2010年 08月

「シルビアのいる街で」。 「ルンバ!」が身体表現ならこちらは聴覚に訴える


シルビアのいる街で / En la ciudad de Sylvia / In the City of Sylvia

映画の魅力といえば第一に映像美だが、サイレントを卒業して以来、音の持つ意味も小さくない。この淡々としているように見える映画は音にかなり気を使っているはずだ。車の音から始まり、やがて薄暗い寝室へ、やがて主人公はカフェに行く。フランスの港町ストラスブールで撮られたスペイン映画ということで行き交う言語はフランス語を中心に様々な言葉となっている(その上フィルムには英語字幕も付いているのでそうした感覚が強くなる)。そしてカフェでは会話をしている客の後ろからバンド演奏の音も聞こえる。面白いのはそれらの音がばらばらに存在しているように感じられる点だ。一方主人公はカフェに来る女性を色々とスケッチしているが、どの女性にするか決めかねている。その様子が音と同調している。

やがてノートにシルビアと書きとめ、一人の女性を見つめる。それと同時に音の焦点も定まるかのようだ。ここからは主人公は女性を追いかけて、声を掛けるが無視される。「ゴドーを待ちながら」ではないが彼女とシルビアを必要以上に結びつけることも無い。この後映画は主人公の数十分にわたるストーキングという意外な展開となる。街を歩き回ることに深い意味はないが時おり彼女を見失って困るところなど面白い。監督自身による"Laure Je T'Aime"という落書きは、彼の作った世界にいるという合図でもある。やがて主人公は女性と対峙しシルビアのことを切り出す。映画のカラーからすると"いえ、私は違うわ"だけで終わると思うのだが、つい逆切れしないかと思いハラハラもする。その後主人公は夜のクラブでシルビアとは正反対の女性をナンパする。二人が一緒にいる姿が似合っていなくて逆に印象的だ。そういえば映画の中で夜の場面はここだけといっていい。そうか映画は主人公が夜に思い浮かべた妄想なのかなどと思いながら最後にシルビアの姿が映って終わるのである。

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登録日:2010年 08月 21日 22:21:21

「アイスバーグ! 」と「ルンバ!」。 「瞳の奥の秘密」とは違いこれぞ身体による表現

ベルギー人ダンサー/クラウンの二人ドミニクとフィオナを主役にした映画を続けて見た。セリフもあるが方法論としてはサイレントに近く、たとえば"あ~~"と叫ぶようなところも動きのほうを重視している。上映は「アイスバーグ!」からだったが「ルンバ!」から見たほうがこの二人の個性が把握できて良かったと思う。「アイスバーグ!」のほうがドタバタや乾いた笑いが多く拒否感を示す人がいそうだからだ。

「アイスバーグ! /L'iceberg」
こちらははバーガー店に勤める主婦が手違いで冷凍室に閉じこまれてしまって以来(ここでなんとか耐えようとする姿も見もの)氷山にめざめ、家族のこと(とくに夫)など無視して氷山のところに行こうとするいわば「未知との遭遇」氷山版だ。妻を追ってくる夫の行動や港町にいるいかにもダメそうな船長のやり取りなどは面白いのかそうでないのかよく分からない独特の世界だ。と言っても最初(と最後)にイヌイット女性の語りがあるので、これが変な映画であることは分かりきったことなのだ。

「ルンバ! / Rumba」
こちらは中学校の女性英語教師と男性体育教師との話で話の骨格は分かりやすい。この二人がラテンダンスを趣味にしている。まずは放課後の体育館でのダンスが目をひき付ける。床を回るダンスが素晴らしい。

ダンスコンテスト当日に女性教師が衣装を忘れたことに気付き引き返す。そして遅刻しそうになりながら車の中で衣装を器用に具合に着替える。もちろん法律違反なので実際にはやっていませんとばかりに合成画面になっている。そしてコンテスト会場に着くともう開始時間だ。ここは内容を見せないのが良い。優勝して意気揚々と家に帰る二人に立ちはだかるのが自殺志願者だ。迷っているらしく色々なことをしていまい、それが二人のダンサーには最悪の結果を与える。ここは少し違っただけで結果が違ってしまうことを表しているようであり、運なんてそんなものだと言っているようでもある。

ともかく交通事故により女性英語教師は片足を男性体育教師は記憶を失うことになる。学校に戻るが仕事がうまくいくはずもない。ここは杖を使ってのパントマイムもどきの動きともう過去の二人でないことを知って落ち込むことを表現した影によるダンスが良い。

この後にも二人に不幸が襲う。家は焼け、二人は離れ離れになる。男性体育教師は海まで行き着き、そこであの自殺男に拾われる。女性英語教師はなんとか彼の足跡を追いかけて海まで行き、崖に彼の服があることを見てそこから落ちたと思い込む。そして一年後彼女は彼を弔ふために海に行く。と文章にすると悲劇的だが演出はもちろんコメディだ。「アイスバーグ!」ほどではないがここでもサイレント風味は健在。

