とらふぐで地産地消について考える

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昨日はある宴会でふぐのフルコース。最後のふぐちりの残りで作る雑炊がおいしくてたまらない。
さて、筆者の住む地域の沖はとらふぐの有数な漁場だ。しかしこの時期、水揚げされたとらふぐは生きたまま下関に送られる。そして下関から全国に出荷される。この地域にも下関から戻ってくる。この店も看板に大きく下関ふぐと書いてある。
最近、地産地消ということで、地元のとらふぐを地元で有名にしようと様々な試みが行なわれている。地元の温泉で一斉にふぐ料理を看板メニューする、などだ。
しかし相変わらずほとんどのとらふぐは下関に出荷される。
当たり前の話だが、下関ふぐは全国ブランドなので高く売れる。だから高い値がつく下関に全国のとらふぐが集まる。
この地域のふぐはブランドがない。だから卸は下関ブランドほど高くは売れないので水揚げも下関並みの価格では引き取れない。おなじとらふぐなのに。
地元の産品を全国ブランドに育てるのは容易ではないようだ。市場の原理には勝てないのだから、流通を短縮して高く買って安く売るなどの工夫が必要なのだろう。

コメント[4], トラックバック[0]
登録日:2006年 10月 07日 23:49:46

コメント

興味深いお話です。私も、浜松のふぐは、恥ずかしながら、聞いたことがありません。
やはり、下関ブランドは不動です。浜松のふぐを全国に知らしめるためには、①ネーミングを工夫する、②マス・メディアや東京などでの試食会、③他のものと抱き合わせで宣伝するなどがあると思います。
①は、たとえば、地名ではなく、人名をつけてみたら如何でしょうか?たとえば、事実はないにしても、「家康のふぐ」とか「信康のふぐ」とかです。あるいは、浜松は出世城であったことから、浜松の「富久」「福”」といった変わったネーミングなどもおもしろいかと…。
②は、東京や大阪のデパートや駅などで試食会をしたり、コマーシャルを行ったり、地元企業に宣伝をお願いするなどがあると存じます。富山売薬の手法を使うのもおもしろいかもしれません(製品に「ふぐの絵」やコマーシャルを載せる)。
③浜松は、他の名産も隠れていそうです。それと、ふぐを抱きあわせて、付加価値を付けるといった手法は如何でしょうか?
いずれにしても、地産地消が叫ばれる今、将来に向けての浜松の取り組みを期待します。
お粗末な思考、申し訳ありません。

yoshi @ 2006年 10月 09日 03:13:30

yoshiさん、コメントありがとうございます。
浜松のふぐを売り出す工夫はおっしゃるとおりいろいろあるのですが、問題は遠州灘の生産者が浜松ではなくて下関へ出荷してしまうことです。浜松では下関より高く買わなければものが集らないのです。で、ブランドがないから高く売れない、というジレンマをどうするかです。

himori @ 2006年 10月 10日 20:52:35

まずは「ふぐパイ」からはじめたらどうだろうか?得意ですよね?パイ化。

BDPマスター @ 2006年 10月 12日 13:46:50

なるほど。とらふぐパイ。いいかも。

himori @ 2006年 10月 12日 17:07:10

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Ryuichi Himori
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団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事、(社)指定管理者協会理事長などいろいろ。公共経営・行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論などを研究しています。
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