ネルシーニョの不振

ハミルトン シーズン2度目のポールポジション獲得

【6月8日 AFP】(写真追加)08F1第7戦カナダGP(Canadian Grand Prix 2008)予選。
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ネルソン・ピケJr(以下ネルシーニョ)が苦戦している。

成績が振るわないのは勿論だが、特に内容がよろしくない。

今季ここまで予選ではF.アロンソに全敗、入賞ゼロ。早くもヨーロッパ・ラウンドでの交代のウワサまで出ている。



しかし様々な事情を考慮すると、同情する部分も少なくない。

チームメイトが同じアロンソということで、昨年のL.ハミルトンと比較されることも多いが、それは間違いだ。


昨年のハミルトンにはその年最高のクルマがあった。またシーズン前のテストではアロンソがせっせとクルマを開発する傍らで、ハミルトンは走行距離を稼ぐこと(=F1マシンに慣れること)に集中することができた。しかもチームとは10年来の付き合いな上、GP2からブランクもなくデビュー。おまけに現役ワールドチャンピオンとの"ジョイントナンバー1"待遇である。あらゆる状況が彼に有利に働いたのは間違いない。

一方ネルシーニョはと言えば、クルマはアロンソですら未だ9ポイントしか穫れないような代物な上、チームにも昨年加わったばかりのいわば"外様"。RDD(Renault Driver Development)所属でもなく、一からチームのやり方を学ぶ必要があったのに、テスト制限によって満足に走る事も敵わなかった。かと言ってS.ヴェッテルのように3rdドライバーを務めながら、他のカテゴリーに参戦してもいなかったので(良く言えば3rdドライバーに集中していた)実戦からは丸々1年も遠ざかる結果に。おまけにハミルトンと違い、チームでは完全なる"ナンバー2"待遇、、、。


これだけ悪条件が重なれば、新人にとって難しい状況になるのは当然だ。一貴がルノーからデビューしていても恐らく同様の状況に陥っていただろう。



ぼくはネルシーニョのことはかなり買っている。ハミルトンと同等とまでは言わないまでも、N.ロズベルグと同等の才能は持ち合わせていると思っている(実際F3の成績はネルシーニョが上、GP2ではほぼ五分)。ここまでの成績が期待外れなのは確かだが、ルノーに残るにしろ、下位チームで修行させるにしろ、もう少しじっくり見守ってもいいのではないだろうか? 実際ネルシーニョはF3でもGP2でも2年目にタイトル争いをしているのだから。。。。

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登録日:2008年 06月 08日 15:59:38

スポーツと富豪

佐藤琢磨 「F1を引退するつもりはない」

【5月8日 AFP】F1ドライバーの佐藤琢磨(Takuma Sato)は7日、所属していたスーパーアグリ(Super Aguri)が6日に長引く財政難を理由にF1世界選手権からの撤退を発表したが、たとえ所属するチームが無くともF1から引退するつもりはないと誓った。
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Japan's 40 Richest(Forbes)



この中の一人でもSAF1を支援してくれていたら、、、、。

任天堂の山内さんはMLBシアトル・マリナーズを所有しているから別として、他の日本人富豪はスポーツへの投資に全く関心がない。

欧米だと事業で成功してF1チームを持ちたい、サッカークラブを持ちたい、メジャーリーグ球団を持ちたいという夢を持っている人が多いのだが、日本人は金儲け自体にしか興味がない。だからSAF1だけでなく、Jリーグのクラブもその他のスポーツチームも活動資金で苦労することになる。1億2000万もの人口がありながら、世界的スポーツイベントで日本人選手及び日本のチームがあまり活躍できないのは、この体質が一つの原因だと思う。

例えば先日フィギュアスケートのトップ選手がリンク存続を訴える記者会見を開いたが、これも日本の富豪がポケットマネーを提供するだけで全く状況は変わるはず。富豪(会社)自身のイメージアップにも繋がるだろうし、決して無駄な投資ではないと思うのだが、、、。

