。ヒロインのジゼル(エイミー・アダムス)がアニメの世界のように歌いニューヨークの人々を巻き込んでゆく"想いを伝えて/That's How You Know"は「リトル・マーメイド」を連想させるラテン風味がおいしい。ミュージカル・シークエンスとしてはこの映画の見せ場だが、やや間延びした感じがするのは残念。"そばにいて/So Close"は舞踏会で歌われて、ジゼルとロバート(パトリック・デンプシー)が自分たちの思いに気付くことになるロマンティックな曲、どれか1曲と言われればこれか。

ヒロインのジゼルを演じるのはエイミー・アダムス、実際には30過ぎなのでアップはしんどいと思う場面がないわけではないが、彼女の立ち振る舞いにはイノセントなところがあって似合っている。アカデミー賞の歌唱で、ある意味空虚な歌を嫌味なく見せてくれた姿も記憶に新しい。ロバートの婚約者ナンシーを演じるイディナ・メンゼルは「レント」のというより本作の作詞担当スティーヴン・シュワルツが手掛けたミュージカル「ウィケッド」のエルファバとしてお馴染み、つまり魔女顔。ジゼルを捜しにくる王子エドワードはジェームズ・マースデン、「ヘアスプレー」でいいところを見せた彼も、本作ではお約束の役割だが印象は悪くない。ここでも歌あり。「スウィニー・トッド」より出番が多いティモシー・スポールは各種変装を取り混ぜて相変わらずの小物振りを発揮。そして忘れていけないのがシマリスのピップ。この映画の影の主役として活躍。アメリカでの公開時期が「Alvin and the Chipmunks」と少しかぶったのは面白い。

またジゼルが追放されたニューヨークで知り合うロバートはバツイチ子持ち離婚弁護士、公開時期は年末等を考えればこの組み合わせは「34丁目の奇蹟/34丁目の奇跡」のパロディであると気付く。あちらはサンタを信じない子供に信じさせようとするのが一つの柱だったように、こちらのロバートも娘モーガンにお伽噺など読んであげないが、次第に二人ともジゼルに影響を受ける。この設定の背景にあるのはいわゆるディズニー・プリンセス商法だ。軽い気持ちでディズニーのお姫様を集めたグッズを売り出したら、女の子たちの眠っていたお姫様需要を喚起して大当たりした(映画「リトル・ミス・サンシャイン」などは恐らくこの風潮をパロディにしている)。この映画の最後もそれらを連想させる。それをディズニーの商業主義と取るか、女性には誰でも心の奥底に乙女心があってそれを刺激させると表面に出てしまうと取るかは人それぞれ。

徐々にシンプルになってゆくジゼルのファッションも見もの。これは彼女がニューヨークに感化されたと言うことでもあるが、逆にジゼルに影響されたロバートとナンシーの舞踏会の衣装が(舞踏会とは言え)派手なコスプレ風なのには笑ってしまう。パンフレットの舞踏会の説明にプロムが出てくるが、この映画の筋は学園ドラマの変形と言えるかもしれない。「遠い国からやってきた転校生ジゼルはアメリカの常識には無知で四苦八苦、でも生徒会長のロバートは助けてくれてなんとか学校生活にも馴染む。ジゼルはロバートのことが気になるが、ロバートには(チアリーダーならぬ)演劇部長の恋人ナンシーがいるし、ジゼルにも向こうの国で将来を誓ったエドワードがいる。そこにエドワードがいきなり親の力で転校、ジゼルのことも気になっていたロバートはプロムにはやはりナンシーを誘う。しかしプロムでは一波乱が待っていた」

最後にスーザン・サランドンは素顔が出ないのに、それなりにがんばっています。

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登録日:2008年 03月 09日 23:13:11

2008年ベスト候補「4ヶ月、3週と2日」

パルム・ドールを受賞したムンギウ監督ら、母国で会見を行う

【6月1日 AFP】映画『4 Luni,3 Saptamini si 2 Zile』で第60回カンヌ国際映画祭(60th Cannes Film Festival)の最高賞「パルム・ドール(Palme d’Or)」に輝いたクリスチャン・ムンギウ(Christian Mungiu)監督らが31日、母国ルーマニアのブカレストで記者会見を行った。
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(c)AFP

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4ヶ月、3週と2日/4 luni, 3 saptamani si 2 zi/4 MONTHS, 3 WEEKS AND 2 DAYS

2007年映画ベスト10のときに東欧が舞台の映画が増えるだろうと書いたが、これは英米が舞台の映画を想定していたので、ルーマニアの監督が自国の歴史を描いたこの2007年のカンヌ国際映画祭パルムドールは念頭においてなかった。

