2008年 05月

「固有の領土」とはなにか

竹島は「我が国固有の領土」…新指導要領解説書に明記へ (読売新聞)

 文部科学省は17日、中学校社会科の新学習指導要領の解説書に、韓国と領有権を巡って争いのある竹島を「我が国固有の領土」として新たに明記する方針を固めた。

 これまで指導要領や解説書には北方領土に関する記述はあったが、竹島の記述は日韓関係への配慮などで見送られてきた。民間の出版社は指導要領や解説書に沿って教科書を作成、竹島の記述の有無も出版社で異なっており、今回の措置は、今後の教科書作りに影響しそうだ。


竹島の問題は、実際に韓国との間で争点になっているのだから、学校で教えることについては賛成。しかし、固有の領土とはいったい何なのかについて理解させることなしにこういう問題に安易な答えを与えることはしてほしくない。

領土: 領陸または狭義の領土ともいう。日本においてはこの意味における領土に関して定めた国内法がなく、主として条約、特に日本国との平和条約(通称:サンフランシスコ講和条約)が法規範になると考えられる。(Wikipedia)


日本は自国の領土がどこなのか、法的に定めてはいない。規範となるのは条約だとすれば、ある無人の土地について複数の国が領有権を主張した場合、いったい何をよりどころとして交渉すればよいのだろうか。

日本と韓国のどちらの領土か白黒つけだがる人たちが双方の国におり、韓国のほうがこの問題に熱中しているようである。私としては、朴正煕大統領が「あんな島は爆破して問題をなくしてしまえばいい」と語ったことも教科書に書き加えてほしい。

中立の、客観的に記述すべきだ、という八咫氏、
主張だけでなく、なぜこうなったのかも説明すべき、という日々狂簡氏に共感を持った。

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登録日:2008年 05月 18日 10:08:39

都合の悪い予報を無視した開発のツケ

四川大地震で目立つ学校の倒壊、ささやかれる「汚職がらみの手抜き工事」

【5月17日 AFP】(写真追加)12日の四川大地震では、四川(Sichuan)省のJuyuan中学校が倒壊してこれまでに生徒数百人が死亡した。
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(c)AFP/Peter Harmsen

AFPBB News


今回の大地震の前に数十万匹のカエルが一斉移動したそうな。もちろん、予報をしたのはカエルだけではありません。地震によるダム決壊の可能性が取りざたされていますが、それとは逆に、ダム建設が地震を引き起こすだろうという予測がすでに2006年の時点でなされていたのです。ほかにも大地震の可能性を指摘する学者がいたらしいのですが、科学的研究成果よりも自分たちの威信を気にする中国地震局によって意図的に無視されました。その結果、どう見ても手抜きとしか思われない建物がどんどん作られていきました。

関連記事がライブドア・ゲンダイネットでも報じられています。しかし、上記のリンクのほうが詳細な情報です。

建築士と建設会社による耐震偽装が発覚したものの、政治的圧力とマスコミの怠慢によって不正の追及にストップがかかった日本人は、このことを笑うことはできませんが。

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登録日:2008年 05月 18日 09:41:14

「中国人に頭を下げさせることはできないだろう」人民日報

中国・四川大地震、犠牲者2万2000人超える

【5月16日 AFP】(一部更新)中国国営の新華社(Xinhua)通信は16日、12日に発生した四川(Sichuan)省を震源地とする地震により2万2069人の死亡が確認されたと伝えた。
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(c)AFP

AFPBB News


中国の新聞「人民日報」は16日署名入りの文章を発表し、「中国人に頭を下げさせることはできないだろう」と述べています。

 この文章は、「四川大地震は突然発生した。当日、胡錦涛総書記は中国共産党政治局常務委員会会議を主宰し、救援を指示した。温家宝首相及び、10 万人の解放軍、武装警察らは迅速に被災地に入り、救助作業を展開した。国内各界や台湾、香港、マカオの同胞、世界の華僑華人も先を争って寄付した。これぞ、中国である。中国人民、中国政府、中国解放軍は如何なる困難にも屈服しないだろう。どの民族にとっても、復興の道はスムーズなものではない。災難を乗り越えた中国はより成熟し、一段と発展していくだろう」と述べています。(翻訳:董)


中国国際放送ウェブサイトより

これぞ、中国共産党です。
もともと、団結して困難に立ち向かい、超人的な努力によって打開し、よりいっそう成長していく、というテーマは共産党にとってお得意のものでした。
北京放送を聴いていると、とにかく温家宝にスポットを当てたがるのでうんざり。
そしてこの高圧的な態度。
義捐金を受けるためにはこういう態度はとらないほうがよい、ということに気づいてほしいものです。

