団塊三原則だめ押しデータ編

これは千葉県商工労働部の調査です。(平成18年2月)

調査対象
昭和22年生まれ・・・36.5%
昭和23年生まれ・・・30.2%
昭和24年生まれ・・・31.5%
男性・・・71.1% 
女性・・・28.5%

◆定年退職後の就労意向の有無 N=1140人
1.正社員(もしくは非正社員)としてフルタイムで働きたい ・・・46.8%
2.正社員(もしくは非正社員)として短時間勤務で働きたい・・・29.4%
3.独立開業したい・・・3.2%
4.働きたいと思わない・・・19.5%
5.不明・・・1.2%

◆短時間勤務の希望日数(週)と希望勤務時間数(日)
週3.8日/週   平均6.2時間/日

◆希望年収               (現在の年収)
1.300万円台・・・24.1%      1.300万円台・・・14.5%
2.200万円台・・・19.6%      1.400万円台・・・14.5%
3.500万円台・・・16.0%      2.500万円台・・・13.2%
4.400万円台・・・15.8%      3.700万円台・・・14.7%
                      (1000万円以上・・・9.4%)

◆定年後も就労したい理由
1.生活を維持するため・・・61.5%
2.生きがい・社会参加のため・・・16.5%
3.健康のため・・・6.5%
4.人との触れあいが欲しいから・・・2.8%
5.生活水準を上げるため・・・2.8%

この調査を見る限り、生活を維持するためにフルタイムで働きたい、年収300万円欲しい、、ということで、あまりゆとりがあるように見えないのだが、マーケッターの方はどう思われるだろうか。格差社会で、現在の年収1000万円以上が9.4%でも絶対数が多いからここを狙う、ということか?

カテゴリー[ 団塊世代 ], コメント[2], トラックバック[0]
登録日:2006年 10月 25日 19:06:54

コメント

 このようなデータを用意していただくと、何かコメントしないと申し訳なくなります。
 私にも「生活を維持するためにフルタイムで働きたい、年収300万円欲しい、、」という感じに受取れます。控えめに見える集計結果に不安を感じます。

Job Descriptionと報酬の関係を考えれば、報酬が低いということは、すなわち難易度の低い仕事ということになります。しかし集計結果からは「収入減を我慢すれば仕事に就けるだろう」という感覚が感じられます。雇う方にとっても100円の商品を60円でかえるのだから魅力があるだろうというわけです。

しかし報酬を下げるということは競争相手が増えるということにならないでしょうか?同じ世代間の競争ではなくもっともっと若年の方が活躍している土俵で勝負することになります。年収500万円のストアマネジャーが職がないので年収100万円のパートに応募しても、学生アルバイトに負けてしまうかもしれないということです。

結局は付加価値の方向で考るしかなく、「ゆとり」などという幻想は忘れて死に物狂いで働くことになりますまいか。ゆとりをもって仕事をするなどということが許されないことは団塊の世代が一番知っているはずなのに定年になったらどうしてそれが可能になるのでしょう。

 話がそれてしまいましたが、マーケッターの方は、突然訪れる「ゆとり」に浸る間は退職金を狙い、次に「経験を付加価値にかえる資格、、、」とか「攻める体力づくり、、、」などと手を替え、品を替えて攻める切り口がありそうです。
絶対数がありますからこの数字をみてもやれそうですね。

 団塊世代を活用するための施策としてAge Descriminationをなくすということが必要だと思います。これについてはまた。

カモ六 @ 2006年 10月 26日 18:52:08

>カモ六さん
やはり単純に言えば生活のために低賃金で忙しく働くことになるでしょう。
ただ、このアンケートの約30%は女性です。女性は急に賃金が下がることも無く、働き続ければ世帯年収ならなんとかなるでしょう。(熟年離婚がなければ。皆さん、生活が共倒れになる熟年離婚はやめましょうね。)
でも、マーケッターの手を替え品を替えには強い意志で対抗しないと。

himori @ 2006年 10月 28日 02:23:15

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プロフィール
Ryuichi Himori
(男)
ryuichi.himori@gmail.com
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
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