団塊三原則
ちまたでは非核三原則が話題になっているが、こちらは団塊三原則。
団塊の世代について発言しているせいか、講演や研修を頼まれることが多い。
そこで次のような基準で諾否を判断している。
まず、団塊の世代のマーケティングの類、何をどう売り込めばいいか、というような話はお断り。そんなものはない、の一言で終わってしまうので。次に、団塊の世代のボランティア入門とかただ働きさせようという話もお断り。そんなものは面白くないし、お金も必要なので。お受けするのは、団塊の世代の起業とか働き方とかの話し。まだまだ稼ぐ必要があるし、仕事としてのやりがいも必要なので(現役並みでなくてもいいが)。
そこで団塊三原則
1.団塊世代にものを売り込まない。金を使わせない。
2.団塊世代をただで使わない。
3.団塊世代に稼ぎとやりがいのある仕事を。
この三原則を皆さんにもぜひ守っていただくようにお願いしたい。
・・・・・・・
・・・・・・・
実は、私たち団塊より上の世代のホワイトカラーには、子会社や関連会社への再就職など、天下りとまでは言わなくてもそれなりに仕事はあった。
私たちの世代ではそれはまったく無くなった。しかし親や子のためにも、自分たちの老後のためにも、まだまだお金は必要だ。かといって定年延長で会社に居座るつもりもない。だから定年後は自分たちで新たな付加価値を作り出したい。今までは、会社に、組織におんぶにだっこで過ごしてきた(人が多い)。これからは、個人でなんとかしたい。しなければならない。
それに、趣味やボランティアで隠居するつもりはない。もっと社会と真剣に関わっていたいし、価値の創造で社会に貢献したい(これは男女共通かもしれない)。
だから三原則を主張しているのだ。
カテゴリー[ 団塊世代 ], コメント[6], トラックバック[0]
登録日:2006年 10月 23日 22:24:29
コメント
結論として、団塊の世代の方々を含め、生きることはむずかしいという感想です。
団塊世代に対する熱い視線があるなか、上述の考え方を、さらに世間に掲げて頂きたいと思います。私は、団塊世代の方々から20歳ぐらい下の世代です。まさに、そのジュニアとよばれる世代に属します(違う言い方をすれば、「第二次ベビーブーム」前後です)。私たちの世代が思うに、こういったことを団塊世代の方々に確立してもらい、生きる知恵を頂きたいです。なぜならば、20年後に、われわれの世代が同じ経験をすることになるからです。その意味では、われわれは、団塊の世代の方々の背中をみて育つことになります。成功も失敗も、20年前の記録が参考になります。
あと、20年後を想像することもなく、現在は、あくせくと働かなければならない世代です。私は子どもがおりませんが、同世代は子育てと、ハチのように家庭におカネを入れるために働いています。会社に対する魅力や忠誠心も傷つき、将来設計が不安な世代でもあります。そのため、「団塊三原則」にみられる知恵をもっともっと頂きたいのが本音です。
団塊の世代の方々も同じ時期があったと思います。今後は、われわれの世代からみえない視点を提供して頂ければ、助かります。よろしくお願いします。
以上、無責任ですが、子どもの世代ということで、依存姿勢・体質をご容赦下さい。
yoshi @ 2006年 10月 24日 04:52:15
こちらのブログを拝見して、このようなサイトがあったかと安心いたしました。団塊三原則に異論はございません。
私も団塊の世代ですが、51歳の時に会社を設立して、まあ現在は上手く言っており定年の問題はクリアしました。しかし思わぬ苦労も相当いたしました。その一つとして生活を切り詰めることでした。
お金がある状態で、収入にふさわしい生活レベルで生活することは難しいことです。私も妻もよく理解していた筈ですが、共謀?して海外旅行などに行ってしまいました。一種の生活習慣病です。お互いに相当の努力をして家計バランスさせるのに2、3年かかりました。
従って、団塊の世代へのマーケッティングは見事に成功してしまう確率が高そうです。そして4,5年後にやっと事態の深刻さに気づくご同輩が限りなく出現しそうです。
カモ六 @ 2006年 10月 24日 18:22:19
>かも六さん
コメントありがとうございます。確かに退職金があるのに収入が減っている状態でどう生活するかは難しいですね。(ローンの返済で消えてしまった、という人も多いようですが。)団塊三原則は自戒を込めて書いています。それにしても51歳で起業して成功されたというのはすばらしいですね。いろいろご苦労もあったと思いますが、団塊の世代の生き方としては一番いいのではないかと思います。またご意見お聞かせください。
himori @ 2006年 10月 24日 23:15:24
>yoshiさん
30代には私たちに見えていないものが見えていると思いますのでこちらこそ教えてください。一方私たちは反面教師でもあります。
himori @ 2006年 10月 24日 23:32:15
なんか、胸がす~っとしました。
各地で行われている団塊世代対策。すごく違和感があったのです。呼び込みだとか、生涯学習施設を何億もかけてつくるとか、その割には団塊の世代はほとんど受講していなかったり…
うちの親父は「団塊の世代が地域に溶け込むなんていう前に、まずは家庭に溶け込まないと」(笑)とよく言います。親父みたいな人がほとんどだろうと思っていたわけで…。
若い世代の僕からすると、余計なお世話的政策が多すぎるなぁと思っていたわけです。
これからもちょくちょく寄らせてくださいね。
半田 @ 2006年 10月 31日 19:23:18
>半田さん
コメントありがとうございます。まったくお父上のおっしゃる通りですね。
それに、余計なお世話政策、本当に多いです。団塊の世代が望んでいる政策があるとすれば、子供のワーキングプア・長期フリーター・若年失業対策と、親の介護負担軽減策ですが、これとて行政を当てにせずに自分たちで解決に立ち上がらなくては。
ところで、半田さんがおやりになった昨年いまごろのシンポジウムに出たK市のM川さんは私が社会人大学院で机をならべた学友です。世間は狭いですね。
これからもぜひお立ち寄りください。コメントもよろしくお願いいたします。
himori @ 2006年 10月 31日 20:03:06
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- (男)
- 団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
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