2008年 05月
『セックス・アンド・ザ・シティ』NYプレミアにエミー・ロッサム出席
<SATC>映画『セックス・アンド・ザ・シティ』NYプレミア上映会、ゲストの華やかな顔ぶれ
【5月29日 AFP】米ニューヨーク市内のレディオ・シティ・ミュージック・ホール(Radio City Music Hall)で27日、映画版『セックス・アンド・ザ・シティ(Sex And The City)』のプレミア上映会が開催された。
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(c)AFP/Getty Images
さすがはニューヨーカー。ドレスは前回と同じくカルメン・マーク・ヴァルヴォ。彼女いわく好きなのはキャリーだが、自分の中にシャーロットがいるとのこと。
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登録日:2008年 05月 30日 00:00:25
「アイム・ノット・ゼア」
映画『I’m Not There』ニューヨークでプレミア上映会開催
【11月14日 AFP】映画『I’m Not There』のプレミア上映会が13日、シネマ・ソサエティ(Cinema Society)とホーガン(Hogan)の主催により、ニューヨークのチェルシー・ウェスト・シネマ(Chelsea West Cinema)で開催され、監督・出演者らが出席した。(c)AFP/Getty Images
アイム・ノット・ゼア/I’m Not There
トッド・ヘインズ監督による6人俳優を起用してボブ・ディランの姿を描く(あるいは描こうとしない)映画。ボブ・ディランへの興味はアルバム聞きかじった程度。幻想的な物語からはじまり、このままの調子かと思っているとジュリアン・ムーアにジョーン・バエズと思われる歌手を演じさせるモキュメンタリー風味な場面があったりと一言では説明しづらいので、俳優を中心に語る。
まずはダメ組。ベン・ウィショー、彼が担当しているのは詩人なので、これは演技が悪いと言うよりは言葉の壁を感じさせる。クリスチャン・ベイル、一応二役を当られているが、キリスト教に改宗する70年代から80年代の方は音楽的に地味な時期なので扱いが悪い。クリスチャン・ベイルが髪の毛をもじゃもじゃにするとウィル・フェレルに似ることを発見したのが収穫。リチャード・ギア、このパートが一番難解なのは仕方ない。バイク事故で隠遁中のディランのようであり、俳優の年齢から考えて現在のディランのようである一方で、ディランが係わった映画にインスパイアされたと思われる部分ありとハードルが高くなっている。それでも見世物小屋の描写などは素晴らしい。
そして良かった組。カール・フランクリン、黒人少年による放浪の旅。この一本で独立した話として成立する。歌も悪くない。また途中でよる裕福な家に「エデンより彼方に」で学んだものが表れているのも印象に残る。ケイト・ブランシェット、物まねという人もいるようだが、限られた時間で押さえなくてはいけないエピソードが多いのでそういう印象も仕方ないのかもしれない。しかしケイト自身に責任は無い。ここに登場するミシェル・ウィリアムズのイモ臭いイーディと比べたらどれだけましなことか。そういえばイーディの映画を下の階でやっているのも皮肉だ。皮肉といえばヒース・レジャー、終わりを迎えつつある結婚生活を演じているが、疲れた様子はよく出ている。これがミシェル・ウィリアムズとの関係を反映していたりすると考えると辛い。その破局のあとに、亡くなってしまっただけにそう思う。
サウンドは「追憶のハイウェイ61」あたりが一番しっくり来る。年に2,3本は変な映画を見るのが映画ファンの醍醐味と思っているが、これはそこまでは行かない。
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登録日:2008年 05月 28日 23:50:54
アプトン・シンクレア 『石油!』
映画「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の原作(一応)アプトン・シンクレアの『石油!』を読む。とても長い小説だが事前情報通りに映画は冒頭の極一部の設定を利用しただけだった。長編小説を映画のサイズに収めるために短くするケースが多いが、これは一部を拡大したという意味では短編の映画化に似ているかもしれない。小説と映画を比較して違和感があるのは映画のポールの存在だろう。どうしても蛇足に感じられる彼の存在は原作から残った中途半端な設定と言える(以下、小説は父親・息子、映画はダニエル・HW)。