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登録日:2010年 08月 17日 22:14:35

「瞳の奥の秘密」。 「ソルト」よりも酷い。脚本が悪いとこうも無残な結果となる

瞳の奥の秘密 / El secreto de sus ojos / The Secret in Their Eyes

アカデミー賞の結果を見ていると"この作品はあの部門にノミネートされていていても獲れそうもないけど、別の部門ではなんとかいけそう"と思うケースがいくつかあり、その通りになることがある。それを政治的と見るか、神の見えざる手と見るかはその人次第。また外国語映画部門は一ヶ国一映画エントリーという方式から候補作の選定の過程が不透明で、かつ投票も含めて少人数で行われることが知られている。その意味ではこの部門を獲ったからといって"ハリウッドが認めた"というのは大げさなのだ。

ということで本年度アカデミー賞外国語部門を受賞したアルゼンチン映画。予告では内容が分かりにくいので期待しないで見に行ったら期待外れに終わった。物語は刑事裁判所を定年退職したベンハミンが25年前に扱っていた殺人事件を題材にして小説を書こうとしてかつて恋心を抱いていた年下の女性上司イレーネのもとを訪れ、事件のことを思い出すというもの。

事件は女性教師が被害者、警察は近所の職人を逮捕し自白を強要させた。警察の汚いやり方と対比させるなら主人公たちがするのは地道な捜査ということになるのだが、この映画は驚くべき展開を見せる。ベンハミンは夫モラレスの元を訪れ亡き妻が写っている写真の中に彼女にいやらしい視線を投げかけている男を見つけ、その男ゴメスの現在の居所を探そうとする。おいおい女を見つめるだけでなんの犯罪になるんだ?本来ならゴメスの身辺調査をして彼は問題行動を起こすような人間である証拠を見つけるとなるはずだ。なにせ事件は暴行殺人なのだから。ゴメスの居所を調べようと母親と連絡を取るとゴメスは逃げてしまいベンハミンはゴメスの実家を捜査したいと申し出るが上司に断られる。

ここから単独行動が始まり、ある種法律外の捜査となるので汚いこともとうぜん出てくる。そこでは正義と違法捜査を天秤にかけるのがふつうで、例えば被っている帽子が偶然風に飛ばされたようなふりをして家の中に入るのがよくある手だ(ここではベンハミンが靴紐を直してゴメスの実家から母親が外出した後で家の様子をうかがう場面はある)。ところがこの映画ではまったく違う。部下のパブロが堂々と家の中に入ってしまいすべてを台無しにする。ここにはアウトローながら正義心があるなどということはなく、単なるバカな行動でしかない。すぐに母親が戻ってきたので彼らは退散するが、ゴメスの手紙を盗む。このことが上司にばれて事件を追及することはできなくなる。これは当然だ。

数年後ベンハミンは駅で容疑者ゴメスを見張るモラレスを偶然に見かけ、事件のことを思い出す。保管していたゴメスの手紙からパブロは彼がラシン(サッカー・チーム)のファンであることを分析し、彼をスタジアムに通い何度目でついに遭遇する。不法入手した手紙をきっかけにサッカー・ファンであることを特定することだけでも問題なのに、偶然に出会ってしまう脚本も酷い。その前に近所のバーかなにかで"こいつ見たことない?"と調べるのがふつうだ(アルゼンチンには聞き込み文化がないのか?)。少し声を掛けられただけで逃げるゴメス、追うベンハミン。容疑は分からないが別件逮捕でもないらしい(アルゼンチンには公務執行妨害はないのか?)、取調室ではイレーネがセクハラならぬ、セクシャル誘導尋問で自白させる。警察も裁判所も酷い。弁護士は出てこないのも不思議だ。

というわけでこれを見ながら"これは何かのパロディか?"と思いながら見ていたが最後までツイストはなく終わってしまった。テレビにはイサベル・ペロン(エビータ後のペロン妻)がいて、その後の軍の政治介入した暗い時代を暗示させているようだ。たしかにゴメスはいつのまにか大統領のSPとなり、パブロもベンハミンの家で何者かに殺される。それらがそれなのかもしれない。例えば「天はすべて許し給う」の本歌取りであるトッド・ヘインズの「エデンより彼方に」にあったようなユーモアや毒はなくただ映像が流れてゆくだけだ。しかもそれに薄っぺらい恋愛描写を入れるので見ていて胸焼けがしてくる。サッカー場での攻防が映像的に面白くてもまった効果的ではないのだ。

