「お買いもの中毒な私!」。中身のなさは「ブッシュ」と同等だが、楽しもうと思えば楽しめる

英ベストセラー小説の映画版、NYでプレミア上映

【2月6日 AFP】英ベストセラー小説「レベッカのお買いもの日記」シリーズの映画版『Confessions of a Shopaholic』のプレミア上映会が5日、米ニューヨーク(New York)のジークフェルド劇場(Ziegfeld Theatre)で開催され、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー(Jerry Bruckheimer)、出演女優のアイラ・フィッシャー(Isla Fisher)らが出席した。(c)AFP/Getty Images



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お買いもの中毒な私! / Confessions of a Shopaholic

大掛かりな作品を得意とするプロデューサー・ジェリー・ブラッカイマーだがケイト・ブランシェットの「ヴェロニカ・ゲリン」など女性映画もたまに作る人だ。この分かりすぎる放題の映画のヒロインを演じるのは「スクービー・ドゥー」「ウエディング・クラッシャーズ 」アイラ・フィッシャー。ということは日本ではほぼ無名、欧米でもボラット/アリ・G/ブルーノで知られているサーシャ・バロン・コーエンの婚約者(子供はいるが籍は入れてないらしい、彼女がユダヤ教への改宗が済んでいないからというがどうだろう)という認識だろう。30過ぎなので顔にはシワもあり、この映画の主役にはやや無理がある。フィッシャー自体はチャーミングなだけに惜しい。役のイメージとしては10年前のエイミー・アダムスあたりのイメージか、当時の彼女は知らないが。

個人的なこの映画への興味はアイラ・フィッシャーよりはヘタレ俳優ヒュー・ダンシーにある。どうせ雑誌の編集長といっても、ボンボンが親のコネでやっているだけだろう(そりゃ、「アグリーベティ」だ)と思ったが、母親が社交界の花形なのに両親は離婚しているので父親の姓を名乗って自分の力で編集長になっている。こんなのヒュー・ダンシーじゃない!と思ってしまうが、彼に興味がない人にはこの程度でいいと思う。

サブライム問題やカード破産の増加という現実を考えるとコメディにはふさわしくない題材だが、AAミーティングの買い物中毒版が出てきたのは笑った。同性愛勘違いネタや"Not~~~"というセリフがあるのはボラットの影響と思うのは考えすぎだろうか。

ヒロインの両親はジョーン・キューザックとジョン・グッドマン、キューザックもあのくらいの娘がいてもおかしくない年齢だ。親友スーズを演じるのはクリステン・リッター、どこかで見たことがあると思ったら「ゴシップガール」第二シーズンの80年代を舞台にした回に主人公の親友として出ていた。目が印象的だが脇に回ることが多いタイプか。クリスティン・スコット・トーマスはフランス語を喋るのでファッション雑誌の編集長がなかなかはまっていた。ファッション雑誌に入った新人は昔のクラウディア・シファーみたいだと言ったらほめすぎだろう。

しかしこの映画を見て一番のインパクトがあったのは劇場にいた外国人団体様の笑い声、まさにシットコムを見ているかのよう!つまらない映画もこの環境で見たらすべては傑作コメディだ。

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登録日:2009年 06月 18日 23:08:55

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