やはり日本はスポーツがまだ"文化"として根付いていないということなのだろうな。

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登録日:2008年 05月 10日 16:24:30

IRL勢惨敗

レイホール 第2戦ホンダGP・セント・ピーターズバーグを制す

【4月7日 AFP】08IRLインディカー第2戦、ホンダGP・セント・ピーターズバーグ(Honda Grand Prix of St. Petersburg)決勝。4番グリッドからスタートしたニューマン/ハース/ラニガン・レーシング(Newman/Haas/Lanigan Racing)のグラハム・レイホール(Graham Rahal)は、優勝を飾り53ポイント(83周)を獲得した。(c)AFP/Getty Images

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IRL・チャンプカー統一2戦目にして、早くも旧チャンプカー組が優勝含めトップ10中6台を占めた第2戦セントピーターズバーグ。IRL勢情けなさ過ぎない??

勿論旧チャンプカー組が得意とするロードコースではあったにせよ、トップ10にたった4台とは‥‥。しかも旧チャンプカー組は開幕わずか数週間前に初めてIRLで使用されているダッラーラ・ホンダをテストしたばかり。ロードとはいえ、コースのデータだってIRL勢の方がはるかに持ってるはず。にも関わらず、グラハム・レイホールに史上最年少優勝を許し、エルネスト・ヴィソやエンリケ・ベルノルディといったF1、GP2経験者にあっさり上位入賞されてしまうという体たらく。これじゃIRL勢は所詮オーバルでしか勝てないと言ってるようなものだ。

逆に言うと、旧チャンプカーのレベルの高さが証明されたわけで、もしフォーサイスやルースポーツなども参戦していたら、IRL勢は更に酷い結果になっていたかもしれない。もちろんオーバルでは開幕戦のようにIRL勢が上位を独占するだろうけど、意外に早く差は縮まって行くかも。

AGRの武藤英紀は予選14位、決勝は路面がドライになった終盤に盛り返し、ファイナルラップに2台抜き去り6位入賞。とりあえず自己最高位を更新し、チーム内でも3位トニー・カナーンに次ぐ2番手でフィニッシュ。やはりロードには期待できそうだ。

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登録日:2008年 04月 09日 17:54:52

荒れる開幕戦

中嶋一貴 開幕戦オーストラリアGPで6位入賞

【3月16日 AFP】08F1第1戦オーストラリアGP(Australian Grand Prix 2008)、決勝。13番グリッドからスタートしたウィリアムズ(Williams)の中嶋一貴(Kazuki Nakajima)は、トップに1周回遅れを喫しながらも6位入賞を果たした。(c)AFP

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昔から開幕戦というのは荒れる。



個人的に思い出すのは、93年の南アフリカ(キャラミ)。雨の影響もあり完走わずか7台。リジェ(M.ブランデル)が3位表彰台に上がり、ミナルディ(C.フィッティパルディ)が4位、これがデビューレースのザウバー(J.J.レート)が5位初入賞という波乱のレースだった。

99年のオーストラリア(アルバート・パーク)では完走8台。P.デ・ラ・ロサ(アロウズ)がデビュー戦で6位入賞、同僚の高木虎之介は惜しくも7位に終わり、自身F1キャリア最大の入賞チャンスを逸してしまった(結局入賞ゼロでF1を去る)。

02年のアルバート・パークも完走8台。デビューレースとなった地元M.ウェバー(ミナルディ)が5位、同じくデビュー戦だったトヨタ(M.サロ)が6位初入賞という荒れたレースだった。

一気に遡って90年のアメリカ(フェニックス市街地)では、予選でミナルディ(P-L.マルティニ)がフロントロー2番グリッドを獲得。決勝では新鋭J.アレジがA.セナと激しいバトルを繰り広げたのは有名。



