「スピード・レーサー」

映画『スピード・レーサー』英国プレミア上映会開催

【4月30日 AFP】アンディ・ウォシャウスキー(Andy Wachowski)と、ラリー・ウォシャウスキー(Larry Wachowski)監督の映画『スピード・レーサー(Speed Racer)』のプレミア上映会が29日、ロンドン(London)中心部のトラファルガー広場(Trafalgar Square)で開催された。
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(c)AFP

AFPBB News


スピード・レーサー/Speed Racer

「マトリックス」ウォシャウスキー兄弟 の新作。原作は「マッハGo Go Go」、さすがに同時代では体験していないが再放送では見たような気がする。でもそれよりは懐かしのアニメ(あるいは主題歌)特集だったかもしれない。前評判がよろしくなかったが、目標の達成度はある程度高い、しかし方向性そのものが恐らく間違っていると思われる。

簡単に言うと子供向けすぎる。まずはその色彩感覚よりスピードが書いた絵が動く場面で、椅子からずれ落ちそうになった。それに加えてギャグ部門を担当するレーサー家(これが名前で両親がパパ&ママ・レーサーというのもどうにかしてほしかった)の末っ子とチンパンジー、これがウンコにカンフーもどきにトンデモニッポンと見事に低俗なのだ。それなのに物語に出てくる大手企業の裏取引は妙に複雑で、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」を思い出した。あれにもナントカ・レースが出てきたっけ。

色彩感覚に関してはもっとドラッギーなものを想像していたら単に派手なだけで健全。しかしあの世界観を観客に受け入れさせるためにはワン・クッションが必要なのにそれがないのはいかがなものか。「マトリックス」でヴァーチャル・リアリティという前提を作り出すためにあれだけ力を入れた監督とは思えない。どうせならスピードが世界を見るとあのように見えるという設定にしたらいいのに。

俳優ではエミール・ハーシュが中途半端、「イントゥ・ザ・ワイルド」の予告ではかっこよく見えるのにここではずいぶん角張って見える。というか早い話がおっさんっぽい、過渡期なのだろう。クリスティナ・リッチははまっているが出番が少ないので映えない。途中で運転する場面は良かった。マシュー・フォックスは顔を隠しているのに「バンテージ・ポイント」より良い。残りの家族もいい意味で漫画チック。謎なのはRAIN(ピ)、真田広之がいるのが武者モーターズなのだから、彼の親がやっているトゴカーンは韓日合弁企業?妹はハルコなので後妻が日本人?謎のままである。

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登録日:2008年 07月 18日 00:08:42

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