東京アートフェア2010

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昨日は東京アートフェア2010@東京国際フォーラム。

年に1回のアートのトレードフェアということで138(うち12が海外)の画廊、ギャラリーが出店してにぎわっている。

見たところ来場者の90%は業界関係者(アーティストやその卵、先生、同業者や美術館関係者など)で本当に買いそうな個人客は10%くらい、そのうち中国台湾香港の人が多い印象。あくまでも印象だが。

ただ見てもつまらないので、研究室の自分の座っている椅子の後ろの壁面に飾る絵を探す、という想定で見て回る(現在はロイ・リキテンシュタインのポスターが貼ってある)。

そうやって探すと意外とぴったりの作品はない。自分が好き、というだけではだめで、空間のバランス(部屋の色、大きさ、デザイン、雰囲気など)を考えなければならない。ただでさえ存在感のあるアートを買って飾るというのは意外と制約が多く、難しいものだ。

いいなと思った須田悦弘の作品は、本や書類が散らかり放題の雑然とした部屋の雰囲気には合わない。これは合いそうだ、と思った作品、よく見ると草間彌生430万円。ちょっと手が出ない。

ところで元職業柄気になるのはフェアのオペレーション。例えば終了後、ガードマンが二人立って阻止線を張り、パスを確認して入れている。一般客がどうしても入れてほしいと粘っているががんとしてはねつけている。パスを持っているスタッフと持っていないスタッフが梱包材を運んできても、パスを持っていないスタッフの入場は止める。これは合格。搬出のどさくさ時に高価な作品の安全を守るために絶対必要だ。

プロデューサーはこんなところがうまくいっているかさりげなくチェックし、問題があればガードマンに直接ではなく、その部門の責任者に伝えなければならない、というのが仕事の仕方である。

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登録日:2010年 04月 05日 09:59:25

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プロフィール
Ryuichi Himori
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団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事、(社)指定管理者協会理事長などいろいろ。公共経営・行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論などを研究しています。
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