「天使と悪魔」

世界同時公開控える映画『天使と悪魔』、ローマでワールドプレミア

【5月5日 AFP】映画『ダ・ヴィンチ・コード(The Da Vinci Code)』の続編『天使と悪魔(Angels & Demons)』のワールドプレミアが4日、イタリア・ローマ(Rome)で開催された。(c)AFP

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天使と悪魔 / Angels & Demons

原作が長いのでカットされる部分が多かろうと事前に読んでから観賞。「ダ・ヴィンチ・コード」を見ていたのでハサシンをポール・ベターニに変換して読んでいた(ちなみに今作に出演しているステラン・スカルスガルドとベターニは知り合いで、ベターニとジェニファー・コネリーの息子はスカルスガルドの名前にちなんで名づけられた)。

「ダ・ヴィンチ・コード」が原作のダイジェストにとどまり、スケールダウンしているパートもあったのに対して、この「天使と悪魔」は小説のハイライトと言うべきところも含めて削るところはばっさりと削り、俳優による解説よりは行動、つまりはスピード重視の娯楽作だ。小説の柱であった親子関係(教会からの反発を恐れたのか)も削っている。その結果としてセルン研究所のパートもかなり省略され、ラングドンを呼び出すのもセルンではなくバチカン関係者となっている。そのためヴィットリアとラングドンがペアを組む必然性がやや弱くなっているのだが、事件が起こればその点は気にならなくなる。

スピード重視はいいとして、少々弱いと感じるのは物語ではなく画の見せ方で印象的なショットが足りないと思う。例えば刻印も思ったより小さく、(まあグロテスクになっても困るのだが)インパクトがない。小説では人が死にすぎだと思ったが、そこには工夫があるのはいい。既読者も楽しめるようにミスリードされるパートがあるのはいい。

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登録日:2009年 05月 24日 21:55:41

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