メジャー・ロックで引きこもる?「Reign Over Me」

映画「Reign Over Me」のプレミア上映会開催 - 米国

【ニューヨーク/米国 22日 AFP】アダム・サンドラー(Adam Sandler)&ドン・チードル(Don Cheadle)主演の映画「Reign Over Me」のプレミア上映会が20日、ニューヨークで開催され、出演者らが出席した。マイク・バインダー(Mike Binder)が監督/脚本/出演をこなす感動ドラマの同作品は、23日から米国で公開される。写真は、プラミア会場に到着した出演女優のリヴ・タイラー(Liv Tyler)。(c)AFP/Getty Images Evan Agostini

AFPBB News


主人公チャーリーを演じるアダム・サンドラーのシリアス演技が話題の一本、
彼が演じるのは家族を9.11で失い。家に引きこもりゲームをやったり昔聞いた
レコードを買ったり、たまり演奏したりしている。家を出てもiPodにお気に入りの曲を
詰め込んで外界からのインプットは遮断している。しかもそこに入っている曲は暗い、
内向的なアーティストではなくブルース・スプリングスティーンやザ・フーといった
王道なのだ。これは結構インパクトがある。どんなにメジャー・アーティストを
聞いていても聞き方次第でこんなに内向的に見える。聞いているのも通販で
買い揃えたものに違いない。そしてその風貌がボブ・ディラン似なのも面白い。
話題の映画『I'm Not There』のどの出演者より似ているのではないか。

一方ドン・チードルが演じるのはチャーリーの大学時代のルームメイトである
歯科医アラン。ウィリアム・H・メイシーと並んで困った顔が似合う俳優だが、
クリニックは小さなトラブルあるが順調、思春期直前を迎える娘がいる家庭は
何が悪いというわけではないがやや倦怠期気味。だからこそチャーリーと
再開して学生時代のようにつるんで遊びまわり、開放感を味わい、しっぺ返しも受ける。
ここは『ブロークバック・マウンテン』を思い出した。深い意味はない、いくつになっても
男同士で遊ぶのは楽しい。これも現実だ。

音楽的な小ネタは思ったよりも少ない。リヴ・タイラーが出ているのだから
「いやー、エアロスミスより人気はなかったけど××のほうが本格派だったよ」
というセリフがあると面白かった。映画の原題であるザ・フーが使われる場面は
ハイライトには違いない。その後の展開がややご都合主義であることは確かだが、
落とし所としては悪くない。周りがチャーリーの世話をして彼を変えるだけでなく、
周りも彼に対する接し方をを変えないといけないのだから。

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登録日:2007年 12月 29日 15:00:40

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