いまさら研修

昔、「女房酔わせてどうするつもり?」というウィスキーのCMがあったが、なんの間違いか一泊二日で「ラインマネージャー研修」というのを受けさせられた。管理職になって20年、あと3年で定年の筆者に対して金の無駄遣いのような気もするが、どんな研修でも自分個人にとって無駄というものはない。まして講師は神戸大学の金井教授(例のウルトラマン研究序説の人)なので期待できる。
研修はなかなかおもしろかったし、後輩のマネージャーたちとの合宿は新鮮な発見があった。
その中でこれはいいと思ったのが「多面観察自己分析」。これは事前に複数の自分の部下と上司に匿名でアンケートによる評価をしてもらい、研修でそのフィードバックを受け、その結果についてグループディスカッションをする、というもの。自分のリーダーシップに対する360度フィードバックだ。
例えば、「部下が失敗やミスをした時、気持ちを汲んで処理しているか」というような設問が62項目あり、自分の部下と自分の上司がそれぞれ5点満点で点数をつけ、それぞれの平均点や点数のばらつきがフィードバックされる。それを自分でグラフにする。
自分自身はNが少ないため参考にならないが、上司5人、部下30人くらいにやってもらっている他のマネージャーにとっては、ショックも受けるが様々な気付きがあったようだ。
企業によってはこれを成績評価と結び付けているところもあるが、そこまでしなくても、自分のマネージメントスタイルを映し出す鏡として有効だろう。
これは行政機関でもぜひやってみるべきだ。

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登録日:2006年 10月 28日 02:33:41

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プロフィール
Ryuichi Himori
(男)
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
(なお、mixiもやってます。)
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