小説の主人公は父親ではなく息子、息子は父親の仕事を近くで見ながらも社会主義に傾倒して行く。それに影響を与える人物の一人が友人のポール。この二人が小説の中心人物となっている。イーライは数箇所出てくるのみだが、強い印象を残す。映画では女っ気がまったくないが、小説では色々とある。映画では映画業界はほとんど出てこないが、小説では息子が女優と付き合っている。ポール・トーマス・アンダーソンは明らかに意図的にその要素を外している。逆に映画の冒頭にあるゴールドラッシュは小説ではない
個人的には映画のストーリーは実に奇妙で、起承転結の「転」と「結」をつなぐ部分もわざと飛ばしている。その後に「結」が急展開をするわけだが、これは小説のラストにも似ている。ただし小説のほうはそれまで長いページを割いて登場人物たちの変化(衰えや成長)を描いているので、展開が急であっても起こることには納得できる。映画はそうなっていない。ダニエル一人に焦点をあてているようでいながらまったくこの人物が掘り下げられていない。その意味ではこのアダプテーションは見事に失敗している。しかし「転」と「結」の間に出来てしまった「間」について考える機会を観客には与えられる。これはこの映画の良い点である。例えばHWの独立とそれに対するダニエルの態度がそれだ。ダニエルにしては甘いと思われるこの行動の理由とは何なのか、観客に問いかけられた永遠の謎である。
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登録日:2008年 05月 27日 23:06:35
「ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛」
【5月10日 AFP】ニューヨーク(New York)のジーグフェルド劇場(Ziegfeld Theatre)で7日、映画『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛(The Chronicles Of Narnia: Prince Caspian)』のワールドプレミア上映会が開催され、出演者らが登場した。(c)AFP/Getty Images
ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛/The Chronicles of Narnia: Prince Caspian
作者同士が知り合いの「ナルニア国物語」と「指輪物語(ホビット)」だが、ナルニアは児童文学だけあって全体的にはぬるく隙間も多いく、そこが持ち味であり弱点でもある。映画にするにはその隙間を何かで埋めなくてはならない。「ライオンと魔女」では監督のアンドリュー・アダムソンは戦闘シーンでそれ埋めることに力を注いだ。しかし4人きょうだいはまだ子供なので、戦闘シーンをリアルにすることはやや無理があったし、子供にしては戦闘能力が強すぎた。リアルな戦闘シーンを見せることで歴史を語ろうとした「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズと比べると弱い。
続くこの2作目ではそこら辺をうまく回避した。戦闘にはそれなりに必然性があるし、カスピアンを原作より年齢設定を上にしたことで子供たちが戦う不自然さは軽減された。さらにカスピアンを演じる俳優の年齢もきょうだいよりも上なので頼りがいがあり、長男の"俺はナルニアの世界では先輩の王様だ"という葛藤もさらりと描かれているのはいい。映画全体としてもせわしなく移動してまったく地理感覚がつかめなかった1作目とは違い二つの城、森、戦場と限られた地域で話が展開することで落ち着きが出て分かりやすくなった。
1作目からやや時間がかかった気がする2作目だが、子役も成長するしもう少し早くてよかったのではないか、もっとも4人は続き物としてさほど問題は無い。原作の7作目を知っているとやや寂しいスーザンのあるセリフを聞くと少し切なくなる。スタッフも当然ルーシー贔屓なのだろう。まあ彼女は信じる力では最強ということか。男二人は王子様キャラクターというよりやや現代的な頼りない男なので、カスピアンに分かりやすい王子様キャラクターを持ってきたのは正解。
日本では2作目をエコ映画としてキャンペーンしているが、木や草花が動くシーンは1作目のほうが良かった。川が動くと「ロード・オブ・ザ・リング」を思い出してしまうい。特殊効果の一部や色合いが安っぽく感じられるのは前作と同じ。この監督のクセなのかメリハリには欠け、テンポがよくない点もそのまま。トランプキンとニカブリクを演じる俳優は小さい人界では有名人だが、ドワーフ・メイクで目元がはっきりしないのでクレジットを見るまで分からなかった。
