2008年 06月
ハリウッドに「3.1 フィリップ リム」開店パーティーにエミー・ロッサム出席
ハリウッドに「3.1 フィリップ リム」ブティックがオープン
【6月24日 MODE PRESS】(写真追加)米カリフォルニア州ウエストハリウッド(West Hollywood)のロバートソン通りに「3.1 フィリップ リム(3.1 phillip lim)」が開店し、19日にヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot)によるオープニングパーティーが開催された。
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黄色を選ぶときはやや幼い感じの衣装です。足元や手元の写真があるのは珍しいかも。
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登録日:2008年 06月 23日 22:30:09
カルティエ「LOVEDAY」記念パーティーにエミー・ロッサム出席
【6月20日 MODE PRESS】カルティエ(Cartier)は“LOVE”コレクションにちなみ6月19日を“LOVEDAY”と定め、世界中で「音楽」をテーマにキャンペーンを行った。
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ブレスレットはもちろん、目元にも注目。ポーズはいつもと同じ。
エミーのコメント:"私のチャリティブレスレットのコードはピンクなの。ここにいることは私にとって大きな意味があるわ"
ジュエリー総額は119万6000ドル(約1億2888万円)
http://www.afpbb.com/article/entertainment/fashion/2407979/3053462
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登録日:2008年 06月 20日 21:27:26
「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
【5月19日 AFP】現在開催中の第61回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)5日目の18日、コンペティション部門外作品『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)』のフォトコールが開催され、俳優のハリソン・フォード(Harrison Ford)、女優のケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)をはじめ監督や出演者が登場した。
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(c)AFP
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull
「インディ・ジョーンズ」をテレビでよく見たころには"ぬるいなあ"と思いながら見ていたが、「ナショナル・トレジャー」や「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」等さらに出来の悪い映画を見るとあれはよく出来ていたのだなと感じていたので、この復活はいい。脚本が決まらずに脚本家が次々と変わったそうだが、スピルバーグやハリソン・フォードがNGを出すのはいいが、ジョージ・ルーカスは黙っていろと思っていたのは自分だけだろうか。さてその紆余曲折を経て仕上がった脚本だが、宇宙人が出てくるという噂があって身構えた。出てきたとしても、宇宙人ではないと言う前提で話が進んで、最後の最後で出てくると思っていたが、初めからその話が出てきたので、この時点で面白い映画になることは諦めた。
物語は1957年、その舞台背景が描かれるわけだが、ここでルーカスとスピルバーグのカラーの違いが出ていている。ここがこの映画で一番面白かったかもしれない。「アメリカン・グラフィティ」を髣髴される世界観は当然ルーカス。彼はこの時代の前しか見ていない若いアメリカこそが、この国の全盛期だと主張する、その後の暗い時代がなかったように。その一方でスピルバーグはこの時代にもすでに影が忍び寄っていると感じている。それは東西冷戦や赤狩りであり、それらが次の時代にはキューバ危機や核戦争への不安(映画「アトミック・カフェ」を見よう)、さらにはベトナム戦争へと繫がることになる。スピルバーグは数年後に赤狩りによって大学を追われた教授の話の映画を撮るかもしれない。この二つはきちんと本編にも反映されている。ルーカス的なものはシャイア・ラブーフ演じるマットに象徴され、スピルバーグ的な不安はスパイや裏切りという形で表現されている。
