2006年 07月

大切にしたい思い

サマワに日本政府援助による競技場が完成 - イラク

【サマワ/イラク 30日 AFP】南部のサマワ(Samawa)で30日、日本政府の資金援助で建設された競技場の落成式が行われた。日本の自衛隊はサマワからの撤収作業を既に進めており、第2次世界大戦後初となった日本の部隊による戦闘地での活動は終わりを迎えつつある。写真は、落成式に出席する自衛隊員たち。(c)AFP/AHMAD ABDEL RAZAK

AFPBB News


イラクへの自衛隊派遣はとても危険で、かつ重要であったと思う。
印象的であったのは、殺害された奥大使の残したという言葉だ。
各国がイラクの復興支援で協議しているとき
「だめだ。みんな自国の利権しか考えていない。」
そういって、独自に日本としてできることを考えるべく策定したという。

実際に出かけた自衛隊員は、専門の訓練を受けたでも普通の善良な人々だ。
彼らが、誠意をもってイラク復興に働いてくれたことは、これからかの地へ
旅行する人々にとって恩恵をもたらすだろう。
どこの国でも感謝を知っている人々は、こうした地道な努力を
忘れないからだ。

日本国内で、対外的攻撃力増強の話が話題になっている。
戦争はなにも解決しない。
それは隣人同士の争いを見てもあきらかだ。
互いの生活を尊重することは必要だが、迷惑をかければ
元通りの関係にはなれない。

日本は軍隊を持ってはいけない。
アジア諸国から信頼を失うだろう。
武器を持てば、自己を律する文化を失い始めた日本では
必ず、プライドやメンツにこだわり戦争を始める世代が
出るだろう。

勝てるとか、やられるとかではなく、
戦争は不要な政策のひとつだ。
自衛隊が、個人レベルや活動レベルでの自衛力を
持つことと、国が他国を攻撃しうる軍事力を持つことは別の次元だ。

それより、武器を持っても自制する教育が必要だし、
我慢して我慢して、相手の信用を(信頼ではなく)勝ち得ることが
必要だ。
それは、国や組織では得がたく、結局携わる人々の努力によるところが
大きい。
日本は、あのイラクで命を奪われた青年を忘れてはいけない。
もう二度と、人質交渉になるような事態は招いてはいけないと思う。

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登録日:2006年 07月 12日 15:52:34

中田英寿 に思う

もし、中田英寿がもう一度日本代表としてピッチに立つことがあるとすれば、
それは、純粋にサッカーを「やりたい」と思えたときだろう。
本人の代表でのプレーに対する渇望が生まれるかどうかは、現時点では「0」だろう。
彼の気持ちを変えられるものがあるとするなら、それは仲間から必要とされることだし
ファンの熱い願いかもしれない。
******
彼はドイツワールドカップに限らず、どこにいてもよく走った。
彼は怒らない。
彼はサボらない。
彼はこよなくサッカーを愛している。
彼は・・・

10代、マイクを向けられると屈託なく笑顔で答えているヒデがいる。
    「プロになって、日本代表をしょってたてるようになりたい」
20代、サッカーでは地道な努力を重ね、サッカー以外では可能な限り
    チャレンジを続けたヒデ。
    「やりたいからがんばるし、必要なことはなんでもする。」

 ホントに努力家だ。
 最初は天性かと思った。
 才能豊かと評する人もいるが、彼は興味のあることは継続して続けるのだ。
 誰もがしていることだ。
 ただ、彼は目標を決めたら到達するまであきらめないだけだ。
 それに、よく考えている。
 サッカーをTVでみないといいながら、ビデオでプレーを見ながら
 俯瞰して、複数の選択肢を予想していたことを淀みなく説明する。
 彼のサッカーの話は面白い。

 今回も、彼なりの熟考の末だろう。
 ファンならずとももったいないと思うタイミングだ。
 まだまだ彼は、ほかのどの選手よりも活躍できるからだ。
 ただ、やめたプロ選手は異口同音にいうのが、
 「モチベーションが低下しては、結果を残せない。」

 中田英寿はこの数年、試合を楽しむことができなかったと思う。
 日本代表だけが、彼の昔ながらのサッカーを楽しむという
 喜びを与えてくれる場、だったのだろう。

 「プロなのだから」という一般的な説得は彼には通用しない。
 彼は仲間とサッカーを楽しみ、勝利を手にし、結果プロでいられれば
 よかったのではないだろうか。

 でも、大切にしてきた日本代表でも最後一体感を得ることなく
 終わったのではないだろうか。
 点を取った、玉田選手と肩を組み話しているヒデが印象的だった。
 二人とも楽しんでいる顔だったから。
 だけど、ブラジルに点を入れられてから、その一体感はなくなり、
 選手たちは孤立し、チームはバラバラ・・・ゲームは終わった。
 何度か立て直せそうなときも、参加するのは2人か3人。
 
 見ているだけのファンを侮らないほうがよい。
 一所懸命に応援するファンには、みんなわかってしまう。
 全力を尽くしているのか、あきらめているのか。
 がんばってみせるだけでは、だまされないのだ。
 
 ヒデは全力を尽くしたと思う。満足はしなったろうが、全力を出し切ったと思う。
 今は、ゆっくり疲れをいやしてほしい。
 はじめは、ぽっかり心に穴が開くような思いがするだろう。
 そして、次の一歩を踏み出し、新しい中田英寿が生まれる。

 願わくは、4年後、日本代表の一員として戻ってほしい。
 「美しいサッカー」を見せるために。
 ****
 ヒデ、こちらこそ「ありがとう」。
 サッカーを楽しむことを知り、努力すること、考えること、行動すること
 いろんな意味で考えさせられた中田英寿という存在。
 楽しい10年でした。  本当にありがとう。

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登録日:2006年 07月 04日 09:07:28

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