「ヒトラーの贋札」

<第57回ベルリン国際映画祭>「Die Falscher(The Counterfeiters)」上映会開催 - ドイツ

【ベルリン/ドイツ 11日 AFP】8日から18日まで開催される第57回ベルリン国際映画祭(The 57th Berlin International Film FestivalBerlinale)で10日、ドイツ/オーストリア合作映画「Die Falscher(英題:The Counterfeiters)」の上映会が行われた。
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(c)AFP/DDP/MICHAEL KAPPELER

AFPBB News


ヒトラーの贋札/DIE FALSCHER/THE COUNTERFEITER

題材は興味深いのに着地点が定まらずに中途半端になってしまった映画。収容所送りになったユダヤ人の中から職人が集められてナチスのために贋札作りをさせられる。以前いた収容所と違い、自分の技術を発揮できる場を与えられた主人公たちはポンドの贋札作りを成功させ、次はドル札ということになるが、主人公のサリーたちの仕事が進めばナチスを延命させてしまう。これに対して印刷技師のブルガーは仕事を遅らさせようとして二人は微妙な関係となる。ブルガーの苦悩の面白いのだが、パンフレットで本人が語ることによると様子はかなり違うとのこと。なるほど、どっちつかずの描写になったわけだ。

それよりはナチスが弱っていることを勘付いている少佐とサリーの関係のほうが面白くなりそうなのだが、それだと「戦場のピアニスト」に似てしまう。そういえば「さらば、ベルリン」の原作でも主人公の不倫相手の夫がナチスに捕らわれて秘密作戦に従事していた。映画ではその辺は思いっきり省略していたが、その辺に光を当てた方が面白い映画ができそうなのに、その辺をうまく処理してくれる監督はいないものだろうか。

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登録日:2008年 04月 11日 22:20:00

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