開幕戦が荒れる理由としては、まず新車での初レースということが挙げられる。特に開幕戦は市街地レースだったり、ヨーロッパ以外の高温な場所であったりと、オフシーズンテスト(主に12〜2月のスペイン)とは気温、路面などかなり環境が異なることが多い。そのためテストでは出なかったようなトラブルが突如発生してしまう。先日のアルバート・パークのように、異常気象(高温)に見舞われれば尚更だ。

またクルマだけでなく、スタッフにとっても実戦は約半年ぶりとなる。実戦感覚が戻るまでに時間がかかるということはあるだろう。R.バリチェッロの赤信号見落としなど、フェラーリ時代のロス・ブラウンだったら考えられないコト。ブラウンほどの人物を持ってしても1年以上の実戦ブランクは大きいのだと思われる。



そんなわけで2008年開幕戦。完走9台、うちチェッカーを受けたのはわずか7台、更にうち1台が失格という大荒れのレースとなった。そんな中、一貴クンが見事生き残って6位初入賞!! レース内容はお世辞にも褒められたものではなかったが、このようなレースはとにかく最後まで生き残ることが肝心。それを達成しただけでなく、チームにポイントも持ち帰ったことは評価大だ。クビツァとの接触で文句も出るだろうが、そんなの気にしてたらレースなんてやってられない。昨年のGP2では結果を出すまでに時間がかかったので少し心配だったけれど、これで多少は伸び伸びとできるのではないだろうか。特に次戦マレーシアでは10グリッド降格ペナルティにより、実質最後尾からの追い上げになるので、アグレッシブに攻めてもらいたい。

またデビューレースだったS.ブルデも、チェッカーは受けられなかったものの7位入賞。純粋なスピードでは若きS.ベッテルに分があるが、安定感ではブルデも負けていない。やはり今シーズンのSTRの二人は面白そうだ。

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登録日:2008年 03月 22日 20:02:15

五輪イヤーのF1

バルセロナテスト最終日 中嶋 8番手タイムを記録

【2月28日 AFP】F1、バルセロナテスト最終日。
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「五輪イヤーは名車が生まれる」とは今宮純サンの言だが、これは言い換えれば「五輪イヤーは1チームが圧勝する」ということである。実際、急激に商業化が進みチーム間の格差が拡大した80年代以降は、見事にこの法則が当てはまっている。

以下はF1同様商業化が進む五輪において「最初の商業五輪」と呼ばれる84年ロス大会以降の五輪開催年(94年のリレハンメル大会以降、冬季五輪は中間年に開催されるようになったため、96年以降は夏季五輪)のドライバーズ及びコンストラクターズ・ランキングのトップ2である。



・84年(LA・全16戦) 
 Driv:1位 N.ラウダ(マクラーレン・5勝)2位A.プロスト(同・7勝)
 Con:1位マクラーレン(12勝)2位フェラーリ(1勝)
・88年(ソウル・全16戦) 
 Driv:1位A.セナ(マクラーレン・8勝)2位A.プロスト(同・7勝)
 Con:1位マクラーレン(15勝)2位フェラーリ(1勝)
・92年(バルセロナ・全16戦) 
 Driv:1位N.マンセル(ウィリアムズ・9勝)2位R.パトレーゼ(同・1勝)
 Con:1位ウィリアムズ(10勝)2位マクラーレン(5勝)
・96年(アトランタ・全16戦)
 Driv:1位D.ヒル(ウィリアムズ・8勝)2位J.ヴィルヌーヴ(同・4勝)
 Con:1位ウィリアムズ(12勝)2位フェラーリ(3勝)
・00年(シドニー・全17戦)
 Driv:1位M.シューマッハー(フェラーリ・9勝)2位M.ハッキネン(マクラーレン・4勝)
 Con:1位フェラーリ(10勝)2位マクラーレン(7勝)
・04年(アテネ・全18戦)
 Driv:1位M.シューマッハー(フェラーリ・13勝)2位R.バリチェッロ(同・2勝)
 Con:1位フェラーリ(15勝)2位BARホンダ(0勝)



