グアンタナモ、それでも僕らははやってない

二つの映画のタイトルを並べてみた。
「グアンタナモ、僕達が見た真実/The Road to Guantanamo」

「ルワンダの涙」以後シリアス/重い映画が続く。「不都合な真実」
「それでもボクはやってない」「グアンタナモ、僕達が見た真実」
(別の意味で気持ちが重くなった「マリー・アントワネット」もあった)

「それでもボクはやってない」は確かにシリアスな社会派映画の力作だが
「グアンタナモ、僕達が見た真実」を見た直後には「まあ痴漢ならさっさと
認めて楽になったほうがいいよな」と思ってしまう自分がいる。
実際に同じ劇場でかかっている二本を続けて見た人はどのくらいいるのだろうか?

映画の前半は非常によく出来たリアルな再現ドラマ。彼らの行動も軽率といえば軽率。
グアンタナモに着いてから(正確にはその少し前から)はさすがに虐待の数々が描かれ
見ている方もしんどくなる。精神が完全に壊れなかったのは実際の虐待が映画ほどでは
なかったのか強い意志があったか(あるいは宗教に傾倒するようになった)の
どちらかだろう。

国家間の対立感情を煽るのに宗教を持ってくるのは実に安易だが効果的な劇薬だ。
日米関係なんてものも日本人が考えるほどに強固なものなのだろうか?
少なくてもアメリカ人から見たら日本人が思うほどには太い糸で結ばれていないのかもしれない。

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登録日:2007年 02月 03日 21:40:28

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