さてこのやや問題のある脚本でもそこはスピーディーな演出でスリルは作り出す。ここは上にあげた映画との違いだ。ただ目新しいものはないのでインパクトに欠ける。60を遥かに越えたハリソン・フォードの演技も元々無骨なアクションなので本人の衰えた肉体以外はあまり違和感はない。それから数回裏切りがあるのはいいとして、死んだ(いなくなった)と思ったら復活したと言うのが少ないのが単調になった一因。しかしこうなると俳優のある種のお遊びを楽しむしかない、「オーシャンズ」「ハリー・ポッター」(こちらは40代以上の英国俳優限定)と言ったシリーズと同じことだ。ケイト・ブランシェットの悪役演技もこの視点で見れば実に楽しそうで愉快ではないか、じいさん様俳優も同様。物語上で疑問だったのは宇宙人と直接コンタクトを取らないのはいいとして、彼らをずっと崇拝していた現地の方々とインディとの会話がなかった点。
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登録日:2008年 06月 20日 21:20:34
「イースタン・プロミス」
<第32回トロント国際映画祭>『Eastern Promises』ワールドプレミア上映会にナオミ・ワッツが登場
【9月10日 AFP】6日から15日までカナダで行われる第32回トロント国際映画祭(32nd Toronto International Film Festival)の3日目を迎えた8日、ロイ・トムソン・ホール(Roy Thomson Hall)で『Eastern Promises』のワールドプレミア上映会が行われ、ナオミ・ワッツ(Naomi Watts)らが登場した。(c)AFP/Getty Images
イースタン・プロミス/EASTERN PROMISES
デヴィッド・クローネンバーグが前作『ヒストリー・オブ・バイオレンス』に続いてヴィゴ・モーテンセンと組んだ新作は『堕天使のパスポート』の脚本家、スティーヴ・ナイトによる物語。『堕天使のパスポート』と言えばロンドンに暮らす移民たちと非合法な何かに関する映画だった。オドレイ・トトゥが主役という扱いだが、一種のアンサンブル・キャストと言った方がいい。ソフィー・オコネドーはこれで注目されて、『ホテル・ルワンダ』でのアカデミー賞ノミネートにつながった。実質的な主役のキウェテル・イジョフォーはこの後に『キンキーブーツ』でゴールデン・グローブ賞の映画部門にノミネートされただけでなく、別の作品で同賞同年のテレビ部門でもノミネートされた(ちなみにこの年にダブル・ノミネートされた人にはエミリー・ブラント、ヘレン・ミレンがいるが、ヘレン・ミレン主演映画『クィーン』の監督は『堕天使のパスポート』のスティーヴン・フリアーズである)。
クローネンバーグなのでグロは当然ある。というかいきなり冒頭からあるのだが、それが続くのでなく、要所要所で出てくるので見ていて辛いと言うところまでは行かない。いやそれでもその場面自体は十分に辛い。ヴィゴ・モーテンセンのセリフは相変わらずモゴモゴしているが、ロシア語とロシア訛りのおかげでそれほど困らなかった(英語圏の人にはどう聞こえるのだろう)。ナオミ・ワッツはふつうだが、バイクに跨る姿はカッコいい。また赤ん坊を抱える姿は彼女が最近出産したことを思い出せて興味深かった。しかしこの映画の目を引いたのはロシアン・マフィアのボスとナオミ・ワッツのおじを演じた爺さん二人、これがよかった。これに対してヴァンサン・カッセルはイマイチだった。キャラクターの設定は中途半端で、彼が大きな役割を演じることになるエピソードも結末そのものはいいのだが、流れが雑で感心しない。この脚本家らしい移民問題はよく出来ているし、リトビネンコを思い出す話もいいのだが、最後がもう少し丁寧だったらさらに良くなっただろう。
さて話題の全裸バトルは送るならもっと強そうな奴を送れと言いたくなるが、拳とナイフによるバトルはなるほど見ているこちらにも痛みが伝わってくる。これが主演男優賞に値するかどうかはよく分からない。