このように2000年を除き、実に6回中5回という高い確率でドライバーズ1-2フィニッシュの"完全制覇"となっている。

五輪イヤー以外でのドライバーズ1-2完全制覇は、87年のウィリアムズ(1位N.ピケ、2位N.マンセル)89年のマクラーレン(1位A.プロスト、2位A.セナ)02年のフェラーリ(1位M.シューマッハー、2位R.バリチェッロ)の計3度しかない(97年のウィリアムズ(1位J.ヴィルヌーヴ、2位H-H.フレンツェン)も該当するが、M.シューマッハーの全ポイント剥奪による結果なのでここでは除外)。言うまでもなく五輪イヤーは4年に1度であるから、いかに五輪イヤーの"圧勝率"が高いかがわかるだろう。

今オフシーズン・テストではフェラーリの圧倒的優勢が伝えられているが、果たして今年もデータ通りになるのだろうか。

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登録日:2008年 03月 11日 19:46:26

GP2:08シート状況

ルノー アロンソとピケJrの起用を発表

【12月11日 AFP】F1ドライバーのフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)がルノー(Renault)に復帰することが10日に発表され、様々な憶測を呼んだアロンソの移籍騒動に終止符が打たれた。
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フェルナンド・アロンソの去就がルノー復帰という、ある意味最も面白味のない(笑)結論に落ち着き、空いたマクラーレンのシートには結果的にトレードの形でヘイッキ・コヴァライネンが座ったことにより、ヤルノ・トゥルーリやエイドリアン・スーティルの移籍の噂も消滅。これで来季のF1シートはほぼ決着した感がある。

一方05年の発足以降、毎年複数のF1ドライバーを輩出し、すっかりF1への登竜門として定着したGP2の方はまだまだ不透明だ。というわけでなぜか専門誌でもWebでも情報の少ないGP2の来季シート状況を見てみる。



まず既に決定しているのは7人。3年目にして初めてタイトルを奪われたARTは既に、ロマン・グロージャン(07ユーロF3チャンピオン、08ルノーF1テストドライバー)とルカ・フィリッピ(07GP2 4位)の起用を決定。チーム、ドライバーの実力からして、来季のタイトル候補No.1だろう。ちなみにフィリッピには16億円もの持参金付きでスーパーアグリF1加入の噂もあったが、ART加入によりアンソニー・デヴィッドソンの残留が濃厚となった。

今季中嶋一貴が所属したDAMSは、来季もTDPから小林可夢偉(07ユーロF3 4位)そしてジェローム・ダンブロジオを獲得。スーパーノヴァはアジアシリーズにクリスチャン・バッケラドの起用を発表し、おそらくはそのまま来季レギュラーに収まるものと思われる。年々順位を落としているアーデンは、レッドブル繋がりから予想通りセバスチャン・ブエミ(07ユーロF3 2位)を、前年最下位から8位に浮上したデュランゴはアルベルト・ヴァレリオの起用を発表している。

その他確定ではないものの、常勝ARTの牙城を打ち崩し初のタイトルを獲得したiスポーツには、アーデンからブルーノ・セナの移籍が有力。二人目にはマルコ・アスマー(07イギリスF3チャンピオン)、カルン・チャンドック(将来のフォース・インディアF1入りが噂されるインド人)、マイク・コンウェイ(06イギリスF3チャンピオン)など、チャンピオンチームに相応しく多くの名前が候補に挙がっている。

スペインの2チーム、カンポスとレーシング・エンジニアリングは、ハビエル・ヴィラをはじめスペイン人(系)ドライバーの起用が有力。エイドリアン・ヴァレス、ボルハ・ガルシア、(フォース・インディアF1のレギュラーシートを獲得できなかった場合)ロルダン・ロドリゲスなどが候補に挙がっている。その他ミナルディ・ピケはパスター・マルドナド、DPRにはアンディ・ソウチェクが噂されている。

FMS、トライデント、BCNに関しては、あまりに情報が乏しく予想不能。

最後に今季3人がエントリーした日本人ドライバーは、今のところ可夢偉のみ。山本左近、吉本大樹の復帰に期待したい。



08年シート状況(◯=決定、△=有力、?=候補)

iスポーツ 
B.セナ△ M.アスマー? C.チャンドック? M.コンウェイ? A.ツヴァー?

