効率的市場仮説に挑戦
効率的市場仮説(阿部研究室@高崎経済大学の説明)に対する、ごく私的な解釈。
私が市場が効率的であるということに、疑問を感じたのは、もし本当に効率的であるならば、瞬時に値段がある一定値に収束するのではないかと考えたからだ。もし、ランダムにその時々の最適値に収束するとすると、チャートは矩形波のようになりチャート解析は無意味になる。
そして、実際に矩形波に近いチャートも存在する(その一例)。特徴として明らかにわかるのは、商いが閑散としていることだ。市場参加者が少ないため、ある一人が売り、ある一人が買う、その一瞬でその日の値段が決まる。価格形成に要する時間が一瞬しかない。これこそが効率的といえるのではないか。
それに対し、出来高が多い市場では価格の動きが滑らかになる。チャートがサイン波に近づけば各種のチャート分析により利益が得られるが、これは市場参加者が増えることにより効率性が落ちるからであると、素直に解釈できるのではないか。移動平均やオシレーターなどの解析は、このような状態であれば多分理屈が立つ。
市場参加者が増えるというのは、違った売買行動をするものが増えるということでないと非効率的にはならない。もし、トレンドフォロー的な行動をするもののみであれば、価格は凄い勢いで一方向に動くようになり矩形波のようになってしまう。暴落時に売りが殺到する時がそうなる。暴落し始めてから売りを入れても、まず成立しないし、安い価格で約定して儲けに結びつかない。逆にカウンタートレンド的な行動ばかりだと値段はある一定値に固定されてしまい、これも儲けられない。プロがミスプライスを鵜の目鷹の目で探しているような裁定市場がこれにあたる。
また、時間外の他市場の結果が左右する市場では、窓が開きやすくチャートが不連続になり、非効率性を享受できない。
以上から私の予想は
・市場参加者が増えるほど非効率的になる。
・効率的であるかどうかは、出来高や市場の特性で決まり、チャートから判断できる。
ということで、チャートを見つつ頑張ってみることにする。
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登録日:2007年 12月 09日 18:16:22
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