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登録日:2008年 06月 18日 23:25:07
「JUNO/ジュノ」
<第32回トロント国際映画祭>『Juno』ワールドプレミア上映会にエレン・ペイジ登場
【9月10日 AFP】6日から15日までカナダで行われる、第32回トロント国際映画祭(32nd Toronto International Film Festival)が3日目を迎えた8日、映画『Juno』のワールドプレミア上映会がライアソン・シアター(Ryerson Theatre)で開催され、主演女優のエレン・ペイジ(Ellen Page)らが出席した。(c)AFP/Getty Images
JUNO/ジュノ
本年度アカデミー賞脚本賞受賞作(これについての感想は最後*に)。日本のコピーは"そのつもり。ジュノ16歳。いちばん大人。"、これはいいところをついている。これは大人のつもりの少女と大人になりきれない大人の物語だ。中でも里親に出す夫婦がその代表、「キングダム/見えざる敵」でも共演していたジェニファー・ガーナーとジェイソン・ベイトマン。「キングダム」で拉致されていたベイトマンはここでも情けない役。アクション女優のイメージからすると意外な感じのガーナーだが、実生活での母親経験が生きているようで一安心。ということでここには強い大人は登場しない。父親(「スパイダーマン」シリーズの怒りっぽいデイリー・ビューグルの彼!)は娘の妊娠を知っても素っ気ないし、義理の母親(アリソン・ジャネイ)は「ヘアスプレー」に続いて真面目な母親だがやはりジュノとは距離感を置いている。この二人はややキャラクターが似通ってしまったのが残念、継母がジュノに対して意外な愛情を見せるので、父親の方に一工夫ほしかった。
この映画は少女の妊娠に関する話だが、「ニューズウィーク 日本版」2007年12月19日号の"ハリウッドは中絶反対派"によると1982年の「初体験/リッジモント・ハイ」(ちなみに同作の脚本はキャメロン・クロウ)以来とある。非ハリウッド映画ならあるのもしれないし、記事にも脇役ならあるとなっている。表面的にはリベラルなハリウッドも商売にマイナスになるようなことは避けたいらしい(その前に戦争映画でこれまで何人殺してきたことか!)。この映画も保守派から歓迎されている。しかしジュノは初めに中絶クリニックに行くが"赤ちゃんに爪が生えている"という抗議を聞いて取りやめる(これはジュノが変わり者のようでいて人に流れやすい性格であることも示している)。ここで重要なのは選択の結果ではなく選択肢があること。ジェイソン・ライトマン監督やエレン・ペイジもキネマ旬報の記事で同様の発言をしている。まあ脚本を書いたディアブロ・コディの真意はともかく、ジュノが出産を決意しないと物語がスタートしないのでこの話題はこの辺でいいだろう。
さてこの映画の最大の魅力はエレン・ペイジとディアブロ・コディの脚本にあるわけだが、「ハードキャンディー」に関してはこのブログの最初期に取り上げた。今見ると随分あっさりした感想になっている。
http://www.actiblog.com/emfanphoto/12273
ちなみに「ジュノ」のオープニングで「ハードキャンディー」っぽい服装なのが笑える。年間トップ10では、その年の7位の映画としては"ここは若いスタッフ(デヴィッド・スレイド、モリー・ナイマン等)と若い役者(エレン・ペイジ)の今後に期待。"とコメントしている。ということでエレン・ペイジにとってこのしっかりしているようでどこかが欠けている生意気な女子高生役はお手の物、時々殴りたくなるほどだ。ジュノを取り巻く環境で気になったのは、彼女のホラー、70年代音楽好きという音楽趣味について、これを彼女に教え込む親戚や近所の人がいた方がよかったのではないか、ということで勝手にジャック・ブラックかドリュー・バリモアの存在を補完しながら見ていた。どうしてジュノとチアリーダーが親友なのか、一応体育会系のポーリーはかっこいいかそれとも違うのかは気にならないでもないが、気にしないことにした。
