2006年 11月 11日

琉球王国復活!

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今日は日本地方自治学会のため、沖縄に来ている。
会場はあの沖縄国際大学。2年前に米軍のヘリコプターが墜落して校舎にぶつかった大学だ。たまたま今日はぶつかった校舎を建て替えた新しい校舎の竣工式があった。
写真は校舎の屋上から見た米軍普天間基地。大学のある宜野湾市は、基地を真ん中にドーナッツ状に市街地が取り巻いている。基地は名護市への移転が決まっているがそこにもまだいろいろ問題がある。
基地問題は国の安全保障の問題や地元の利害、環境問題などが複雑にからみ、解決がむずかしい。
今日の学会のテーマも「国の施策と地元合意」。補完性原則によって対等な立場と考えられる国と地方だが、国が分担している施策、例えば安全保障について、自治体の職務権限(例えば建築確認)はどこまで及ぶのか、ということが議論された。例えば、国が建てている米軍施設に県が建築確認を出さない場合にどうなるか、ということだ。

それは大事な問題だが、一方である意味沖縄は日本の地方の縮図だ。つまり、補助金、助成金、公共事業によって経済が生きながらえているのだ。
もし基地が縮小されたとき、沖縄はどのようにして経済的自立を図るべきか。今までの公共投資は依存度を高めるばかりで新たな産業が興るなどの自立には繋がっていない。

筆者はこの際道州制の議論をもっと進め、一国二制度をやったらどうか、と考えている。つまり中国と香港、アメリカとプエルトリコのようなものだ。例えば沖縄だけ法人税をシンガポール香港並にする。あるいはタックスヘブンにして投資収益は無税にする、などだ。

これは今の日本国の法律ではできないから一国二制度にして投資を呼び込む。企業にとって最大のメリットは日本語が通じること、日本と同じインフラが整っていること。これはかなり魅力にちがいない。

この議論は道州制や地方分権を超え、国家の枠組みを考えなおす必要がある。

だから琉球王国復活!これくらいやらないと沖縄経済は自立できない。これは北海道についても同じことが言えるだろう。

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登録日:2006年 11月 11日 21:00:41

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プロフィール
Ryuichi Himori
(男)
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
(なお、mixiもやってます。)
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