港町メルボルン?!

16世紀の復元船、豪大陸発見400周年記念航海へ - オーストラリア

【メルボルン/オーストラリア 21日 AFP】16世紀のオランダ商船「ダウフケン号(Duyfken)」を複製した船が21日、メルボルン(Melbourne)の港から、オーストラリア発見400周年の記念航海に出発する。
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(c)AFP/William WEST

AFPBB News


囚人未踏の土地
メルボルンといえばビクトリア州の州都。
オーストラリアは「もともと、イギリスから囚人が島流しにされた土地」という話は有名だが、実は、唯一、囚人が送り込まれなかった場所がある。
そう、ビクトリア州なのだ。
その大きな理由としては、地理的な条件が挙げられる。
港に恵まれたメルボルンは、イギリスの植民地時代に国内初の軍艦、ビクトリア艦隊の造船所があったほか、他方へ出船する際の重要な停船所とされていた場所でもあるのだ。
軍事を司る主要な箇所には囚人など送り込むことはできない。
そんなわけで、メルボルンはオーストラリアでも唯一、ヨーロッパの古き良き時代の面影が残る場所なのである。

ウィリアムスタウンとポートフィリップ湾今回取り上げたニュースだが、船が出航したのは「メルボルン(Melbourne)の港」とだけ書かれてあり、肝心な場所が曖昧にされているなど、ニュースとしてはショッキング!!
というか信じられないのだが、たぶん、写真の風景からして「ポートフィリップ湾」のことだと思う。

「ポートフィリップ湾」はメルボルン都心の西方に位置するオーストラリア最大の港湾である。
港湾施設は市内を悠々と流れるヤラ川河口付近に広がっており、写真左方に見える『横浜のコンチネンタル・ホテル』に似ている建物が、たぶん、『クラウン・ホテル』。
ここはカジノとつながっており、一説にはその晩、大勝ちした人が泊まるように、ペントハウスはいつも空けておくという。
2年前、ブラッド・ピッドがお忍びで来豪したと言われていた時に泊まったとされるホテルである。
このホテルの向こう側に『クラレンドン・ストリート』というでかい通りがあるのだが、それを挟んだところにあるマンションの26階に住んでいた。
毎晩、カジノのネオンを見つめながら、ベランダで一服していたのを思い出す。
カジノのネオンがこのヤラ川に映る様も、なかなかいとをかし。
このヤラ川はカジノにあるカフェテラスの前を流れているのだが、よくその川沿いを待ち合わせ場所にしたっけ。
「ヨーロッパの古き良き時代が残る」と言われているくらいのメルボルンは、比較的静かな街なのだが、なにせ、静寂が苦手な私。

カジノのネオンにどれだけ癒されたことか・・・・・・。
そして、カジノでどれだけ金をつぎ込んだことか・・・・・・。

メルボルンに住んでいた時には別に何とも思わなかったが、今こうして知っている風景を写真で眺めると、なんとなく郷愁にかられる思いである。

もう1つの港町
メルボルンの港町を語る時、無視できないのが『ウィリアムズタウン』という町。
ビクトリア州で最初の植民地政府が置かれた町で、メルボルンから南西に位置したポートフィリップ湾に突き出た小さな港町である。
ウィリアムズタウンは別名『遺産の町』としても広く知られ、19世紀に建てられたイギリス建築様式が町中に立ち並び、”リトル・イングランド”の風情を漂わせている。
イギリスの探検家ジョン・バットマンにより発見されたウィリアムズタウンは、かつてWilliam's Town(ウィリアム王の町)とされていたが、19世紀以降はWilliamstown(ウィリアムズタウン)と表記されるようになった。
先で述べたように国内初の軍艦、ビクトリア艦隊の造船所があったり、貿易にも重要な航路とされていたこの町は州都となるはずだったが、当時は下水の設備もあまり整っておらず、飲料水として使える新鮮な水が少なかったことから、結局そのハナシは見送りに・・・・・・。
現在ウィリアムズタンには南半球最大の乾式ドッグを持つ造船所や国立造船所などがあり、港町の面影は今でも強く残っている。
町中の建物の多くは文化遺産に指定されており、「むかし、ナンチャラ船長が寝泊りした場所」などという所がオープンカフェやレストランなどに姿を変え、現在でもウィリアムズタウンで生き続けているのだ。

オーストラリアの大自然とは有名な代名詞だが、ビクトリア州に限っては、大自然というより中世の文化が今でも息づいている不思議な所と言えるだろう。

帰国して初めて、自分の住んでいた町が好きになった。

コメント[4], トラックバック[0]
登録日:2006年 06月 26日 13:45:02

コメント

 
オーストラリア…
私にとっては未踏の地ですが、私の名前は「両親が、新婚旅行で訪れたオース
トラリアで、広大な牧場に感動して」付けた名前という事になっています。

両親の期待とは裏腹に、ただの牧場好き(もとい、競馬好き)になってしまいまし
たが。

ちなみに、オーストラリアにも競馬があります。
日本に遠征してくる競走馬もおり、今年はカラジという馬が中山グランドジャンプ
というレースで優勝し、およそ8000万円の賞金を銜えて帰っていきました。
 

高瀬 @ 2006年 06月 30日 11:14:27

さすがは馬好き!
そうです、毎年11月には「メルボルン・カップ」という、国をストップさせて行う競馬大会があるんですよ。
ご存知とは思いますが・・・。
私の親友の父親が馬を持っていて、毎年レースに参加させています。
私は当のレースよりも、その馬が勝った後にゴチになるビールの方に興味津々です。

藤原Hikki @ 2006年 07月 03日 16:35:04

いいなぁ、オーストラリア暮らし♪
んで、藤原さんいかほどカジノにつぎ込んだんですかぁ(笑)

くぼ @ 2006年 07月 03日 16:48:17

まぁ、ライフ イズ ギャンブルってことで・・・。
泣きたくなるほど(涙)

藤原Hikki @ 2006年 07月 04日 13:50:32

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藤原ヒカル
藤原ヒカル
(女)
カンガルーの国、オーストラリアでジャーナリズムを学び、その後は現地で新聞記者に・・・・・・。業界へのデビューを果たすが、目指すところは”イラク”ではなく、”ミュージックシーン”だったりする。10歳の時にテレビで聖飢魔IIのライブを見て、デーモン閣下に一目惚れ。後にKISSなどの大御所を知って(普通は、逆!)、「話してみたい♪」とミーハー的な理由で英語を猛勉強。HR/HM歴20数年。現在は日本在住。企業や国家の政策などのコアな記事から外国人クリエーター、芸術家たちにインタビューして記事を書くのがお仕事。
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