2008年 11月 03日
「ワイルド・バレット」
ワイルド・バレット/Running Scared
タランティーノがほめていたり、掘り出し物だと言う評判を聞きつけ劇場へ、上映館が少ないのに前売り1300円とはありがたい。見てみるとそれなりに面白かったが、満足度は高くない。オープニングで血まみれのギャングと少年が車で逃走し、ギャングの意識が朦朧として事故に遭いそうになり、18時間前に戻る。ここはいい。物語の切っ掛けになる発砲場面で弾丸の軌跡をスローで見せる場面や、随所に使われる巻き戻し映像等のギミックは有効的だし、少年の義父が語るジョン・ウェインの話が後半で効いてくるのもいい。しかし後半になるとストーリーが明らかにトーンダウンし、どこへ行くか分からないスリルというよりは行き当たりばったりと感じてしまう。
物語はギャングのトラブルに使われた拳銃を始末するように命令されたギャングのジョーイ(ポール・ウォーカー)が、その拳銃を自分の息子の友人である隣のロシア人少年オレグ(キャメロン・ブライト)に拳銃を盗まれてしまい、彼は仲の悪い義父に向かって発砲し逃走する。ジョーイは拳銃が警察に渡ると自分がそれを始末していないことがばれるので、必死になって少年を捜す。途中で少年と拳銃がバラバラになり、面白くなるかと思わせるのだが、ジョーイの妻(ヴェラ・ファーミガ)があっさりと変態夫婦の家にいた少年を見つけてしまう辺りから話は雑になってしまう。絡み合った糸がうまく解けるような快感は味合うことは出来ない。
確かにポール・ウォーカーはがんばっているし(ジョーイのスキルについて説明がないのは残念)、後半のハイライトと言うべきホッケー場のシーンは不気味なライティングと合わさって効果的だ(全体的には色合いが良くない)。最大の見せ所は「記憶の棘」「X-MEN:ファイナル ディシジョン 」「ウルトラヴァイオレット」で不気味な表情を見せていたキャメロン・ブライトの笑顔かもしれない。また"この人、どこかで見たけど思い出せないなあ"とか"この人はあの映画の、あの人だよね。と思っていたら違う人だった"というのもB級映画ならではの醍醐味だ。
カテゴリー[ その他映画 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 11月 03日 22:51:38
- プロフィール
- JK
- エミー・ファン!ブログ
- 最近のエントリー
- [12/31] リンク
- [01/27] エミー・ロッサム、ターゲット×ジェイソン・ウー発売記念イベントに出席
- [01/14] Wマガジ&ドンペリのGG賞プレ・パーティにエミー・ロッサム出席
- [12/20] 「コンテイジョン」。 「ラブ&ドラッグ」よりキャストが多いがうまく操れていない気が
- [12/12] 「ラブ&ドラッグ」。 「ラブ・アゲイン」より素材と演出の相性が悪いか?
- [12/10] 「ラブ・アゲイン」。 「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」同様整理されていない部分が残念
- [12/08] 「レベッカ テイラー」新ブティック、オープニング・パーティにエミー・ロッサム出席
- [12/05] 「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」。 「50/50」より作家性はよく出ているが
- [12/03] 「50/50 フィフティ・フィフティ」。 「ラビット・ホール」より表面上は軽いが内面は十分シリアス
- [12/01] 「ラビット・ホール」。 「ウィンターズ・ボーン」より狭い世界だがそれをうまく使っている
- 最近のコメント
- [10/15] 「ダークナイト」 sue
- [04/04] 「ブルーノ」。「マイレージ、マイライフ」と比べると脚本に工夫が足りない JK
- [03/29] 「ブルーノ」。「マイレージ、マイライフ」と比べると脚本に工夫が足りない MAX
- [11/21] 「かけひきは、恋のはじまり」 UK-Japan 2008 WEBサイト運営事務局
- [08/07] イランの一面が見える「ペルセポリス」 JK
- [08/04] イランの一面が見える「ペルセポリス」 Franchesca
- [04/06] AFP BB News 検索、リンク仕様の変更 KLE4c
- [04/04] AFP BB News 検索、リンク仕様の変更 JK
- [04/04] AFP BB News 検索、リンク仕様の変更 KLE4c
- [01/30] 「マリー・アントワネット」キルスティン・ダンストはブサイクか否か JK
- 最近のトラックバック
- 月別アーカイブ
- 2013年 12月 [1]
- 2012年 01月 [2]
- 2011年 12月 [7]
- 2011年 11月 [2]
- 2011年 10月 [4]
- 2011年 09月 [6]
- 2011年 08月 [7]
- 2011年 07月 [12]
- 2011年 06月 [7]
- 2011年 05月 [7]
- 2011年 04月 [4]
- 2011年 03月 [6]
- 2011年 02月 [5]
- 2011年 01月 [6]
- 2010年 12月 [10]
- 2010年 11月 [6]
- 2010年 10月 [8]
- 2010年 09月 [7]
- 2010年 08月 [6]
- 2010年 07月 [7]
- 2010年 06月 [10]
- 2010年 05月 [6]
- 2010年 04月 [8]
- 2010年 03月 [12]
- 2010年 02月 [10]
- 2010年 01月 [5]
- 2009年 12月 [12]
- 2009年 11月 [13]
- 2009年 10月 [14]
- 2009年 09月 [12]
- 2009年 08月 [4]
- 2009年 07月 [8]
- 2009年 06月 [6]
- 2009年 05月 [10]
- 2009年 04月 [4]
- 2009年 03月 [10]
- 2009年 02月 [6]
- 2009年 01月 [8]
- 2008年 12月 [11]
- 2008年 11月 [14]
- 2008年 10月 [7]
- 2008年 09月 [7]
- 2008年 08月 [5]
- 2008年 07月 [6]
- 2008年 06月 [7]
- 2008年 05月 [16]
- 2008年 04月 [10]
- 2008年 03月 [5]
- 2008年 02月 [9]
- 2008年 01月 [5]
- 2007年 12月 [10]
- 2007年 11月 [6]
- 2007年 10月 [9]
- 2007年 09月 [3]
- 2007年 08月 [8]
- 2007年 07月 [5]
- 2007年 06月 [10]
- 2007年 05月 [4]
- 2007年 04月 [11]
- 2007年 03月 [7]
- 2007年 02月 [8]
- 2007年 01月 [9]
- 2006年 12月 [17]
- 2006年 11月 [10]
- 2006年 10月 [17]
- 2006年 09月 [8]
- 2006年 08月 [13]
- お気に入りリンク
- 検索