就活学生に企業の本当の姿を見せる

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昨日はゼミの3年生(就活中)を3人連れて、東京ビッグサイトで開催されている先端電子材料EXPOを見学した。

日本には約115万の会社があるが、学生が知っているのはどんなに多くてもせいぜい50社程度である。残りの114万9950社が日本経済を支えているのだが、学生はその名前もどんなことをやっているかも全く知らないし想像もできない。

今回見学したフェアは同時に電子部品・材料、成型・加工、分析技術、環境技術の中小ベンチャー企業、自動車関連技術などの展示会が開催され、ビッグサイトの東館・西館がびっしり企業ブースで埋まっている。大手企業もあるが、ほとんどは高い技術力を持つ中堅中小企業である。

私の知り合いの社長さんが学生に一生懸命説明してくれたこの写真の会社も中小企業だが、メッキの分野で高い技術力を持ち、納入先から推計するとコンデンサーのメッキで世界の約30%のシェアを持つという。大学のある地域の会社だが、マレーシアにも進出している。

毎年技術者はコンスタントに採用しているが、今年(2012年入社)5年ぶりに管理部門に文系新卒を採用したいとのこと。こういう会社にこそうちの学生を採ってもらいたい。学生は名前に惑わされずにこういう会社をさがすべきなのである。

フェアはこのような企業にとって大事な新規開拓の場であり、だいたい100社くらいと名刺交換して、1社か2社取引開始に至るかどうかだが、訪問してもなかなか会ってもらえない中小企業にとっては貴重なチャンスだそうだ。

そんな真剣勝負の場に学生を連れて行って申し訳ない気持ちだが、学生の方は何がしか感じてくれただろうか。

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登録日:2011年 01月 21日 01:45:10

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Ryuichi Himori
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団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事、(社)指定管理者協会理事長などいろいろ。公共経営・行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論などを研究しています。
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