脚本は監督のフアン・ホセ・カンパネラと原作小説家エドゥアルド・サチェリが担当している。パンフレットに小説からの変更点が載っている。

* サッカー場、小説には出てこない
* ベンハミンがゴメスのいやらしい目つきで彼を犯人と特定する場面→小説では根拠がたっぷりと語られる
* ゴメスがイレーネの挑発にのって犯行を認める場面→小説ではイレーネは出てこず、パブロがやる
* ゴメスがベンハミンとイレーネを無言で脅す→小説には出てこない

二人は映像に訴えようとしたのだろうが、そのアイディアが安易であるか、映像への過信があるようで見事に失敗している。セリフで説明しすぎる映画というのがあるがこれはその逆だ。映画は"この流れは映像を見て読み取って"と訴えるが出来上がったものは過程を描かずクライマックスだけを繋げただけの画になっている。冷静に考えればサッカー場でゴメスが逃げるのも、裁判所で脅す場面も不自然だ。(厳密に言えば違うが)刑事物で捜査過程を軽視すれば説得力なくなるのは当たり前だ。

それでも俳優の演技は悪くない。過去と現在を演じわけた主役の男女では若い女性のソレダ・ビジャミルの方が良い演技だと思う。脇のゴメス役のハビエル・ゴディーノも良い。クリスチャン・ベイルを連想させる目つきもいいが、もっと無個性な部分が良い。パブロ役のギレルモ・フランチェラはウディ・アレンにも似たいい味を出している。

本作と同様にアカデミー賞外国語映画賞ジャック・オーディアール監督「アン・プロフェット」、ミヒャエル・ハネケ「白いリボン」等がつまらないとしても本作ほど酷くは無いだろう。

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登録日:2010年 08月 14日 21:06:21

「ソルト」。 「エアベンダー」と違い脚本よりは演出に問題がある


ソルト / Salt

アンジェリーナ・ジョリーの新作スパイ・アクション、なにやら007やジェイソン・ボーンと比較されているようだが、数々の謎が展開する様はジャック・バウワーの「24」に近い。さらには元々はトム・クルーズで企画されていたせいか変装シーンなどは「ミッション:インポッシブル」を連想させる。脚本はカート・ウィマー、「リベリオン」で憶えた名前だ。脚本作の「リクルート」は見た。その次の監督作「ウルトラヴァイオレット」は残念な出来だったし、キアヌ主演作「フェイク・シティ」は見ていないのでこれが彼の脚本作だとは知らなかった。アイデンティティと謎を絡めるという点では「リクルート」に似ている。今作は絶妙とまで行かなくても悪くない。

「24」のジャックと比べると、途中までソルトの意図が読めない構成になっているので主人公への思い入れがしにくい。「24」にはパーマー議員(大統領)のように信頼すべき存在がいるのに、ソルトはその点が弱いさらにはアメリカ、ロシアの両大統領の描きこみが足りなく存在感が薄い。これは脚本というよりは演出の問題だ。

アンジェリーナ・ジョリーは多くのアクションを自分でこなす。こうしたところは相変わらずアドレナリン・ジャンキーぶりを発揮している。スタート時の髪をブロンドして拷問を受ける場面などを見ると老けたと思ったりもするが、「ウォンテッド」よりいい。ただアンジーがアクションをやるとあまりリアル・アクションという感じはしないのはいいのか悪いのかよく分からない。

CIAの同僚はリーヴ・シュレイバーとキウェテル・イジョフォー、会話からすると若いイジョフォーの方が上役らしい。シュレイバーは現場の人だし、話の展開上もそれに意味がある。彼も卑屈な性格の人間をやらせたらうまい。

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登録日:2010年 08月 10日 21:02:50

「エアベンダー」。 「ザ・コーヴ」と同じくらい見所は少ない

エアベンダー / The Last Airbender

M・ナイト・シャマランの新作はこども向けアニメの実写化、シャマラン映画はオチがすべてと思っている人には必要のない一本。自分のように運命をかたくなに信じている人が救われる映画と見ている人にもやや辛い。ちなみにこの見方ではベストは「アンブレイカブル」だし「サイン」はおろか「レディ・イン・ザ・ウォーター」だって理解できる(ただし後者はさすがにおもしろくない)。

この映画がそうしたシャマラン作品の流れに属さない理由は簡単で主人公が12歳なので(本当は100年間氷の中で現実逃避していたのでデーモン小暮方式で100+12歳)運命もなにもないからだ。さらにこのカンフー少年のアクションがほとんど演舞状態なのでつまらない、敵と戦うときには気の力を使うので、敵が勝手に転げ落ちてくれる。そんなものが面白いわけがない。

