「子供の情景」。「消されたヘッドライン」のようなエンターテインメント性はない
<第55回サン・セバスチャン国際映画祭>18歳のハナ・マフマルバフ監督インタビューに登場
【9月23日 AFP】スペインの最も古く名高い映画祭、第55回サン・セバスチャン国際映画祭(55th International Film Festival of San Sebastian)で22日、映画『Buddha Collapsed Out of Shame』が上映され、18歳の女性監督ハナ・マフマルバフ(Hana Makhmalbaf)がインタビューに登場した。
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(c)AFP
子供の情景 / ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた / Buddha Collapsed Out of Shame / Buda as sharm foru rikht
イラン人映画人一家に生まれたハナ・マフマルバフによるアフガニスタンを題材にした映画。外国人監督による視点という意味では「スラムドッグ$ミリオネア」と通じるものがある。バーミアンの仏像の破壊映像で始まり、それで終わる。そこはタリバンが女性に教育を禁止していたことに対する抗議の色が加わっているはずだ。
物語はほとんど少女バクタイの目線のみで語られる。実際に名前が出てくるのは隣の頭が弱そうな男の子アッバス(それでいて最後にあるように行きぬく力はある)だけだ。男の子が家で教科書を読んでいるのを聞いて、バクタイは子守をやめて学校に行くと決めて、ノートと鉛筆を買いに行く。アフガニスタンの事情を知らないこちらとしてはバクタイが学校に行かないのは決まりなのか、親が行かせないのか分からないままに映画が進むのが良い。色々あってバクタイがたどり着いた学校はなんと男子学校。そこからようやく女子学校に着くと、断りもなく入り一騒動を起こす。この口紅の取り合い辺りが映画で一番かわいらしいところだ。
そしてこの映画の一番の見所であり、一番きついところは少年たち(学校に行ってない理由は説明がほしかった)によるタリバンごっこ。学校に行くな、派手な格好をするなと言う。これを単なるタリバン批判と見るのは単純すぎるが、見ているほうを怒らせると言う意味では成功している。ハードなはじめてのおつかいとして見ても面白いかもしれない。
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登録日:2009年 06月 01日 00:16:04
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