「幻影師 アイゼンハイム」

映画「The Illusionist」の上映会にE・ノートンが登場 - スペイン

【マドリード/スペイン 16日 AFP】ヤリ・フィルム・グループ(Yari Film Group)配給、ニール・バーガー(Neil Burger)脚本/監督映画「The Illusionist(スペイン題:El ilusionista)」の上映会が15日に開催され、主演俳優のエドワード・ノートン(Edward Norton)が登場した。
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(c)AFP/PHILIPPE DESMAZES

AFPBB News


幻影師 アイゼンハイム/THE ILLUSIONIST

昨年公開の「プレステージ」とともに気になっていた作品がようやく日本公開。見終わってみると「プレステージ」やその原作「奇術師」を読んだりしていたことがマイナスになっているところがあることに気付く。マジックとSFとオカルトといった要素がどこまで混じっているのかと余計なことを考えてしまった。この映画を先に見ていればその境界線がどこだったかと悩むことはなかったはずだ。それでも「奇術師」にあった修行時代のエピソードやマジック・トリックの説明の部分は役立った。またパンフレットの袋とじの部分もむしろ先に見ていたほうがその境界線について余計なことを考えなくても済むのではないかと思う。

エドワード・ノートンは声も顔も甘めなのでヒゲが似合わないが、幻影師らしい怪しさは出ている。アイゼンハイムと対峙することになる警部を演じるポール・ジアマッテイは実際にはノートンより2つ年上だが、ここではかなりの年の差を出そうとしているのか(元来の老け顔がようやく実年齢に追いついたというのに)声も含めてやや大げさな演技になっているのが残念。皇太子のルーファス・シーウェルはホアキン・フェニックスに似ていて「グラディエーター」を思い出した。顔も骨格もごっついジェシカ・ビールは華奢な女性が好みの日本では受けないかもしれないが、もう少し知名度が上がってもいい人。と言ってもここではミスキャスト、むしろ子役の方が印象に残った。

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのナイラ・ディクソンによる衣装や、撮影部門でアカデミー賞にノミネートされた映像はセピア調でよく出来ているが同時にあざとさも感じた。個人的に意外だったのはこれまでは音の鳴らし方がうるさいとしか感じなったフィリップ・グラスの音楽の使い方。他の映画もこんな感じでお願いします。

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登録日:2008年 06月 04日 21:03:38

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