究極のブラックユーモア「プーチン多選を!」チェチェンで集会
【6月4日 AFP】ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は3日、米国がミサイル防衛システムの配備をポーランドやチェコにまで拡大するのであれば、ロシアは欧州をミサイルの標的にすることになると発言した。
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(c)AFP
6月12日、チェチェン共和国の首都グローズヌイで、プーチン=ロシア大統領をたたえる青年集会が開催され、「憲法を改定して同大統領を3選4選を求める」アピールを採択したという。
ブラックユーモアというかブラックジョークというか・・。
■官製御用大集会
この報道を流したのは、ロシアのインターネットサイト「グラーニ」。テレビや大新聞が政権支配下になっているなかで、権力に批判的な数少ないサイトである。
短い記事だが、それはざっと以下のような内容だ。
6月12日(火曜日)、チェチェン共和国の首都グローズヌイ都心部でロシア大統領ウラジーミル・プーチンを支持する青年集会「大統領の親衛隊」が開催された。
ラジオ放送「エホー・マスクヴイ(モスクワのこだま)」の放送内容を紹介、それによるとおよそ1万人が動員されたという。
集会には、「若き親衛隊」運動、「ナーシ(友軍)」、愛国クラブ「ラムザン」などの代表が参加した。その中には、チェチェン議会、チェチェン共和国省庁の幹部も加わっていた。
上記の「ナーシ」はプーチン大統領の親衛隊で、モスクワなどで活躍している。一方「ラムザン」とは、ロシアの傀儡チェチェン政府のラムザン・カディーロフの名前をとったものだろう。
言ってみれば、チェチェン版「ナーシ=大統領親衛隊」だ。
集会参加者は、ロシア連邦下院へのアピールを採択した。その内容は、ロシア連邦憲法を改定してプーチン大統領に3選、4選あるいはそれ以上の多選も可能にせよというものであった。
http://www.grani.ru/War/Chechnya/m.123326.html
ここまでくると、笑いもひくつく。
■いつか反動がくる
ほとんどのチェチェン人はプーチン大統領を憎んでいる。100万人の共和国で20万人以上(94年末~05年末)殺されたのだから、その気持ちもわかる。
そのロシア政権のいのままにうごくチェチェン共和国政府(傀儡政府)への怒りも相当なものである。しかし人びとはそれを口にすることはできない。が、人びとの心の中に怒りの渦が巻き起こっているのである。
報道された1万人という数字が事実なら、華やかな集会だったであろう。しかし、派手で華やかであればあるほど、その反動がきたときが恐ろしい。
わが世の春を謳歌するプーチン大統領とその指揮下にあるカディーロフチェチェン大統領。しかし、このまま栄華が続くとはとても思えない。
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登録日:2007年 06月 13日 11:26:47
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