2008年 12月 24日

「地球が静止する日」

キアヌ・リーヴスら、パリで映画『地球が静止する日』をPR

【11月24日 AFP】新作映画『地球が静止する日(The Day the Earth Stood Still)』のPRのため、主演のキアヌ・リーヴス(Keanu Reeves)と女優のジェニファー・コネリー(Jennifer Connelly)が21日、パリ(Paris)でフォトコールに登場した。(c)AFP/FRANCOIS GUILLOT

AFPBB News


地球が静止する日/The Day the Earth Stood Still

古典SF映画「地球の静止する日」のリメイク。オープニングで彼らが昔から地球を監視していることが分かる。物語は彼とロボットが地球にやってくる場面ではなく、やってきた後の対応のために女性科学者(ジェニファー・コネリー)が政府に呼び出されるところから始まる。彼女と一緒に住んでいる息子(ジェイデン・スミス)は亡き夫の連れ子だ。キアヌ・リーヴス演じるクラトゥがゼリー状の物体の中から出てくるが、人間の外見で生まれてこないと地球の環境に対応できないと言う設定はなかなかうまい。

この映画の骨格は地球上で我がままし放題の人間を、地球外生物が放っておけなくて説教しに来る。というもので今回のポイントは環境問題となっている。それ自体はいいのだが、気になるのは各種設定の八方美人ぶり。科学者は女性、連れ子はアフリカ系、大統領も副大統領も登場せず(他の国の首脳はニュース映像として少し映る)唯一がんばる政府首脳の国防長官は女性(キャシー・ベイツ) というぐあいになっている。ここには間抜けな大統領も、暴走する大統領もいない。これが20世紀フォックス映画だからブッシュ政権寄りだというのは間違っている。同じ会社の「X-MEN 2」の大統領は間抜けだったし、「デイ・アフター・トゥモロー」の大統領は副大統領の傀儡にしか見えなかった。環境問題を持ち出すのは悪くない、ただそれでもアメリカ政府(映画だから他の国が出てこないことは目をつむろう)の対応はもっとしっかり描く必要があったはずだ。選挙年に公開したのが間違いか?

ゴートの造形は悪くないがフルCGなので味わいには欠ける。3メートルくらいの模型を使って欲しかった。キアヌ・リーヴスは無表情が得意なのでこの宇宙人役は悪くない。ジョン・クリーズの存在はギャグと言わないまでも場を緩ませる役?そういえばジェイデン・スミスが"うちの父ちゃんなら、なんとかしてくれる"という所はウィル・スミスを思い出せて笑いを取ろうとしているのかも。ジェニファー・コネリーはどうこういう役ではないが、防護服姿は良かった。キャシー・ベイツは悪くないけど、この程度では物足りない。

主人がどちらか断定できないラストは嫌いではない。

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登録日:2008年 12月 24日 23:59:11

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