バイオテクノロジーの一里塚
【11月22日 AFP】図は、ES細胞と人工多能性幹細胞の作製過程を比較したもの。(c)AFP
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多細胞生物が、どうやって多様な細胞を作り、ひとつの個体として成り立つのかというのが大きな問題としてある。
すべての細胞が同じ遺伝情報を持つというのは、あまり直感的ではないが、遺伝子が発見されたことで確かめられた。
次に、同じ遺伝情報を持つのになぜ違う細胞に分化するのかという疑問にいたる。結論は、細胞内のさまざまな化学物質が情報をやり取りしているのだろうということだが、まだ完全にわかっているわけではないらしい。
抹消細胞の遺伝子でも、卵子の環境に入れてあげれば、すべての細胞に分化するようになる、というのがES細胞。
人工多能性幹細胞では、卵子の環境の力を借りることなく、ウイルスで遺伝子を足してあげることにより、万能細胞を作る環境にするわけで、バイオテクノロジーのかなりの進歩といえる。
自然界には癌を起こすウイルスもいるので、このウイルスがそのような望ましくない効果を持つリスクは0ではないが、ウイルスの性質(遺伝情報)を管理することでリスクを抑えられるだろう。
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登録日:2007年 11月 24日 07:37:17
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