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登録日:2008年 05月 17日 10:21:56

大地震は聖山を冒涜した報い? ではないだろうけど・・・

【動画】北京五輪聖火、エベレスト登頂の瞬間

【5月9日 AFP】北京五輪の聖火を手にした中国人とチベット族の登山隊が8日、エベレスト(Everest)登頂に成功した。チベット族の女性隊員ツェリン・ワンモ(Cering Wangmo)さんは、標高8848メートルの山頂で特殊トーチを掲げた。(c)AFP



<AFP動画ニュース一覧へ>

AFPBB News


チベット族の女性隊員に山頂に立たせるこの演出。チョモランマはチベット人にとって聖なる山なのであって、そこに偽りの「聖火」を立てることに対し、自らの信仰に対する冒涜と受け止めた人は多いことでしょう。

信仰のレベルだけではありません。野口健氏はこう書いています。

そして独特のチベット高原の自然美さえも、そこから失われつつある。北京オリンピックでは、エベレスト山頂への聖火リレーがおこなわれるそうだ(オリンピックの運営者は、死の地帯とも呼ばれる標高8000m以上の山のリスクを本当に理解しているのだろか)。そのためになんと、エベレストのベースキャンプまで、舗装道路の建設を着工しているようだ。新華社通信によると「波形のガードレールで柵を巡らしたアスファルト舗装の高速道路」になる模様だ。さらに、ベースキャンプ周辺は、すでに多くのプレハブが建てられ、宿泊施設やお土産物売り場の建設をはじめているとの情報もある。


これはまさに聖地を汚す行為に他ならない。地震の原因をそこに求めるのは間違っているのですが、これらのことが相乗効果をなして被支配者の怒りを増幅させてしまうことは確かです。

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登録日:2008年 05月 15日 14:16:54

核施設もやられた?

四川大地震、三峡ダムへの影響なし

【5月14日 AFP】中国の国営メディアはこれまでに四川(Sichuan)省で12日に発生したマグニチュード(M)7.8の大地震で、隣接する湖北(Hubei)省にある世界最大級の三峡ダム(Three Gorges Dam)への影響は確認されていないと報じた。

 中国の「世界最大の発電プロジェクト」三峡ダムは、震源地からは約1000キロ離れた長江(揚子江、Yangtze River)中流の湖北省宜昌(Yichang)市にある。(c)AFP

AFPBB News


ダムももちろん心配ですが、それだけではありません。

四川大地震:核製造施設破損調査へ幹部派遣 環境保護省

 【中国総局】中国環境保護省は14日までに、四川大地震を受け核汚染防止策を取ることを決定し、担当幹部らを被災地に派遣した。核専門家によると、四川省には核兵器の設計を行う施設や核兵器用のウラン、プルトニウムの製造施設があり、地震による破損や放射能漏れの有無、汚染防止策が必要かを調査するものとみられる。

毎日新聞 2008年5月15日 1時25分


四川省やチベットは、日本で言えば青森や若狭湾のような場所だったのでしょうか。
さまざまなうわさが飛び交っていますが、核の疑念はとにかく白黒はっきりさせていただきたいです。
しかし、情報公開に対して徹底して後ろ向きの中国では、これは期待できない話。恐ろしいです。

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登録日:2008年 05月 15日 14:02:55

なぜチベットの被害が報じられないか?

中国大地震、死者数万人規模の恐れ

【5月13日 AFP】(一部更新、写真追加)中国南西部を襲った四川(Sichuan)省を震源とする大地震で、国営新華社(Xinhua)通信は13日、死者数が四川省だけで1万2000人を超えたと報じた。

 また、中国外務省の秦剛(Qin Gang)報道官の発表によると、現在のところ外国人の死者・負傷者は報告されていないという。(c)AFP

AFPBB News


外国人の死者・負傷者は報告されていないって? 外国人がどれくらい居住しているか、当局はかなり正確に把握しているわけだから、一般人の被害状況を算定するよりも簡単に大まかな数は出てくるはずです。
やはり、外国からの支援を受け入れたくない政府の意向が繁栄されているのでしょうか。

以下はTBSラジオ、勝谷誠彦の「コラムの花道」からの引用です。

北京でも大揺れだったあの地震で、チベットが揺れなかったはずはない。ところが、今回チベットの被災状況については意図的に報道がなされていない。そんな中、人民解放軍に先立つ形で、四川省周辺に武装警官が2万人投入されているという。これはこの地域での治安維持を目的にした措置である。大地震の後、治安が極端に悪化することがある。暴動が起こったり、逆に権力の側がどさくさにまぎれて反体制分子を処刑したりということがこれまで何度も起こったが(関東大地震のときもそうだった)、チベットでそれが今行われている可能性はかなり高い。

今こそ、チベットのことを心配しなければいけないようです。

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登録日:2008年 05月 15日 11:54:37

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