ART
R.グロージャン◯ L.フィリッピ◯

カンポス 
V.ペトロフ△ B.ガルシア? A.ヴァレス? R.ロドリゲス? A.ツヴァー?

スーパーノヴァ 
C.バッケラド△ A.ツヴァー△ M.コンウェイ? M.アスマー?

DAMS 
小林可夢偉◯ J.ダンブロジオ◯

レーシング・エンジニアリング 
J.ヴィラ△ A.ヴァレス? R.ロドリゲス? E.ヴィソ? P.マルドナド?   

アーデン 
S.ブエミ◯ C.チャンドック? M.アマミューラー? A.ザウグ? B.ガルシア?

デュランゴ 
A.ヴァレリオ◯ 

FMS、トライデント ????

ミナルディ・ピケ 
P.マルドナド? R.ロドリゲス? A.ツヴァー? M.コンウェイ?

DPR 
A.ソウチェク△ C.チャンドック? A.ザウグ?

BCN 
ホーピンタン?



追記:iスポーツはB.セナとC.チャンドック、トライデントはM.コンウェイの起用を発表した。

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登録日:2007年 12月 21日 17:55:24

モズレー暴走

2007年度世界自動車連盟表彰式が開催される

【12月8日 AFP】2007年度世界自動車連盟表彰式(2007 FIA Awards gala)がモナコで開催され、F1で2007年の年間王者に輝いたフェラーリ(Ferrari)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)をはじめ、マクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)や元マクラーレン・メルセデスのフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)らが出席した。(c)AFP

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FIAは08年から10年間のエンジン開発"完全"凍結を決定した。既に今シーズンから凍結自体は始まっていたものの、軽量化や"2レース1エンジン"規制に対応するための耐久性向上など、根幹部分に関わらない細かな部分の改良は許されていた。しかし来シーズンからはそれすらも不可能となる。更には風洞・CFDの使用制限や更なるテスト制限まで加えられた。一体どこまでFIA=マックス・モズレーの暴走は続くのだろうか?

前述の通り今シーズンよりエンジンの開発は凍結され、タイヤはブリヂストンのワンメイクとなった。来年にはECUが標準化され、ギヤボックスの4レース使用が義務づけられる。今後もFIAによってコスト削減の名の下に、ギヤボックスをはじめ、あらゆるコンポーネントが標準化されていくだろう。まさにワンメイクレースまっしぐらである。

ちなみにその標準ECU。F1で長い歴史と実績を誇るマニエッティ・マレリではなく、マクラーレンの関連企業であるマイクロソフトMESが採用された。おそらくは入札、つまりは金で決まったのだろうが、マニエッティ・マレリのような伝統企業が締め出されるのは、F1界にとって損失以外の何物でもない。しかも肝心のMES製ECUが、現状ですこぶる性能が悪いらしい。この改良・マッチング作業だけで、無駄にコストがかかっているのだから本末転倒である。

閑話休題。技術規制に関してはF1の歴史の一部でもありやむを得ない部分もある。ある程度スピードを抑制するためには必要不可欠なものだ。しかし風洞・CFDの利用制限など開発の手法にまで規制を加えるのは、あまりに横暴過ぎやしないか? 24時間3シフトのためこれまでに追加雇用したスタッフはクビか? FIAはF1を自分たちの私物とでも勘違いしているのではないか? おそらくF1の独自性などFIAにとっては何の関係もないのだろう。

それなら中途半端な規制などせず、いっそのこと他のレースと同じように、完全ワンメイクに堕落させたらいい。全チーム、シャシーはダッラーラ、エンジンはコスワースにでも統一したらどうか。自動車メーカーにも自社エンジンではなくコスワース使用を義務づける。そうすれば車体開発に従事するスタッフを大幅に削減して、彼らを路頭に迷わせる反面、チームは人件費だけでも大幅なコストダウンができる。コスワースのワンメイクになるので、エンジンの技術者は市販車部門に移る。これらに反対する自動車メーカーには、モズレーの強権を発動してF1から去ってもらい、空いた参戦枠にはFIAに従順なプライベーターを参入させる。これでF1モズレー帝国の完成だ!!

