見えないパワー、ウソかホントか?!

万聖節、ブードゥー教にのっとった宗教儀式 - ハイチ

【ポルトープランス/ハイチ 25日 AFP】世界各地で万聖節(All Saints’ Day)を迎えた2日、首都ポルトープランス(Port-Au-Prince)では、地元の人々が墓地を訪れ祖先の霊に食べ物や飲み物をささげて祈った。写真は1日、宗教儀式中にトランス状態になったブードゥー教の司祭。(c)AFP/Thony BELIZAIRE

AFPBB News


普通、宗教といったら教典など、その信仰の核となる教えを説いたものがありますよね。
それを広く啓蒙しながらどんどん信者を募っていく。

でも、このブードゥー教には教典もなければ、布教活動もないということを知っていました?

奴隷制度が盛んだったころ、奴隷として売買されたアフリカ人の間で広まったもので、魔術師が精霊を呼び出して行う憑依儀式が一般的と言われています。
ゾンビなどのように、ダークな面々がクローズアップされ、「黒魔と契約を交わして有名になった」という某有名人の話もありますが、基本的にブードゥー教は奴隷として扱われていた人たちの病気を治したり、ケガを治したりするということではじまった、いわゆる民俗信仰らしいのです。

というか、他人を呪ったり悪魔と契約したりするのはブードゥー教に限ったことではなく、魂を呼び出して交信さえすれば誰にでもできるわけです。
「誰にでも……」というと語弊がありますが、別に信仰を持たなくてもいいわけです。

昔、「OZZYが黒魔術にはまっている」という話を聞き、いろいろ調べてみたことがあったんです。
「必ずあなたの恨みを晴らします」「一流の魔術師が悪魔を操るので、
お客さまには一切、実害がありません」など、インターネットでは、いわゆる「黒魔術代行屋」がたくさんあり、「本当かな?」と思いながらもつい試してみたくなるほど、いろいろいとリアルに書かれています。
それで、自称「悪魔と取引をした」という男性に会って、話を聞いてみました。


●嘘か真か?

足立さん(仮名)は38歳の会社員。
某商社の社員です。
もともと霊的な感覚が強かった彼は、以前から人と会うたびにその人の過去が見えてしまうという不思議な能力を持っていました。
なので、「目に見える物は怖くない」と思っていたそうです。

足立さんは子供の頃からやんちゃ坊主だったらしく、人殺し以外の悪事はすべて経験済みで、何度も警察に補導されたこともあるそうです。
彼の両親は、彼の将来をひどく悩んでいたといいますが、当時の足立さんには将来どうなるかなど、たいした問題でもなかったようです。
そんなある日、足立さんは友達と一緒に、当時「出る」で有名な廃病に行ったそうです。
もちろん、たくさん見てきたそうです。
しかも、ただオバケがいるのではなく、彼らの怨念や無念さ、また、そういった場所に興味本位に近づく人に対する怒りなど、得体の知れない不気味なパワーを感じたそうです。
その夜、足立さんは嫌な気分がして眠れずにいました。
単に「余興」というのではなく、「本当に嫌な気を背負ってきてしまっていた」と語っていました。
「やっぱり、おもしろ半分に行くもんじゃない。霊を冒涜するもんじゃない」とひしと感じたそうです。
ずっと眠れずに、なぜか部屋の真ん中でずっと膝を抱えて座っていたそうです。
すると、突然すごい耳鳴りがして体が動かなくなりました。
直感的に「来た!」と思ったそうです。
霊感の強い足立さんは、波長が合ったため、このまま「あの世」に引きずり込まれてしまうのではと思ったそうです。
しかし、実際に足立さんの目の前に現れたのは、人間とも動物とも言えぬ、不思議なものでした。
それは、足立さんに向かって「これから先、すべての望みを叶えてやる。しかし、願いが叶うたび、おまえから報酬をもらう。手始めに、友達を1人もらう」と言ったそうです。

