「レボリューショナリー・ロード」原作「家族の終わりに」を読む
「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット、再び共演 - 米国
【ロサンゼルス/米国 24日 AFP】1997年の大ヒット作「タイタニック(Titanic)」で共演したレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットのコンビが再びスクリーンに戻ってくる。
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(c)AFP
レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット出演映画「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」の原作本(「タイタニック」以来の共演だが今の彼らなら夫婦か不倫しかないが、ここでは夫婦)。50年代のサバービアもの。ということでサバービアなら大場正明だろと思って調べたら、すでに「リトル・チルドレン」のパンフレットでこの小説に触れていた。ということで映画のパンフレットにも寄稿しているだろう。
サバービア映画といえばジュリアン・ムーアの「エデンより彼方に」や「めぐりあう時間たち」のムーアのパートが代表的だと思う。、これらの映画が提示しているのは戦後アメリカの黄金時代だと思われていた1950年代が、その影で次の時代に見られるような軋みをすでに抱えていたことだ。それはこの小説も同じ。郊外で暮らすこの夫婦は大した目的意識も無い生活を送っているが、それに耐えられなくなってきている。この小説では近所に問題人物がいるわけでもなく(ひとり重要な役割を果たすその手の人物はいる)、登場人物全体がなにか少し欠けているかのような印象を受けるのが面白い。何より興味深いのがこの小説が61年と言う50年代が終わった直後に発表されている点にある。この時点で50年代の軋みを感じていた人がいるわけだ。
60、70年代にアメリカ社会は変貌を遂げる。キューバ危機、ケネディ暗殺、公民権運動、フェミニズム、性の解放、ベトナム戦争など、これらを否定したい人たちにとって50年代は模範とすべき最後のアメリカなのだろう。それと逆に60、70年代の文化にルーツに持つクリエイターは、50年代にも後の時代につながるような要素を見いだすことによって、自分たちのルーツを肯定したいのだろう。
さて「ジュノ」をネタにして古き良きアメリカン・ファミリーなんてものはもはや存在しないと言ったことがあるが、そうした「ジュノ」の主張と比べると彼らのやり方は回りくどい気もする。と小説の話から映画の話になるのであった。
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登録日:2009年 01月 11日 19:26:06
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