願わくば全参戦チームがモズレーに反旗を翻し、揃ってF1を脱退→独自の新シリーズを起ち上げてもらいたい(そういえば20数年前、FISAとFOCAの対立なんてのがあったなぁ)。Fポンやインディのように独自にルールを定める、FIAが直接関与しない新シリーズを望む。それ程現在のモズレー独裁はF1にとって害でしかない。

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登録日:2007年 12月 12日 18:34:52

ラルフとフィジケラ

BMWザウバー ビジャが初テスト

【12月5日 AFP】F1ヘレステスト1日目。BMWザウバー(BMW Sauber)は、スペイン人ドライバーのハビエル・ビジャ(Javier Villa)が初のテスト走行に臨んだ。(c)AFP

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95年ドイツF3チャンピオン、96年フォーミュラ・ニッポン初代チャンピオン、加えて「皇帝ミハエルの弟」という肩書きを引っさげて、ジョーダン(現フォース・インディア)から97年F1デビューを果たしたラルフ・シューマッハー。彼が契約に際してジョーダン側に当初チームメイトとして要望したのは、既にピークを過ぎたベテラン、マーティン・ブランドルでした。兄ミハエルがそうしたように初年度からチーム内の主導権を握ろうと画策したのでしょう。思えば兄ミハエルはデビュー当時、ネルソン・ピケやリカルド・パトレーゼといったベテランを引退に追い込み「ベテラン潰し(キラー)」と呼ばれたものです。

しかしエディ・ジョーダンが選んだのは、前年ミナルディからデビューした当時23歳のジャンカルロ・フィジケラでした。ラルフにとってはまさに寝耳に水。しかも既に関係者から将来有望と評されていたフィジケラは、自らの地位を脅かす存在でもありました。面白くないラルフは開幕前からフィジケラに対して敵対心を露にして行きます。

そして迎えた第3戦アルゼンチンGP。プジョーとのジョイントが3年目を迎え、トップ4を脅かす速さを見せていたジョーダン197の二人は、レース中盤には3-4体制を築きます。しかし24周目、前を行くフィジケラに対し敵対心剥き出しのラルフは無謀とも思えるオーバーテイクを敢行。結果両者は接触しフィジケラはその場でリタイア。一方のラルフはそのまま走りきり3位フィニッシュ。デビュー3戦目にして嬉しい初表彰台に上ります。

当然、弾き出されたフィジケラは怒り心頭。これ以降両者は口もきかない険悪な関係となり、シーズン終了までお互いを罵り合うことになります。そして翌年、フィジケラは当時マネージャーを務めていたフラビオ・ブリアトーレに引き抜かれ、ベネトンに移籍。代わってジョーダンにはデイモン・ヒルが加入して、以後二人は別々の道を歩むことになりました。

その後、ヒル中心となったチームに納得いかないラルフはウィリアムズに移籍するものの、ここでも"暴れん坊"ファン・パブロ・モントーヤと衝突。05年にはトヨタに移るも思った程の成績を挙げることはできませんでした。一方フィジケラは落ち目のベネトン〜落ち目のジョーダンと不運な移籍を繰り返し、05年ようやくルノーで勝てるクルマを手に入れたと思ったら、フェルナンド・アロンソに完敗。そして07年末、二人はとうとうワークスチームのシートを失いました(フィジケラは暫定)。

