川の流れのような「その名にちなんで」

カル・ペンら 米脚本家ストライキ デモに参加

【11月11日 AFP】全米脚本家組合(Writers Guild of America、WGA)がDVD販売やネット配信の報酬を求め、全米映画テレビ制作者同盟(Alliance of Motion Picture and Television Producers、AMPTP)に対して行っているストライキで9日、20世紀フォックススタジオ(Twentieth Century Fox Studios)周辺で、デモが行われ、俳優のカル・ペン(Kal Penn)らが姿を見せた。(c)AFP/Getty Images

AFPBB News


原作小説に関してはこちら
http://www.actiblog.com/emfanphoto/45801
原作のゆったりとした雰囲気を踏襲しているが、ゆったりとし過ぎていて
映画としてはやや盛り上がりに欠ける。とくに名前に関する二箇所、
名付けと改名の場面はもっと映画的な演出があってもよかった。

時代設定を原作から演じている俳優に合わせているが時代を感じさせるのは
主人公がパール・ジャムを聞くくらいしかない。マリファナを吸うのも時代と
シンクロしているというより学生時代のお約束に過ぎない。

コルカタ(カルカッタ)からニューヨークにやってきたアショケとアシマの夫妻と
その子供、(と妹のソニア)の30年に渡る物語だが、ミーラー・ナーイル監督は
ニュートラルな視線でキャラクターたちを見ているような気がする。ちなみに
日本のポスターは夫妻と赤ん坊のゴーゴリだが、アメリカ版はゴーゴリ。
これはゴーゴリ役のカル・ペンにコメディ俳優としての知名度があるからだろう。
アショケ、アシマ、ゴーゴリには同等に光を与えている。その結果、誰が主役かと
断定できなくなっている。アシマかゴーゴリがナレーションを担当すると言う方法も
あったのではないか(個人的にはゴーゴリにやってほしい)、もっとも監督が
タブー演じるアシマに思い入れをしているのは確かだろう(もしかしたら夫役の
イルファン・カーンよりカル・ペンに年齢が近いかもしれない)。そしてコルコタと
ニューヨークの撮り方も片方をきれいに、もう片方を汚くといったような撮り方は
していない。

映画として面白いと思ったのはゴーゴリが付き合う二人の女性、マクシーンと
モウシュミの描き方。どちらもやや展開が早いと思うのだが、いつ間にか話が
進んでいる原作の雰囲気と似ていなくもない。白人のマクシーンとゴーゴリ家との
違和感は映像ならではだし、同じベンガル人のモウシュミの初登場シーンの
垢抜けていない姿と、次に出会うときに百戦錬磨の女性になっている描写も面白い。

予想とはやや違うが詩情溢れる作品であることには違いない。

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登録日:2007年 12月 25日 22:40:10

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