言語の獲得、社会からの隔絶、精神への架け橋と、空白への挑戦・・・



昔、インドで狼少女の姉妹が有名な話だったけど、あらためてウィキで読んでみると、眉唾な部分も多少あるそう。実は姉妹は自閉症だったのではないかとする疑問や、やらせというか、別のモデルに四つ這い歩行を真似てもらって写真を撮っていたりなど・・・

でも、実際に社会から隔絶されて生き延びてきた子供たちについて、他にもいくつか例はあって、各々のケースで、保護後の挑戦は失敗したり、成功したりしているみたい。

ドイツで発見された「野生児」と当時カテゴリーされた子供ちゃんのピーター(享年72だそう)は、「言語獲得の臨界期」を超えてしまっていたため、言語理解に一生涯、障害があったらしいし、フランスで発見された「野生児」ヴィクトールは、知的障害の影響もあったのかもしれず、やはり言語理解できないまま亡くなったそう。

野生児とカテゴライズされている子供のほかには、嗚呼・・・「監禁」され、人為的に不運な状況に置かれてしまっていた子供たちもいて、アメリカで保護されたイザベルは6歳半まで言葉に触れる機会がなかったそうだし、アンナは5歳まで、ジーニーは悲惨でなんと13歳まで便器付き幼児椅子に縛り付けられていたそう。

言語獲得の臨界期を越えていたみんな、ほとんどの場合言葉に不自由がずっと残ってしまうそうだけど、アメリカで保護されたイザベルさんは、なんと保護されて2年で言葉獲得できたのだそう。なので、「言語獲得の臨界期」を超えた人間の可能性の示唆ともなっているようです。

そして、一番最近の「野生児」、「カンボジアのジャングル少女」ロチョムちゃん・・・お父さんに連れられての退院と村の宗教儀式などの対応が、あまりよく影響しなくてやせ細ってしまってるって、ううう、もどかしや・・・。もともと、言語とかどうなんでしょうね。「お父さん」「お母さん」「腹痛」の3語は話せるらしいけど、ロチョムさんが、行方不明になったお子さんと同一人物だとして、すると行方不明になったのが8歳のとき。すると、言語はすでに獲得されているはずで、その後の10年間の空白による影響は、ロチョムさんにどう具体的に働いたのか、気になる気になる気になる。
・・・気になるし、それにそれがきっとロチョムちゃんを支援していく鍵にもなるんじゃないかと、思ったりするのであります。村の悪魔祓いや祈祷では、ううむ、ロチョムちゃんは心をさらに閉じてしまうんではないかと思うんでありますなぁ。慈善団体に引き取り要請するつもりとのこと・・・いい方向に行くといいですね。時間はたんまりかかるけど、辛抱強く、温かく・・・

コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2009年 11月 04日 18:56:22

コメントを追加

Trackback

この記事に対するトラックバックURL:

カレンダー
< 2009年 11月 >
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30




プロフィール
ommathaya
ommathaya
(女)
1978年06月14日
GOGAIA.
こんにちは。
気まぐれニュースピックアップしています。AFPって、すごいですね。ネットを使ったジャーナリズムで、一番成功していたりして?ニュースもとっても早いし、網羅されているし・・・日本語だし!気まぐれにチェックしては、どっぷりはまる日もよくあります。
最近のトラックバック
カテゴリー
自己紹介 [1]
お気に入りリンク
gogaia journal
検索