これが長編二作目の40歳というクリスティアン・ムンジウの力量はかなりのものがある。ワンショットを基調とした映像、現実感にこだわった台詞や緊張感たっぷりの演出のどちらも素晴らしい。監督の頭の中できちんと完成図ができていないとこうは撮れない。最近長回しで話題になった映画というと『トゥモロー・ワールド』があったが、これを観るとあちらがテクニックのためのテクニックに見えてしまう。この映画にもそれを感じる箇所がないといえば嘘になるし(長めの会話でウトウトしたと告白しておく)、さすがに夜が暗すぎるなど気になる点はあるが大した問題ではない。

これと似ている映画というと題材も共通している『ヴェラ・ドレイク』だろう。マイク・リーは役者に自分の台詞以外の台詞を教えないことでリアリティを出すが、それによって生まれた演技の印象は個人よりはアンサンブルの素晴らしさが目立つ。こちらは登場人物が少ないこともあって個人の良さが際立っているように思う。

メインの3人の俳優はどれも魅力的だが、とくに主役のオティリアを演じるアナマリア・マリンカが素晴らい。すでにイギリスで活躍しているので、姿を見る機会も増えるだろう。オティリアとガビツァの関係は日常・非日常、主・従がころころ変わるような快感を味わえる。ローラ・ヴァシリウ演じるか弱いガビツァは観ている側をイライラとさせるが、それは彼女の演技がよく出来ている証拠だ。わがまま言い放題の姿やコトが済んだ後でのあっけらかんとした表情などは見事(これは卒業パーティー中にトイレで出産して、またパーティーに戻った女性の話を思い出した)。同じことはベベ役のヴラド・イヴァノフにも言える。こちらは文字通り最高に嫌な奴だ。彼の言動は立場的には真逆だがいかにも公務員的なホテルのスタッフと似ている。この辺りもうまい。

日本人から見て一番の謎なのはオティリアがどうしてガビツァにあんなに尽くすかだろう。監督によるとすでに倫理観を失っていた状態だそうだが、この映画ではその背景については直接描いていない。しかしそれでこの映画の価値が下がることはない。この映画は中絶の是非を問うような映画ではなく、国民があのような状況にまで追い込まれていた斜陽のルーマニアを描き、どこかおかしくなった国の中で必死に生きようとする人々を切り取った映画だからだ。それ意味ではこの映画はいわゆる社会派映画ではなければ、女性の友情をメインにした映画でもない。

それでもいくつか理由を考えてみる。
(1)オティリアはガビツァに大きな借りがある
あの恋人はかつてガビツァの恋人だった。子供の父親はオティリアの近くにいる人である。とにかく色々と世話になった。
(2)オティリアはガビツァに大きな貸しを作ろうとしている
ことわざで言えば情けは人のためならずということになる。たとえ法を犯しても正しいことをしていると信じているオティリアは、このような行為をしていればいつかは社会のためになると信じている。オティリアは自分が中絶をしなくてはいけなくなったときにはガビツァに頼ると言っているが、彼女が直接助けてくれなくても彼女にした行為が噂で広まれば誰かが助けてくれるだろう。
(3)体制への反抗
これは映画評等で一番多い意見である。映画は共産政権末期の空気を反映し活気は無く、夜は文字通りに暗いなど国力が落ちているのは明らかだ(ちなみに冒頭の輸入商品を売りさばく風景は、アメリカ映画ならドラックの売買になる)。その一方で、ホテルのスタッフとのやり取りはいかにも共産国家らしいものである。途中の恋人の家における誕生パーティーの華やかさは見栄を感じてかえって寂しさすら漂う。そしてパンフレットの監督のインタビューにあるように、バスの中でオティリアがキップを譲ってもらうと言う場面は、車掌のお役所仕事に対する小さな抵抗と言えそうだ。オティリアがガビツァに尽くすのもそんな小さな抵抗の積み重ねなのかもしれない。
個人的には(2)をベースに(3)と勝手に解釈している。

馴染みの薄い国からこんなに凄い映画が来るとは映画というメディアの面白いところで、音楽だといくつかのクッションが必要になるのでこうはいかないのではないか。家でパンフレットを眺めながらガビツァの名前がGabitaとなっていることに気付き、IMDbをチェックするとGabriela 'Gabita' Dragutとなっていた。彼女の名前は天使ガブリエルに由来する名前なのか。

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登録日:2008年 03月 05日 22:16:12

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