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登録日:2008年 05月 25日 18:22:21
「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」
映画『Charlie Wilson’s War』のプレミア上映会にトム・ハンクス、ジュリア・ロバーツら登場
【12月12日 AFP】ロサンゼルスで10日、ユニバーサル・ピクチャーズ(Universal Pictures)配給の映画『Charlie Wilson’s War』のプレミア上映会が開催され、出演俳優のトム・ハンクス(Tom Hanks)、出演女優のジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)をはじめ、多くの著名人が姿を見せた。(c)AFP/Getty Images
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー/CHARLIE WILSON'S WAR
ソ連をアフガニスタンから撤退させたのはレーガン、ブッシュ大統領ではなく、トム・ハンクス演じる一人の下院議員だったという政治を扱った映画だが、ゴールデン・グローブのコメディ/ミュージカル部門にノミネートされていることからも分かるように、コメディタッチでテンポ良く話は進む。ジュリア・ロバーツがいまいちという噂を聞いていてが、この程度の出番なら気にならない。物語はフィリップ・シーモア・ホフマン演じるCIAエージェントが登場するあたりから面白くなる。ちなみに登場人物の1980年当時の年齢と、演じた役者の昨年の年齢は以下の通り。
チャーリー・ウィルソン47 ジョアン・ヘリング51 ガスト・アブラコトス42
トム・ハンクス51 ジュリア・ロバーツ40 フィリップ・シーモア・ホフマン40
役作りをあまりしてない人が二人います。
ガスト絡みの話が興味深いは政治の裏側が見られるから。チャーリーを主人公にするより彼を中心にした物語のほうが良かったかもしれない。とくにギリシア移民であるガストが一世、二世はCIAから信用されなくて辛いというのが面白い。この辺はロバート・デ・ニーロ監督の「グッド・シェパード」を併せて見るといいかもしれない。そういえばトム・ハンクス夫人のリタ・ウィルソンはギリシア系で「MY BIG FAT GREEK WEDDING」という映画も作っているから、息子のコリン・ハンクすにガストをやらせればいいと思ったが、彼は前妻との子供だった。
アフガニスタンは秘密裏に支援するために様々な国にアプローチをかけて武器や資金を調達するが、敵の敵は見方理論(イスラエルからソ連製の武器を買う)で利用できるものは何でも利用する。ここはやや展開が早すぎるのが気になった、テンポがいいのは良いのだが、ここはじっくり見せてほしかった。
映画はアメリカはアフガニスタンからソ連を追い出したが、その後のケアをしなかった(チャーリーは学校建設を主張するが、受け入れられない)から911が起きたということになっているが、それは単純過ぎる意見かもしれない。映画にはクリスマス時期の公共施設にキリスト像か何かを設置するのが宗教色が出すぎて反対が出ているのでどうにかしてくれとチャーリーに陳情に来る男が登場する。ジュリア・ロバーツが演じた富豪は熱心なキリスト教徒(キネマ旬報の監督のインタビューによるとボーン・アゲイン・クリスチャン)だが、彼女はおせっかいだと感じる。何事もやり過ぎはよくない、バランスが重要だ。冷戦は微妙なバランスの上に成り立っていたのだろう。チャーリーたちはそのバランスを崩してしまったのだ。冷戦時代の方が一定の重石があっただけに構造は単純だったが、今はそうは行かない。どちらがいいとは簡単には言えそうにない。
「魔法にかけられて」のエイミー・アダムス、「ジェイン・オースティンの読書会 」のエミリー・ブラント、「P2」のレイチェル・ニコルズ(背が高い!)と最近見た映画のヒロインたちをまた見られるのは嬉しかったが、彼女たちがまったく印象に残らないのはどうしたことか。ジュリア・ロバーツを目立たせるため?エイミー・アダムスも出番が多いだけだった。
