2008年 12月 28日
「寝取られ男のラブ♂バカンス」「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」
クリステン・ベル主演『Forgetting Sarah Marshall』のプレミア上映会開催
【4月12日 AFP】ロサンゼルス(Los Angeles)のグローマンズ・チャイニーズ・シアター(Grauman’s Chinese Theater)で10日、クリステン・ベル(Kristen Bell)主演の映画『Forgetting Sarah Marshall』のプレミア上映会が開催された。(c)AFP
「寝取られ男のラブ♂バカンス」FORGETTING SARAH MARSHALL
まあこの原題「FORGETTING SARAH MARSHALL」からまったく離れた邦題はどうかと思う。セス・ローゲンがそうだったように俳優に脚本を書かせるジャド・アパトー、この「サラ・マーシャル」の脚本は主演のジェイソン・シーゲルが担当している。色々な実体験をベースにしているのだろう。「ノックトアップ」よりはポイントが絞れていて無駄が無い。シーゲル演じるピーターはテレビ番組の音楽担当をするミュージシャン、テレビ音楽と言っても日本のミュージシャンが自虐的に言う”劇伴”というやつだ。つまり自分の仕事にあまり自信を持っていない。早々にピーターを振るテレビ女優サラ・マーシャルにクリステン・ベル。本人も「ヒーローズ」「ヴェロニカ・マーズ」等のテレビを中心に活躍する彼女にやらせる辺りは皮肉があっていい。キャサリン・ハイグルとは対照的に顔のパーツが薄味だからか、女子高生からこんな役までこなしても違和感はないのがベルの不思議な魅力だ。
ラブコメで主人公がブサイクと言うのはたまにはある、この映画のピーターのルックスがイマイチで情けない表情している。そう来たらライバルはハンサムか金持ちだが性格の悪い男と言うのがラブコメによくあるパターンだ。しかしサラの新恋人はハンサムではなく、ピーターを上回る気持ち悪い男というのがこの映画の一番面白いところ。このイギリス出身のロック・スター、アルダス・スノーを演じるのは本人もイギリス出身コメディアン、ラッセル・ブランド。「パイレーツ・オブ・カリビアン」の新作でジャック・スパロウの弟を演じるなんて話もあった。アルダスはイメージとしてはプリンスかと思ったりもしたが、現状で似ているのはデヴェンドラ・バンハートあたりかもしれない。
ピーターは失恋直後にせっせとナンパや女遊びし、コトの最中にサラを思い出して泣いたりする。彼の気持ち悪さを強調すると同時に別れた後も恋愛に対して消極的ではないと示すのに成功している。これによって傷心旅行でハワイに行ってからのレイチェル(ミラ・クニス)と仲良くしてもすんなりと入っていける。ハワイでサラとアルダスのカップルに出会ってしまってからの様々な事には驚かされる。始めはサラに未練たらたらだったピーターが、レイチェルと知り合い、サラが再び彼になびく。一方サラは番組の打ち切り、アルダスと破局等々が目まぐるしく展開する。ピーターが自分のやりたいパペット・ミュージカル「ドラキュラ」を作り上げる切っ掛けを与えるのは誰なのか、ピーターの行動を見ることから分かるサラの深層心理までが覗けるものとなっている。この辺りの脚本は実によくできていて、「ノックトアップ」より好みだ。
二本ともにセックス・シーンはたっぷり。でも女優のバストトップは拝めない(あっ、ひとりいるか)。
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登録日:2008年 12月 28日 17:36:32
「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」「寝取られ男のラブ♂バカンス」
<第33回ドーヴィル・アメリカ映画祭> 『Knocked Up』のフォトコール開催
【9月3日 AFP】第33回ドーヴィル・アメリカ映画祭(33rd Deauville American Film Festival)3日目を迎えた2日、コンペティション部門外作品『Knocked Up』のフォトコールが行われ、監督や主演者らが登場した。
過去最大規模で開催される今年の映画祭には11作品がコンペティション部門に出品され、映画は連日連夜、10日間休みなく上映される(c)AFP
「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」KNOCKED UP
ジャド・アパトー製作/監督作品の二本立て上映。すでにDVDリリースが決まってる。この間とこの後に「スーパーバッド 童貞ウォーズ」「スモーキング・ハイ」もあるがそちらは別の会社なのでこのカップリングに。二本見るとダブっている人が多く、"あれ、あの人はあっちでは何の役だっけ?"となることも少々。それもまた味である。
「ノックトアップ」
セス・ローゲンとキャサリン・ハイグルが主演。少し前の映画だが2出演者たちの2008年の動向としては、セス・ローゲンはここでカメオ出演しているジェームズ・フランコはと組んで「スモーキング・ハイ」に出演した他、声の出演で「スパイダーウィックの謎」「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」「カンフー・パンダ 」の三本もある。キャサリン・ハイグルは「幸せになるための27のドレス」に主演。脇役のビル・ヘイダーとジェイ・バルチェルは「トロピック・サンダー」に出演、ジェイソン・シーゲルは「寝取られ男のラブ♂バカンス」に主演。また2009年作品としてはCharlyne Yi がサンダンスのマイケル・セラ(「スーパーバッド」)出演の話題作「Paper Heart」に出演と言うぐあいだ。さらにジャド・アパトー人脈としてはアパトーの夫人と娘たち、「スーパーバッド」からはジョナ・ヒルが出演、カメオでスティーブ・カレルもいる。
妊娠から始まる恋愛コメディという意味では「JUNO」と似ている。あちらが中絶をしないことに関してワンクッションあったが、こちらはそこら辺がやや弱くて日本人には分かりづらいかもしれない。まあ中絶がテーマのコメディなんか無理だからそれはそれでいい。
基本的にはだめ男ベン(セス・ローゲン)とできる女アリソン(キャサリン・ハイグル)の各種格差間恋愛とだめ男の成長物語だ。セス・ローゲンはだめ男の情けないところと仲間(こいつらのボンクラぶりがまた悪い意味でリアリティがある)とつるんでいる方が楽しいというベンを好演、しょうもないヌードサイトを立ち上げようとするところは最高。キャサリン・ハイグルは例えばアン・ハサウェイのように顔の特定の部分が大きいということはないが、顔のパーツが派手なのでまあ美人と言うことになる(人の好みは様々だが)。その意味ではテレビ局の裏方からキャスターになるというのは納得できる。高飛車な態度から、ゲロまで吐きまでこなす。
この映画には"釣った魚にはエサをやらない"問題も取り上げている。これは恋人同士にも当てはまるが倦怠期の夫婦にこそふさわしく、実際にこれを体現するのがアリソンの姉デビー、つまりジャド・アパトー嫁である。要するにジャド・アパトー自身の体験と言うわけだ。ベンとアリソンの話からはずれて、印象もぼやけるのだが、脚本も担当しているアパトーが入れたいのなら仕方ない。
ラウドン・ウェインライト3世がキャメオ出演と一部曲が流れてギターはリチャード・トンプソンだったようだ。しかし、キャスターが妊娠を告知をしなくても勝手に解雇できなのは本当かどうか、少し気になった。
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登録日:2008年 12月 28日 17:21:39
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