ジョーダンでの罵り合いから10年。ベテランとなった二人は何の因果か、スペイン・ヘレスにおいて、かつて共に戦い、いがみ合ったチームのテストに揃って参加しています。

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登録日:2007年 12月 05日 18:20:06

マカオ:トップ5独占

グロック トヨタからF1に参戦

【11月20日 AFP】F1に参戦しているトヨタ(Toyota)は19日、10月に退団したラルフ・シューマッハ(Ralf Schumacher)に代わり、2007年のGP2シリーズで年間優勝を果たしティモ・グロック(Timo Glock)と2008シーズンから専属ドライバーとして複数年契約を結んだことを発表した。
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(c)AFP

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今年のマカオF3は凄い結果になった。

優勝はオリバー・ジャービス(トムス)。以下、塚越広大(マノー)大嶋和也(トムス)マルコ・アスマー(ハイテック)ロベルト・ストレイト(プレマパワー)というトップ5に。トムスの99年(ダレン・マニング)以来のマカオ制覇、日本人のダブル表彰台は勿論のこと、何と言っても全日本勢がこの伝統のレースでトップ5を独占したことはまさに快挙と言える(アスマーはシーズン途中までイギリスと日本のダブルエントリー)。

ぼくはこれまで全日本F3に対して危惧を抱いてきた。エントリーはわずか12台。英国やユーロが30台近いエントリーを集めているのとは対照的だ。またチーム間の格差もそう。事実上トムスがトヨタ・ワークス、リアル(前M-TEC)がホンダ・ワークスであり、それにインギングを加えた3チームでほぼ上位は独占される。結果上位と下位がはっきり分かれてしまい、コンペティションの観点から見て疑問を感じざるを得なかった。ただでさえ競争の激しい英国&ユーロにこのままではどんどん差を開けられてしまうのではないか、と。

そんな中飛び込んで来たマカオ・トップ5独占の快挙。これは少なくともその上位チーム間の競争は非常に高レベルであることを表していると言える。

今回本命とされていたASM勢(ロメイン・グロージャン、小林可夢偉、ニコ・フルーケンベルク)やF1・GP2経験者(ブルーノ・セナ、セバスチャン・ブエミ)、イギリス勢(カーリン、ライコネン・ロバートソン)らは軒並み不本意な結果に終わった。もちろんマカオのコースは道幅が狭く、レース自体も15周と短いため、アクシデントやトラブルなど運に左右される部分が多い。とはいえ予選から圧倒的な速さをみせたジャービスや、9番グリッドからオーバーテイクショーを披露した塚越の走りは欧州勢を圧倒していたのも事実。またF3エンジンで9割以上のシェアを占めるメルセデスに対し、トヨタのニューエンジン1AZ-FEがデビューウィンを飾ったことも、全日本のレベルの高さを証明したと言える。

今回の結果は少なからず欧州の関係者に衝撃を与えたことと思う。今後エイドリアン・スーティルやジャービスのように欧州から有望ドライバーがどんどん全日本に来てくれると、国内フォーミュラももっと盛り上がると思うのだけど。

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登録日:2007年 11月 21日 18:00:18

He'll be back

オシム監督 脳梗塞で倒れる

【11月16日 AFP】(一部更新)日本サッカー協会(JFA)は16日、サッカー日本代表のイビチャ・オシム(Ivica Osim)監督が脳梗塞で倒れ、危険な容態であることを明らかにした。
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(c)AFP/Kyoko Hasegawa

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倒れる直前までプレミアリーグを見ていたというのが、いかにもオシムさんらしいですよね。

大丈夫。またあの奥深いサッカーの話や、ぼくらをけむに巻くようなユーモアたっぷりの”オシム語録”を聞かせてくれますよ。





今はただただ一日も早い回復を願っています。

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登録日:2007年 11月 17日 03:35:52

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プロフィール
cavasan
石川県金沢市在住の31歳。F1歴は90年鈴鹿から。
好きなドライバーはジル・ヴィルヌーヴ、ミカ・ハッキネン、佐藤琢磨。
好きなチームはロータス、ジョーダン、スーパーアグリ。
好きなクルマはフェラーリ640、ジョーダン191。
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