いやぁぁぁぁぁ!!!
各地で相次ぐイヌの処分、当局は狂犬病への警戒を否定 - 中国
【合肥/中国 14日 AFP】中国各地で狂犬病予防として数万頭のイヌの処分が相次いでいる。この事態に対し、保健衛生当局は、必ずしも狂犬病の伝染が差し迫っているわけではなく、警戒の必要はないと述べた。写真は14日、安徽(Anhui)省合肥(Hefei)で、イヌにワクチン注射をする獣医。(c)AFP
これまで何度か動物ネタを書いたことがあるので、皆さんもご存知だと思うが、私は、いわゆる犬キチガイである。
もちろん、こんな残忍なニュース、放っておけるはずがないではないか!
―といっても、この場を借りてめちゃくちゃバッシングするくらいしかできないのだが……。
狂犬病のリサーチをしていて見つけた一文だ。
2006年7月、中国雲南省牟定県では蔓延する狂犬病の対策として、軍用犬・警察犬を除く全ての犬を殺処分をする政策を取った。処分の補償金ははわずか7元で、処分の方法が薬殺のほか飼い主の目の前で撲殺することもあり、中国国内外から非難が上がった。
なんだか、泣きたくなってきた。
足のあるものが机以外、何でも食べると言われている中国人。
でも、撲殺ってどういうことぉ!!
狂犬病は今のところ、”予防”しか、それを食い止める方法はない。
なので、狂犬病にかかってしまった犬は、やはり人間に被害を及ぼす前にどうしても処分するというのは、残念ながら仕方がない。
しかし、なぜ、ここまで放っておくのだろうか?
ワクチンはどうしたよ、ワクチンは?
これは中国人とか日本人とかの問題ではなく、何人にでも言えること。
なぜ、飼い主が責任をもって、きちんとワクチンを受けさせないのだろうか?
そうやって無責任に命を飼って、やばくなったら処分するというのは、まったく人間のエゴだぁ!
人にかみつく犬だってそうだ。
人間に恨みを持っている野犬などは別として、動物学的にも証明されていることだが、犬は人間を襲う動物ではなく、本来、人間に従順な生き物なのだ。
その犬が人間に噛みつくというのは、まったく飼い主の監督不行届もいいところである。
たとえば、犬のしつけに関してだけはものすごーく進んでいるオーストラリアでは、飼い主はほとんどといっていいほど、子犬をパピースクールへ連れて行き、社交性やマナーを学ばせる。
日本では月に3~6万ほどと言われている料金も、あちらではべらぼうに安い。
そのかわり、自分の飼っている犬が、万が一、他人に危害を加えた場合にはケガの大きさに関わらずほぼ裁判沙汰で、それこそ”処分”しなくてはいけなくなる。
だから飼い主は、自分の生活環境に合わせて、面倒をみれる類の犬を飼うのだ。
それが常識だ。
しかし、日本ではどうだろう。
いたずらに命を金で買い、飽きたら面倒も見ない。
そして、結局は保健所行きか浮浪犬になり、死んでいく。
ほかのアジア諸国でもそうだ。
たとえば、インドなど、浮浪犬がハンパじゃないくらい多いという。
「中国で犬を処分する」というハナシから少し、内容がそれてしまったので、元に戻すとしよう。
人間の幸福が最重要視される地球上では、人間によって運命が左右されてしまう多くの生き物が存在する。
だからこそ、我々人間は、そういった責任をしっかりと考える必要があるのではないだろうか?
どっかの偽善団体が素っ裸になって行進したり、やりすぎのパフォーマンスでしきりに訴えている”動物愛護”もまぁ、そうなのだが、それ以前に、命の重さについて真剣に考える必要があると感じる。
弱肉強食、人間は生きるためには、やむを得ずほかの生物を犠牲にすることもある。
しかし、自分のエゴや勝手な都合だけで抹消してもよい命など、ひとつもない。
生き物を飼うなら、きちんと最後まで面倒見る。
生き物を飼うなら、ワクチンや予防接種などをかならず受けさせる。
生き物を飼うなら、きちんと彼らの精神衛生状態を管理する。
生き物を飼うなら、その命の重さをしっかり受けとめる。
それができないなら、絶対に生き物は飼わないことだ。
自分がこれら「中国の犬」のような境遇にある人間以外の生き物に生まれ変わったら、どんな気分なのか。
生き物と接する時には、ぜひ、想像していただきたい。
コメント[4], トラックバック[0]
登録日:2006年 08月 17日 00:52:29
コメント
地球上で、もっとも欲深く、罪深い生き物は人間であると思う。
縄張りを広げるとき、動物は相手が死ぬまで戦わない。
しかし、人間は私利私欲のためなら、他のものを殺しても平気なやつがいる。
なんと醜い生き物だろう。
そして、自分もその生き物と同じ人間であることを、時々悲しく思うときがある。
ZOO @ 2006年 08月 20日 11:26:48
>ZOO様
コメントありがとうございます。
ZOOさんの言いたいこと、わかります。
人間に生まれたからこそ、ほかの生物にまびきされるかも、という心配はありません。
しかし、本当に人間に生まれたことが幸せなことなのかは、複雑な気分になるときがありますよ(苦笑)
藤原Hikki @ 2006年 08月 21日 05:53:01
犬を食用とするお国だから処分しても心は痛まない?
そんなわけないか???
すずか @ 2006年 08月 23日 08:55:50
>すずか様
いや・・・。
案外、そうかも・・・。
だって、以前に「僕は食べたことないけど、僕の国では犬も食べることがあるよ」と笑いながら言っていたヤツがいた・・・。
Hikki藤原 @ 2006年 09月 01日 22:29:03
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- 藤原ヒカル
- (女)
- カンガルーの国、オーストラリアでジャーナリズムを学び、その後は現地で新聞記者に・・・・・・。業界へのデビューを果たすが、目指すところは”イラク”ではなく、”ミュージックシーン”だったりする。10歳の時にテレビで聖飢魔IIのライブを見て、デーモン閣下に一目惚れ。後にKISSなどの大御所を知って(普通は、逆!)、「話してみたい♪」とミーハー的な理由で英語を猛勉強。HR/HM歴20数年。現在は日本在住。企業や国家の政策などのコアな記事から外国人クリエーター、芸術家たちにインタビューして記事を書くのがお仕事。
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