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登録日:2008年 05月 23日 21:21:38
「最高の人生の見つけ方」
映画『The Bucket List』のフォトコールにジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンらが登場
【1月18日 AFP】パリ(Paris)で17日、映画『The Bucket List』のフォトコールが行われ、主演俳優のジャック・ニコルソン(Jack Nicholson)と出演俳優のモーガン・フリーマン(Morgan Freeman)が、ロブ・ライナー(Rob Reiner)監督とともに登場した。(c)AFP
最高の人生の見つけ方/The Bucket List
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの組み合わせと聞けばニコルソンの方が主導権を取っていると思いきや、フリーマンが自動車修理工場にいる場面から始まる。クイズに雑学クイズをしている様子から、この人が何かを諦めて今の人生を送っていることが容易に想像できる。例えば会話の中に登場するテスラ、映画「プレステージ」にも登場したこの科学者はマルコーニとの絡みでで出てくる。テスラならエジソンとの対比を思い浮かべる人も多いだろう。"科学の天才テスラ、商売の天才エジソン"という具合だ。
映画は病院で知り合った老人二人が、長期入院せずにわがまま旅行に突入する。ここでも当初はフリーマンのはじけ振りが印象に残るが次第にニコルソンのペースで話が進む。やはりこの映画を好きかどうかはニコルソンのキャラクターにかかっている。個人的にはやや型にはまりすぎという感じがするが。『迷い婚 -すべての迷える女性たちへ-』や『あなたにも書ける恋愛小説 』(今作も含めて凄い邦題ばかり)といった煮え切らなかったロブ・ライナー監督の近作としてはまずまず楽しめた。これで二人以外のキャラクター、とくに秘書の扱いがもう少し良かったらさらに楽しめたと思うのだが、結局は主役の二人に頼りきりなのが大きな欠点。
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登録日:2008年 05月 21日 21:55:42
「さよなら。いつかわかること」
映画『Grace is Gone』ビバリーヒルズでプレミア上映会開催
【11月29日 AFP】ワインスタイン・カンパニー(Weinstein Company)の配給映画『Grace is Gone』のプレミア上映会が28日、ビバリーヒルズ(Beverly Hills)の米映画芸術科学アカデミー協会(Academy of Motion Picture Arts and Sciences、AMPAS)で開催され、出演者らが出席した。(c)AFP/Getty Images
この映画のスチール写真を見て"ジョン・キューザックと一緒にいるのは「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」の子役か?"と思ってしまった。あれはもう5年以上前の映画なので当然違う。姉のサラ・ボルジャーは「スパイダーウィックの謎」に出演している。
オープニング映画の冒頭でジョン・キューザックは兵士の妻の会に出席している(もちろん男は彼一人)、やがてイラクで妻が死んだことを知らせれ途方にくれるが、娘二人に伝えることが出来ずに、フロリダの遊園地に行くことを決めて、言い出すタイミングを探す。それだけの話である。
妻(一切姿を見せずに声だけの存在)は1971年生まれで高校卒業後に入隊だそうだが、ジョン・キューザックはいくつという設定なのだろう。本人の実年齢を考えれば、大学卒業後に志願入隊かもしれない。いい年をしてまた大学に行きたいという弟がいるくらいだから彼がそんな行動をしてもおかしくない。その弟に軽くイラク派兵を批判させ、キューザックがそれを否定する。ここで普通なら立場的にジョン・キューザックが弟の役をやりそうだが、それをしないことで出てくる微妙な違和感がここのポイントで、彼が演じる父親の立場もまた微妙なものであることをうまく表現している。ここは製作者側の政治的立場を感じさせないことも無いが、それについてはやや中途半端な気がした。
姉妹のキャラクターは定石通り。姉は微妙な年頃になってきて、実際にある問題を抱えている。一方妹はまだあまり悩みを知らない明るい子。シャイで、素直になれない姉の性格は父親とよく似ている。となると妹の性格は母親のそれをある程度反映していると見るのが妥当だろう。