女子高生が主人公なのに学園生活があまり出てこないこの映画ではポーリーとリア以外はすべて脇役だが、ジュノがポーリーに付き合えばと言っていたカトリーナの微妙な存在感がまたいい。プロムに関しても必要以上に突っ込まないのが効果的だ。チアリーダーやスケート選手といった花形スポーツ選手について斜に構えた視線があるのも面白い。この映画で一番辛い立場にあるのは里親夫婦だろう。特に旦那の方は脚本家の"お前なんか、子供だ!"とういう声が聞こえてきそうだ。それを演じるジェイソン・ベイトマンも情けなくていい。一方監督のからの仕打ちを受けるのは妻の方だ。完璧を目指すあまりに、自分や周りに余計なプレッシャーをかける。彼女の登場シーンは悪意に満ちている。この映画はこの夫婦の視点で見るとまた違った面白さがあるはずだ。
「ニューズウィーク」の記事はこの映画が保守的に見えても、すでに古い形の家族は無くなっていて、血のつながらない親や養子が当たり前になっている現代を描いていると結ぶ。なるほどこの映画を見て、有名人が養子を迎える理由が少し分かった気がする。ちなみにエミー・ロッサムは母子家庭、IMDbによると彼女のいとこは有名デザイナー、ヴェラ・ウォンの養女だそうだ。
* 脚本部門と言えば脚色賞も含めてスイープした作品か、何部門かにノミネートされたけど受賞はここだけという残念賞扱いが多くて、どうも最近は話のスケールが小さいような気がする。さらにはタランティーノやスパイク・ジョーンズ/チャーリー・カウフマン一派からの悪影響もある。まあスケールが大きくてもスカスカな話というほうが困るわけだが、ポール・トーマス・アンダーソンなどは大河ドラマのはずがどこからか歯車が狂ったような脚本だったし、この問題はしばらく尾を引きそうだ。
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登録日:2008年 06月 15日 21:44:54
「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」
<第31回トロント国際映画祭>「Away From Her」の記者会見が開催される - カナダ
【トロント/カナダ 13日 AFP】第31回トロント国際映画祭(31st Toronto International Film Festival)で11日、映画「Away From Her」の記者会見がサットン・プレイス・ホテル(Sutton Place Hotel)で開催され、出演キャストや関係者が出席した。
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(c)AFP/Getty Images Donald Weber
アウェイ・フロム・ハー 君を想う/Away From Her
本年度アカデミー賞に主演女優(ジュリー・クリスティ)と脚色(サラ・ポーリー)がノミネートされた本作はそのサラ・ポーリーの長編監督デビュー作。30前にして結婚44年の夫婦のアルツハイマーという題材を選ぶあたり、変に老成した感覚を持った人なのかと思ったが、実際に見てみるとある愛の形を描いたという感じでだった。題材からして単純なハッピーエンドにはならいと監督は言っているが、そこは十分に納得できるものになっていて不自然さは無い。ただ気になったのは監督の男性に対する視線が厳しいこと、元大学教授グラント(ゴードン・ピンセント)は愚かだし、入所した施設でフィオーナ(ジュリー・クリスティ)が夫のことを忘れて好意を持つことになる男性オーブリーも情けなく描かれており、オーブリーの息子にいたっては金で物事を解決するようなタイプ。これに実況男と、ましな男がほとんどいない。こちらとしては"男って本当に情けない生き物よね"と説教されているようで恐縮するしかない。老人介護施設のスタッフで登場するのも女性ばかり、子役出身の人なので当時から汚い大人を色々と見てきた反動が出たのではないかと、邪推してしまう。
フィオーナは施設に入る直前に教授時代のグラントと学生との浮気を思い出す。彼は妻の症状や行動がそんな自分への復讐ではないかとも感じる。もちろんグラントのフィオーナへの愛は愚かであったり、わがままであったりしても、それは彼なりの愛情表現であり一概に否定できるものではない。彼は妻にとって最高の夫ではないが、彼なりの愚直な愛し方で妻のことを愛しているからこそ、妻のことでこんなにも悩むのだ。それを浮かび上がらせるためには、もっと彼への暖かい視線があるか、他のまともな男性を描いておいた方が有効的だったはずだ。やや気になったのはグラントとフィオーナの年の差、かなり離れているのにそれを感じさせないのはやはりグラントの子供っぽさが画面から出ているからか。
