「ボルベール〈帰郷〉」

アルモドバル監督の最新作「Volver」の会見に豪華キャストが登場 - スペイン

【マドリード/スペイン 13日 AFP】スペイン人映画監督、ペドロ・アルモドバル(Pedro Almodovar)の新作、「Volver」の記者会見が13日に行われ、キャストやスタッフが参加した。写真は同会見に出席した出演女優のペネロペ・クルス(Penelope Cruz)。(c)AFP/PHILIPPE DESMAZES

AFPBB News


「ボルベール〈帰郷〉/Volver」
ペドロ・アルモドバル監督の新作はなんとも話が面白い。
殺人や病気などのシリアスな題材が出てくるのに味付けはコメディ
(とくに匂いに関するエピソードが笑える)。
そして家族との再会が大きな柱となり、最後は慰めと赦し。

そんな中で描かれる5人の女性たち。
中でもペネロペ・クルス演じる主人公ライムンダとその姉の組み合わせが良かった。
この二人にライムンダの娘、叔母の隣人などが絡む。そのバランスが絶妙だ。
二人ともにそれぞれの事情を抱えながらも、目の前の仕事をこなしてゆく強さも秀逸。

物語はラストに向かいライムンダと母の再会へと向かう。
再会が最後になるのは片方が片方を避けていたからで
観客はそれに関する秘密を知ることによって最後に彼女がとる行動の理由を理解する。
それは確かに重いものであるが、ある種の業であるとわかる。

惜しいのはライムンダが歌う場面、ペネロペの画で見るとやや違和感がある。

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登録日:2007年 07月 04日 21:50:53

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