クリント・イーストウッドの音楽はワンパターンだが、悪くない。兵士の死を題材にしながら、家族に落とし込む手法にずるいと思う人もいるだろうが、主人公が軍や戦争に対して何らかの引け目を感じていることを考えればこれでいい。個人的には"娘たちを成長させようとする父親自身が実は一つの壁を乗り越える"というような展開の方が気になるがそこはジョン・キューザックの演技に免じてよしとしよう。
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登録日:2008年 05月 19日 23:11:48
「ミスト」
【11月13日 AFP】ニューヨークのジーグフェルド・シアター(Ziegfeld Theater)で12日、映画『The Mist』のプレミア上映会が開催され、出演者ら関係者が登場した。(c)AFP/Getty Images
映画ポスター・イラストレイターのデヴィッドは激しい雷雨の被害を受け、息子と一緒にスーパーに行く。その頃あたりには不気味な霧が立ち込めていた。やがてサイレンが鳴り、霧の中から逃げてきた男性が"霧の中に何かがいる"と言いながらスーパーに駆け込んできた。デヴィッドたちはスーパーの中に避難していたが、倉庫の方から変な音がしたのでシャッターを上げたら触手を持った生物が店員を飲み込んでしまった。
衝撃のラスト15分という触れ込みの本作は確かにその部分はよく出来ていて、絶望的なエンディングながらある種の美しさすら感じるがその前がもたつく。中盤以降の見所はマーシャ・ゲイ・ハーデン演じる熱心なクリスチャンのカーモディ(彼女がモンスターに襲われそうで襲われないところが一番怖い)だが、彼女を絡めた話が長い。彼女の役割は"本当に怖いのはモンスターではなく人間"というものだが、観客としては"こいつを早くどうにかしろ"と思ってしまう。その一方で主人公たちの行動も一定の犠牲を強いられ単純にどちらが悪いとはいえない。途中で意見を変えてカーモディ側につく人が出るのも見所の一つだ。スーパーに立て篭もる人数は多すぎて主人公、カーモディの以外にまとまっている人がまだいるように見えるのも弱い点だ。ここで一番切ないのはデヴィッドがもしモンスターが息子に襲い掛かりそうになったら殺してくれと頼む場面。
さらに主人公はイラストレイターだが最初のモンスターとの戦いのあとで着替えるとマッチョになってしまうのには違和感があった。演じている役者の経歴を考えると不思議ではないのだが、ここは一考がほしかった。ちなみに副店長を演じるトビー・ジョーンズは日本未公開作品でトルーマン・カポーティを演じたことがあるのだが、彼ががんばっているとカポーティががんばっているようにしか見えなくて笑った。
この映画がうまいと思うのは第二のモンスターである大きな虫が襲ってくる場面。最初のモンスターとは明らかに違う種類であり、モンスターがうようよいることをさりげなく示している、しかもその登場時のタイミング、効果音等が実に見事で「クローバーフィールド」と比べるとそれがよく分かる。どうせなら「クローバーフィールド」のように最後までモンスター出現の理由は謎のままにしておいてほしかった。その方があのラストが怖くなったと思う。
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登録日:2008年 05月 17日 23:26:02
「ジェイン・オースティンの読書会」
映画『The Jane Austen Book Club』の昼食会開催
【9月12日 AFP】ニューヨークのレストランBrasserie Ruhlmannで10日、映画『The Jane Austen Book Club』の関係者昼食会が開催された。(c)AFP/Getty Images
この小説が映画化されると知り。一年ほど前にこれとオースティンの6作を借りて読んでみた。ランクをつけるとすると第一グループが「高慢と偏見(自負と偏見)」と「分別と多感(いつか晴れた日に)」。映画化がされて身近ということもあるが、前者のストーリー展開と後者のキャラクターの描き分けが気に入っている。第二グループが「エマ」と「マンスフィールド・パーク」。気分によってはこの二つのどちらかが上に行ってもおかしくない。ストーリーよりは主人公が好み。第三グループが「ノーサンガー僧院(ノーサンガー・アベイ)」と「説得(説きふせられて)」。習作っぽい前者はともかく、後者は渋さがあっていい。
