奈良医師宅火災・強固な殺意で放火か - 奈良
【奈良 23日 時事通信社】奈良県の医師宅が全焼し母子3人が死亡した事件で、逮捕された高1の長男は、母親らを殺害することを強く意識した上で放火した疑いが強い。写真は全焼した医師宅の前を通り奈良地検に向かう長男を乗せた車。(c)時事通信社
http://www.afpbb.com/article/670807
連日報道されているこの事件、詳細が伝わってくればくるほど、気が重くなります。
気になるのは、この子のお父さんが、今だ息子に会いに行ってないということなんですが・・・。
そりゃもちろん、お父さんがこの事件で誰よりも傷ついていて、ショックで、もしかして口もきけず、歩けず、飲めず、食べれず、眠れず、息をするのも難しく、呆然自失として、己を責め、周りの医者仲間が与えてくれているかもしれない安定剤やら鎮静剤だって全く効果を示さず、ただひたすら地獄の苦しみにさいなまされているのだろう。
でも私は願うんです。そうであっても、たとえ歩くこともできなくて、這って行ったとしても、今すぐ息子に会ってやってくれって。勝手な、第三者の言い分ですけど。
だってこの子はただひたすらお父さんに愛されたかっただけだもん。お父さんは怖い。お父さんは憎い。それって、お父さんを愛してる、お父さんに愛されたい、お父さんに認めてもらいたいの裏返しだ。 そんなこと誰もが分かる。「あ~ぁ、お父さんが一言、お前が大切なんだよって言ってやればよかったのにね」って、誰もがこの事件のことを聞いて思ったろう。
そして今、この子は取り乱すこともなく、ごくごく普通にしているという。時にはすまないことをしたと謝罪しているというけど、あんな事件を起こして、燃え上がる炎のすさまじい勢いを見て、家族が死んで、自分が逮捕されたのに取り乱すこともないって、それ、心がここにないからだよね? きっと彼の心は今も、その、火をつけてしまった瞬間の、その場所にいるまま。今ある彼は抜け殻みたいなもので、彼はずっとそこから帰ってこれないでいるんだと思う。その謝罪だって真の謝罪ではないだろう。どこか遠いこと、そんな感覚じゃないのかな?
だからこそ。お父さんにお願いしたい。死ぬほどの苦しみにあるだろうけど、今すぐに息子の所に飛んでいって、一緒に泣いてほしい。ただただ一緒に泣いて、泣いて、泣いて、その苦しみと悲しみを分かち合ってほしい。お父さんのあるがままの思いを吐き出してほしい。別に抱きしめなくていい。理解もしなくていい。ただ、お互いのその苦しみと悲しみを、その同じ場所で、同じ瞬間に吐き出してほしいと思う。そうすれば彼の心は初めてあの火をつけた瞬間から今という現実に戻れて、向かい合い、己の犯した罪に気が付き、慟哭し、心からの謝罪と反省もできるはず。そして勝手を言えば、それは亡くなった人への何よりの供養なんでは?
彼に罪を犯させた一因はお父さんかもしれない。でも彼を今救えるのもお父さんしかいない。を息子に見せることだけが、息子を救える。お父さん、頼む! 今苦しいのなら、これまでを後悔するのなら、今すぐ息子のところに行ってやってくれ!これは私だけの願いじゃなく、おそらくこの事件を聞くたびに重い気持ちを抱く日本中の願いだと思う。
お父さん、お願いだ! 彼のお父さんはあなたしかいなんだよぉ!
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登録日:2006年 06月 25日 19:49:15
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わだしずか
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