ジュリー・クリスティは1年という時間の経過の中で凛とした姿から疲れきった表情まで見せるが、あのような施設で(元気を出すためにも)化粧をしてあげないのかが気になった。それが可能だとしても本人が断ったという設定なのだろう。それからグラントの回想に出てくる若き日のフィオーナが秀逸。目が印象的なジュリー・クリスティの若い頃とサラ・ポーリー(ついでにアンナ・カリーナ)を混ぜたようなルックスで、キャスティングの理由を見たような気がする。施設の構造が自然光を取り入れるようになっているがこれはヤコブの梯子のようにも見える。その光はたしかに美しいが出てくる回数が多いのでややくどい。冬の雪が白いと言うよりは青白い風景、エンディングに流れる k.d.ラングによる"ヘルプレス"(これが収録されている「ヒムズ・オブ・ザ・フォーティーナインス・パラレル」は同郷のミュージシャンによる楽曲のカバー集。意外性があるのはジェーン・シベリーくらいだが、逆に言うとじっくりと有名曲が歌われたアルバム)、音楽で参加しているヴァイオリニストのヒュー・マーシュ(ロリーナ・マッケニット、ブルース・コバーン)、なるほどカナダだ。
写真はジュリー・クリスティーがいまいちだが、二人が映っているのはこれだけなので。
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登録日:2008年 06月 05日 21:55:49
「幻影師 アイゼンハイム」
映画「The Illusionist」の上映会にE・ノートンが登場 - スペイン
【マドリード/スペイン 16日 AFP】ヤリ・フィルム・グループ(Yari Film Group)配給、ニール・バーガー(Neil Burger)脚本/監督映画「The Illusionist(スペイン題:El ilusionista)」の上映会が15日に開催され、主演俳優のエドワード・ノートン(Edward Norton)が登場した。
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(c)AFP/PHILIPPE DESMAZES
幻影師 アイゼンハイム/THE ILLUSIONIST
昨年公開の「プレステージ」とともに気になっていた作品がようやく日本公開。見終わってみると「プレステージ」やその原作「奇術師」を読んだりしていたことがマイナスになっているところがあることに気付く。マジックとSFとオカルトといった要素がどこまで混じっているのかと余計なことを考えてしまった。この映画を先に見ていればその境界線がどこだったかと悩むことはなかったはずだ。それでも「奇術師」にあった修行時代のエピソードやマジック・トリックの説明の部分は役立った。またパンフレットの袋とじの部分もむしろ先に見ていたほうがその境界線について余計なことを考えなくても済むのではないかと思う。
エドワード・ノートンは声も顔も甘めなのでヒゲが似合わないが、幻影師らしい怪しさは出ている。アイゼンハイムと対峙することになる警部を演じるポール・ジアマッテイは実際にはノートンより2つ年上だが、ここではかなりの年の差を出そうとしているのか(元来の老け顔がようやく実年齢に追いついたというのに)声も含めてやや大げさな演技になっているのが残念。皇太子のルーファス・シーウェルはホアキン・フェニックスに似ていて「グラディエーター」を思い出した。顔も骨格もごっついジェシカ・ビールは華奢な女性が好みの日本では受けないかもしれないが、もう少し知名度が上がってもいい人。と言ってもここではミスキャスト、むしろ子役の方が印象に残った。
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのナイラ・ディクソンによる衣装や、撮影部門でアカデミー賞にノミネートされた映像はセピア調でよく出来ているが同時にあざとさも感じた。個人的に意外だったのはこれまでは音の鳴らし方がうるさいとしか感じなったフィリップ・グラスの音楽の使い方。他の映画もこんな感じでお願いします。
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登録日:2008年 06月 04日 21:03:38
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