設定というか本歌取りぶりははキューピット役好きのエマとジョスリン(マリア・ベロ)というのが一番分かりやすい。ブリーダーの大会のためにホテルにいたジョスリンがグリッグ(ヒュー・ダンシー)と知り合う切っ掛けになったのが「吸血キラー 聖少女バフィー」のコスプレ隊との遭遇。ほとんど知らないドラマだがアメリカでは根強い人気があるようだ(ちなみに出演者の中にバフィー出演者あり)。
見る前には得をするのはプルーディー役のエミリー・ブラントかと思っていたが、プルーディーはことごとく空回りをし、ブラントの演技も少々わざとらしく感じてしまった。彼女が気になる高校生も初めから視線がエロい。予想より良かったのはシルヴィアとアレグラの母娘。アレグラを演じたマギー・グレイスが自然体の演技を見せれば(エピソードはやや詰め込みすぎ)、シルヴィア役のエイミー・ブレネマンも最後にきちんと決める。
ヘタレ役が多いヒュー・ダンシーはここではそれと少し違うが、姉二人で育ったという設定で、やはり女性上位の世界がよく似合う。ちなみにジェーン・オースティンを主人公にした「ビカミング・ジェーン」でアン・ハサウェイのお相手を務めるのはジェームズ・マカヴォイ。ヘタレではないが彼も女性上位映画がよく似合う。
ところでマリア・ベロは誰かに似ていると気になっていたがこれを見て気付いた、シェリル・クロウだ。
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登録日:2008年 05月 15日 21:16:19
「P2」
プラダのエキシビジョン「Waist Down」(スカートのすべて) ビバリーヒルズで開催 - 米国
【ビバリーヒルズ/米国 15日 AFP】イタリアのファッションブランド、プラダ(Prada)のエキシビジョン「Waist Down」(スカートのすべて)がビバリーヒルズのプラダ・エピセンターで14日、初日を迎えた。
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(c)AFP/Getty Images Frazer Harrison
P2
この映画は地下駐車場を大きな密室ととらえた点は素晴らしい(タイトルのP2は地下2階駐車場の意味)。今どのフロアにいるか示してくれるのも親切だ。この一つのアイディアで100分もたなかったのも事実。残忍なシーンはあるがホラーというほどきつくはなく、サスペンスというのには犯人は単なるストーカーの警備員で背景に何の謎もない(ヒロインに恋人なんていないだろと詰め寄るのは面白かった)。途中で出てくるケータイはあまり機能してないが、犯人が怪しんで入ってくる人を帰すためにでかい音を出していたのは笑った。
その意味でほめられるべきはヒロインを演じたレイチェル・二コルズのがんばりだろう。監禁されてからは胸を強調されたドレスに着替えさせられ、手錠プレイに水責め。と思えば逆切れしてからの血に染まった白いドレスで大反撃する凛々しい姿を披露する頃にはオープニングでどんな服を着ていたか覚えている人は少ないだろう。家に帰ってからネットでチェックしたが登場時の服装は胸を強調したような衣装ではない。上着の下にはエッチな身体ってなんて、見事に男視点の話だ。レイチェル・二コルズの写真もいくつかチェックしたが、彼女はもしかしたら視力が弱くて、他人と話すときにはじーっと相手の顔を見つめるようなタイプの人かもしれない。この手の人は男に「もしかして俺に気があるのか?」と思わせる罪作りな人である。そりゃ、ストーカーも惚れるわ。
犯人役のウェス・ベントリーは怪演といえば怪演。「ゴーストライダー」よりましだが、こんな役で満足するような役者ではないと言っておきたい。「ゴーストライダー」の感想を書いたときに彼が出演した「サハラに舞う羽根」を持ち出してヒース・レジャーやジャイモン・フンスーがアカデミー賞にノミネートされているのだから、もっとがんばれと言った気持ちは今も変わりない。レジャーは死んだけど、ベントリーは生きているのだから、もっとまともな役をあげてほしい。
クリスマスで会社やオフィス街に人がいなくなる感じはよく出ていた映画。レイチェル・二コルズは「スタートレック」や「G.I.ジョー」が控えている。アクション女優としてブレイクできるか?「トラベリング・パンツ2」ではカーメンの嫌味なルームメイトか、こちらも似合いそうだ。
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登録日:2008年 05月 13日 23:08:26
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