2010年 04月 27日

「クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」。「のだめ 後編」とは違って意味での終わりを感じる

「クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」

普段は映画館ではあまり見ないが今年は原作者臼井儀人が亡くなったこともあり見に行かなくてはという気持ちになって行ってきた。とりあえず今作で終わりということはなさそう。事前に知っていたのは未来に行って未来のしんのすけと5歳のしんのすけに会うこと。つまり今回は藤子・F・不二雄、要するに少し不思議ことSFだ。まあ戦国時代にも行ったことがあるシリーズなのでそれ自体はたいしたことではない。

オープニングのクレイアニメが終わるとアクション仮面が登場する。ここがうまいのはこれがアバンタイトルにも未来社会にも見えること。5歳のしんのすけが行く未来とは春日部がネオトキオと呼ばれる暗黒世界。荒れ果てた世界の中で中心部だけは金ピカに輝く塔に君臨するのは家電屋出身の拝金主義者である金有増蔵。みさえとひろしは都会ではなくスラムのような所に住んでいるが住所は変わっていないようだ。そんな所に住んでいても食べるものに困っていなさそうなのは子供向けアニメだから。5歳児たちの未来はとうぜん思い通りにはいっていないものばかり、とくにマサオくんのエピソードが胸にしみる。ポーちゃんだけが最後まで引っ張るがどうなっているかはある程度予想がつく。

SFということで「ドラえもん」と比べたくなる。のび太が未来に行く場合は(自分がしずかちゃんと結婚することが彼にとっては最大関心事なので)未来の自分としずかちゃんの間に問題があり、それをのび太がなんとかしようとすることが多いと思うのだが、しんのすけと婚約者タミコはそういう関係ではないので、ドラえもん的な面白みはない。まあ最後は自分に正直であれというのがしんちゃん映画。

終盤はロボットバトルとなる、これ自体は平凡だがその前後に出てくる乗り物がなぜかパンダまで出してのジブリ関連のパロディになっているのには驚いた。そういえば金有増蔵の踊りはマイケル・ジャクソンなのでこれはいつ作り始めたのか気になった。

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登録日:2010年 04月 27日 14:27:00

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