ビルマ(ミャンマー)でジャーナリスト殺害 緊急抗議集会

ミャンマーの反軍政デモで取材中の日本人ジャーナリスト1人が死亡

【9月27日 AFP】(9月27日一部更新)反軍事政権デモが続くミャンマーで27日、外国人として初の犠牲者となった日本人は、東京都港区に本社を置く独立系ニュースプロダクション「APF通信社」所属の映像ジャーナリスト、長井健司(Kenji Nagai)さん(50)であることが分かった。同社広報が明らかにした。

 外務省高官によると、ミャンマー政府から現地の日本大使館に、日本人が死亡したとの報告があり、大使館で犠牲者が日本のパスポートを所持していたことを確認したという。(c)AFP

AFPBB News


 軍事独裁政権に反対するデモを取材中、日本人ジャーナリストが至近距離から射殺された。ロシア以上の弾圧をミャンマー独裁政権は行っている。ちょうど9月22日、ロシアの独裁政権を批判して暗殺された女性記者の一周忌のイベントを開催したばかりだったのに。

 私自身もチェチェン取材であぶない目に何度も遭っているため、殺害されたジャーナリストの危険と、それでも取材する気持ちがわかる。1メートルの距離から意図的に狙い撃ちされたことが、ほぼ判明している。

 そこで、私が加盟する日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)は、抗議声明を発表した。以下に全文を掲載する。



抗議声明

 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)は、軍事政権
下にあるビルマ(ミャンマー)の旧首都ヤンゴンで、9月27
日の一般市民らによる平和的な反政府デモの取材中、治安部隊
の兵士により銃で至近距離から狙い撃ちされ、殺害された日本
人ジャーナリストの長井健司氏の死に対し、ビルマ(ミャンマ
ー)の軍事政権に強く抗議をするものである。

 長井氏が殺害される瞬間の映像から、治安部隊が取材中であ
る長井氏を射殺した経緯が明らかであり、「長井氏が観光ビザ
で入国しデモを取材中に巻き込まれたために死亡した」という
国営テレビによる報道は、自由な報道を全く許さずに政府の広
報機関としての機能を担う国営メディアを使い、当局
が殺害の責任と国際社会からの非難を回避しようとする意志が
読みとれる。こうした当局の報道に対しても抗議するものであ
る。

 軍事政権及び当局は速やかに長井氏のご遺族に謝罪するべき
である。また、平和的な反政府デモに対する武力弾圧という蛮
行を速やかに止め、撮影機材の押収や、ジャーナリストに対す
る脅迫と暴行、身柄の拘束など、事実を取材し報道しようとす
る内外のジャーナリスト及び報道機関の権利を踏みにじる一切
の行為を止めるべきである。

 また、8月以来ビルマ(ミャンマー)各地で行われてきた反
政府抗議行動に対しての軍事政権による暴力的鎮圧と武力行使
は、辺境地域の少数民族に銃口を向け、数十年来にわたり政府
軍が無数の自国民を殺戮してきた軍事政権の一貫した方針を証
明したにすぎない。

 この間、国連をはじめとする国際社会が軍事政権に対して毅
然とした外交姿勢をとっているにも関わらず、長井氏殺害事件
が起きる直前まで、事態を静観し発言を控えてきた日本政府の
人権を軽視した、あいまいで軍事政権に対し寛容と思える外交
姿勢に強い疑念を覚えるものであることも付記しておきたい。

日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)
2007年9月29日



なお、JVJAは以下の要綱で、緊急集会を開催します。


「ミャンマー(ビルマ)情勢緊急集会 ~ これまで何が起き
てきたのか」

■10月3日(水曜日)
開場 午後6時30分 開会 6時45分~8時30分

■明治大学リバティータワー 1114教室(130名)
JR御茶ノ水駅下車 徒歩3分
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

■定員 130名限定 当日受付のみ・先着順 (満員になり
次第、締め切ります)

■参加費 1000円

■連絡先 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会事務局
     TEL 090-6101-6113 E-mail office@jvja.net



(報告者)

・山本宗補(フォトジャーナリスト)
・吉田敏浩(ジャーナリスト、アジアプレス所属)
・根本敬(上智大学教授、ビルマ近・現代史専門)
・ポーンミントゥン(在日ビルマ人活動家)
・APF通信社(長井健司さん契約社)スタッフ

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登録日:2007年 09月 30日 22:24:33

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林 克明
(男)
チェチェン総合情報
平成暗黒日記
これは髪の事件です!オーラヘアー
■ジャーナリスト、「通販あれこれ」スタッフ
■16回チェチェン入り。露店のおばちゃんから指名手配のゲリラ司令官、大統領まで知人 多数。チェチェンを入り口に、ロシア・世界・日本・政治・文化から人間の未来まで縦横無 尽に語る。
■著書「チェチェンで何が起こっているのか」(大富亮氏と共著)など
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