翌朝、足立さんは部屋の真ん中で丸くなって寝ているところを母親に起こされたそうです。
昨日、廃病などに行ったから変な夢を見んだと気が重いまま学校へ行きました。
すると、近所に住んでいた1番中の良かった友達が、バイクの事故で死んだというのです。
友達も昨夜一緒に廃病ツアーに出かけ、戻ったのは夜中2時過ぎのはず。
バイクの事故なんてありえないと思った足立さんは、そのまま授業も受けずに亡くなった友達の家を訪れたそうです。
すると、友達のお父さんが、3時過ぎ頃バイクのエンジンの音で目が覚めたというのです。
「悪」で手の付けようがなかった友達は、両親にも放任されていましたが、この時ばかりは、お父さんは「止めればよかった」と悔やんでいたそうです。
足立さんは、昨夜変なものが出てきて「友達をもらう」と言っていましたが、別に自分の願いが何か叶ったわけではなかったので、考えすぎと思ったと言うことです。


それから半年ほどして、進路を選ぶ時期になりました。
足立さんはこれまでまともに勉強もしたことがなかったのですが、両親たっての希望で進学の道を選びました。
もちろん、当の足立さんは受験などしてもどうせ落ちるので、形だけやっておけば両親もあきらめるだろうと、適当に受験したのです。
そしたら、今まで一度もまともに勉強などしたことのなかった足立さんですが、補欠で合格してしまったというのです。
その時、足立さんは半年前、突然目の前に現れたもののについて思い出しました。
それ以降、大学に入っても、特に頑張ったつもりはないのに、いつも試験には1度も落ちたことがないことはおろか、氷河期といわれていた時代に就職もトントン拍子に決まり、就職してからも順調に出世していったそうです。
ただし、足立さんが付き合った女性は必ず、身内が突然自殺したり、彼女自身が暴行事件にあったりと、何かと不幸が続いたそうです。

決定的なのが、入社4年目で海外勤務の大抜擢を受け、中東のある国へ赴任して1カ月目のある日、両親が突然の事故で死亡した連絡を受けたそうです。
足立さんに兄弟はいないし、もともと足立さん自身親戚との付き合いなどないので、これで天涯孤独の身となりました。

お話を聞いた当時、足立さんは部長に出世しており、同期で一番の出世頭だったそうです。
半信半疑の私に対して、「信じられないでしょう?」と笑いながら言う足立さん。

「あれが悪魔だったとすれば、僕は悪魔と契約をしたんですよね、無意識のうちに」

私は「契約を取りやめることはできないんですか?」と聞いてみた。

「契約は一生続きますよ。だって、僕から呼び出すことはできないんですから。だから、僕はこの先もずっと独身だし、真剣に誰かと付き合うこともしないですね」と答える。


この足立さんは、なかなかのイケ面で、とても健康的な感じがしましたが、一体、コレは事実なのでしょうか?
ちなみに、取材に際して、足立さんが見せてくれた戸籍謄本では、ご両親はお亡くなりになっていました。


●ウソ?ホント?どっち?!

足立さんのケースが黒魔術かというと、一般的に言われている「悪魔を操って自分の願いを叶えさせる」という部分においてはかなり異なると思います。
ただ、黒魔術では、そうとう訓練しないと魔術師が悪魔自身に操られてしまうということもあるようです。
また、一説には、相手が悪魔だけに、一度交わした契約は切れないということも……。


足立さん話の真偽のほどは別として、世の中不思議なことがたくさんあります。
しかし、呪いで本当に人を殺せるのかという点については、イマイチよくわかりません。
もし本当に黒魔術で人を不幸にできるのなら、今の世の中、幸せな人なんて誰もいなくなってしまいますからね。