キャスト、とくに若い俳優はほぼ無名と言っていいだろう(はじめ水の国の少女はアンバー・タンブリンかと思ったがもう若くないし違った)。中で知られているのは「スラムドッグ$ミリオネア」のデヴ・パテルだろう。父である火の国の王に虐げられて顔に傷のある王子役だが、"オレはオスカー作品に出ているのに、こんなラジー候補作にでるなんて、シャマランのバカヤロー"という心の叫びが聞こえるような卑屈な表情が最高だ。バトルにしても彼と主人公の戦いが唯一面白いところになっている。なぜならリアルな肉体による対決はここだけだから。

北にある水の国のお姫様は唯一シャマラン的な自分に与えられた使命を受け入れようとする人、はじめに出てくる水のベンダーよりかわいいのだが、白髪(銀髪?)がどう見てもカツラなので白ける。まあ物語上は意味があるとしてもだ。

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登録日:2010年 08月 03日 23:16:53

「ザ・コーヴ」。 「インセプション」と似てタイムリミット・サスペンスがうまく機能していない

ザ・コーヴ / The Cove

これを見る日本人は何らかの色眼鏡で作品を見ることになる。僕の場合はアカデミー賞授賞式での電話番号が書いてあったプラカードを記憶に残っている。つまりこの作品が集金目的で作っていると言う分かりやすい構図だ。この映画を反捕鯨団体が作っているから連中に金が入るのが嫌だという人がいる。料金が1800円だとして各種取り分を取り除けば彼らの入るお金はそう多くはないはず。むしろ彼らが狙っているのは大口の寄付なのだ(公開中止運動でそれに成功したとして、それによる損失と公開中止騒動が海外に伝わることで集まる寄付金のどちらが多くなるかが問題)。

この映画の主人公と言うべきリック・オバリーは少しおかしい人だ。天才と呼ばれる人の多くはそうだが、この表現が不適切なら自分が思う正義をかたくなに信じて他人の意見をほとんど聞かないタイプの人間と言い換えてもいい。太地地元の警察(?)は思いっきりばかにしているし、町の人に殺されると思うのは勝手だが、変装するならマスクよりカツラがいいと誰かアドバイスしてほしかった。

この映画がヘンなところはリック・オバリーがイルカに対して色々と語るのにそれを裏付ける科学者の意見がほとんどないこと、クジラに関してはある程度あるだけに対照的だ。知能が高く彼が飼っていたイルカが自殺したと言うならどうして太地で窮地に陥ったイルカは自殺しないのだろう?その前にイルカの習性を利用して追い込むなんてじつに知的な漁だと思ってしまう。まあグアンタナモでは人間に対しても同じようなことをしているらしい。

水銀に関しては情報が小出しにしていると感じる。あの話から水俣病まで持ってゆくのも数字をきちんと示さないので説得力がないし、水俣病についても勉強不足だ。IWC総会における多数派工作に関しては、政治の世界とはこんなものだと思うから、これ自体が卑怯だとも思わない。

太地町民の映像は日本公開用にモザイクをかけているが、それによって彼らの表情が見えず、怒っているのか、バカにしているのか、見下しているのか分からないのは残念。給食の話以外の町民はほとんどカメラを持っていて互いに監視しているのが面白かった。どちらも相手のミス(明らかな犯罪行為)を待ち構えているのだ。肖像権の問題に関しての個人的には考え方は、勝手に撮影してもいいのは権力者・社会的地位の高い人の不穏な行動、事件や犯罪の現場にいる人なのだが、この映画を作った人たちにとって太地町民は犯罪者なのだろう。もちろん太地町民は犯罪者ではないが社会悪と思う人もいる。そして彼らを社会悪と決めるのはコモンセンスなのだ。その流れを映画制作者は作ろうとしているところにこの映画のずるさがある。

この映画に対して主張などは別としてエンターテインメントとして楽しめるという声がある。隠しカメラを仕掛ける場面などがそれにあたるのだが、これはどうだろう。隠し撮りのために各種スタッフを集めるのだが。結局イルカに関心があるのはイルカと泳いだことのあるダイバーくらいなので連帯感がない。それよりも問題なのは時間の問題なのだ。「マン・オン・ワイヤー」を見れば分かるようにサスペンスとしてハラハラできるのはタイムリミットがきちんとあるときだけだ。隠し撮りを決めてからアメリカでスタッフを集めこの映画がダメなのは太地町に来るまでにかなりの時間がかかっているはずなのだが、それを省略し過ぎるので緊張感が生まれない。急にシー・シェパード支持の女優が漁を妨害するところが入るなど意味不明な挿入もある。それならシー・シェパードと太地町の対立史を入れないとおかしい。

というわけでいいところがあまりないこの映画だが最後良ければすべて良しというタイプの映画なので、最後の入江のショットは映画制作者にとっては満足がいくものになったのだろうが、食肉にすることを前提にしているので赤い海になるのは当然なのでそれ以上は感じなかった。水族館用に取っていて残りを趣味で殺しているなら多少事情が違うのだが。

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登録日:2010年 08月 01日 23:12:12

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