霊的なものは目に見えないので、真偽を見抜くのは個人の価値観によるものだと思います。
トランス状態に陥った司教だって、演技をしているだけかもしれないし、本当に憑依されているのかもしれない。
しかし、宗教的なことは別として、私個人は目に見えないパワーというものは存在すると感じています。
でも、残念なことに、そんなパワーって自分の私利私欲が目的だと、どうもうまい方向に流れない場合が多いんですよね。
占い師は自分の未来は占えないと、よく言うじゃないですか。
だから、そのパワーを騙って儲けているやつは、エセだと思いますわ。

霊感、いわゆるシックス・センスは、度合いこそ違うものの、誰にでもあるものらしいです。
それを引き出すか引き出さないかは、個人次第ということらしいです。
大人になると霊感が薄れると言われますが、そんなこともないようです。
もちろん、大人に比べると知識の少ない子供の方が先入観や偏見など持っていないので、霊的な感覚に敏感なのは確かなようですが、何かのきっかけで霊感が引き出されることもあるようです。

興味のある方は、ぜひ訓練なさってください。

コメント[5], トラックバック[0]
登録日:2006年 11月 04日 14:50:22

コメント

こわい~~、そんな人と友だちになりたくない(泣

しかし、何がイヤだって
足立さんのことが本当だったら
自分が足立さんと(深く?)関わった時点で
自分は自分の人生の主役じゃなくて
足立さんの人生の脇役になっているのが
またむかつく><

くぼ@赤ウサギ @ 2006年 11月 05日 15:15:58

>くぼ様

他人の人生の脇役……。
はぁ、ナルホド。。。
そういう見方もあったか。
それはイヤですよね。
でも、この足立さん。
またモテそうな雰囲気なんですよね、幸か不幸か……。
ハハハ。

藤原Hikki @ 2006年 11月 07日 00:24:36

まんざらブードゥーと関係なくもないガーナで民族ダンス+ドラムを見たことがあります。30分で脳がしびれてくる!お祭りであれを続けられたらヘンなモノが見えたり、感じたりしてもおかしくない感じですね。

ちなみに私もオジーでクローリーを知り、ジミーペイジがスコットランドの家を調度付きで買った話にひきつけられたクチです。

中東三昧 @ 2006年 11月 08日 02:49:28

 
私が現在住んでいる地域は、古戦場跡であるらしく、武士の亡霊が出没する
等と言われているミステリースポットなのですが、こうした感覚が人一倍鈍い
私は、幽霊らしき御方に遭遇した事は一度もございません。
 

高瀬 @ 2006年 11月 08日 15:49:25

>中東三昧様

オジーがギタリストに恵まれていたのは、一説には黒魔術によるものと言われています。
はて?
いったい、彼は何を悪魔に貢いだのでしょうか。
現在の彼を見れば、その代償は高く付いたといえるかもしれません。
とはいえ、歴代のギタリストはそれに値するスーパーギタリストだったわけで、また、そのために自分の健康を売ったオジーもやはりカリスマ的っちゃーカリスマ的ですよね。


>高瀬様
無駄に危機感をあおるわけではないですが、ヤバイ場所にはいたずらに近寄らないことをオススメしますね。
気持ちが悪いと感じたら粗塩と水で悪い霊が清められます。
って、わたしゃ、霊媒師かぁぁぁ!!!

藤原Hikki @ 2006年 11月 13日 01:48:03

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藤原ヒカル
藤原ヒカル
(女)
カンガルーの国、オーストラリアでジャーナリズムを学び、その後は現地で新聞記者に・・・・・・。業界へのデビューを果たすが、目指すところは”イラク”ではなく、”ミュージックシーン”だったりする。10歳の時にテレビで聖飢魔IIのライブを見て、デーモン閣下に一目惚れ。後にKISSなどの大御所を知って(普通は、逆!)、「話してみたい♪」とミーハー的な理由で英語を猛勉強。HR/HM歴20数年。現在は日本在住。企業や国家の政策などのコアな記事から外国人クリエーター、芸術家たちにインタビューして記事を書くのがお仕事。
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