2007年 05月

タブー

日本では、死者を鞭打つことはタブーだと一部では思われているかもしれない。

しかしその裏で多くの国民が、疑惑を明らかにしないままの死に対して、怒りを覚えているのではないだろうか。

自己犠牲は尊いものである。線路に飛び降りて人を助けようとした韓国人留学生。危険を顧みず犯罪者に立ち向かったSAT隊員。

しかし悪をかばって死を選ぶのは、醜悪以外の何者でもない。自分がいかに悪から利益を得ていたかを証明するだけに過ぎない。また、かばわれるべき悪の世界が存在することも示している。

死者が出ようが何しようが疑惑は徹底的に解明され、悪は白日の下にさらされるべきだ。

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登録日:2007年 05月 30日 23:14:53

あっぱれ!

<2007ミス・ユニバース>世界大会、森理世さん優勝の瞬間

【5月29日 AFP】2007年ミス・ユニバース(Miss Universe 2007)世界大会の最終選考会が28日、メキシコ市(Mexico City)で開催され、日本代表の森理世(Riyo Mori)さん(20)が77か国代表の頂点に立った。
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(c)AFP

AFPBB News


昨年2位の知花さんに続いて、今年は筆者在住県出身の20歳の森さんが1位!
どんな社会貢献ができるか自分に挑戦したい、というスピーチも見事。
この子は前から注目され、ローカル番組で紹介されていたが、オーラを感じていた。
この子に限らず若い日本人は自信を持って世界で堂々と活躍してもらいたい。

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登録日:2007年 05月 29日 22:03:12

swatchせんべい

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「Swatch N.G.HAYEK CENTER TOKYO 2007
スウォッチブティック銀座オープンを記念して、『Swatch N.G.HAYEK CENTER TOKYO 2007』を発売致します。スウォッチブティック銀座のみで5/24より限定300本販売されます。」

ということで昔からスウォッチ好きな筆者としてはさっそく出かけていって、写真左の限定300本をゲットした。おみやげに写真右の赤い箱をくれたので、開けてみると、中にはswatchの焼印を押したおせんべいが。

いろんなことを考えるものである。

しかしパリのヴァンドーム広場とミラノの Via Della Spiga 東京の銀座にしかないスウォッチブティック。そこでしか買えない限定品がある。
なんか日本も老大国の仲間入り、という気がしないでもないが、せいぜいアジアからの観光客に来てもらってかせぎましょう。

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登録日:2007年 05月 28日 22:12:41

THE CONSTITUTION OF JAPAN

日本国憲法が押し付け憲法かどうかはわからないが、よく言われるように、英語で読んだ方が意味がはっきりわかることは確かだ。英語で読むと、どの条文もほとんど余計な解釈をする余地がない。

例えば前文のここ。

Government is a sacred trust of the people, the authority for which is derived from the people, the powers of which are exercised by the representatives of the people, and the benefits of which are enjoyed by the people. This is a universal principle of mankind upon which this Constitution is founded.

自民党の議論は universal principle of mankind に対する挑戦と思われても仕方がない。

そして第15条。

Article 15.
The people have the inalienable right to choose their public officials and to dismiss them.
All public officials are servants of the whole community and not of any group thereof.

この条文を見る限り、たとえば林野庁と緑資源機構は自分たちのgroup のために働いていたため、政府の行為を規制する憲法を守っていなかったことになる。

憲法を改正したい政治家に対しては、一度ちゃんと守ってから(役人に守らせてから)言えといいたい。ちゃんと守った上で不都合があるというのなら聞かないでもない。

・・・・・・・・・・
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登録日:2007年 05月 26日 00:18:15

補足:協働と調整

対等の立場で協働するとなると、誰かが間を調整しなければならない。
では調整とはどういう意味だろうか。

アメリカの危機管理などでよく、「危機にあたっては州知事が州軍、州警察、郡警察、市町村警察の間を調整する」などと言われるが、この場合「調整した結果には従ってもらう」ということで、実質的には仕切る(=指揮)という意味だ。

協働においては、そのイベントについて責任のある立場の人々の中から、もっとも通暁しているひとが「調整」すべきで、本イベントの場合はそれが行政職員ではなく筆者だったということだ。

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登録日:2007年 05月 25日 22:58:01

本物の協働

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協働とは対等の立場で協力して働くという意味のはずだ。
ところが行政が「民間企業やNPOとの協働」という場合、実は単なる委託業務の発注だったりする。

その点、筆者が責任者になっているジャズのイベントは、本物の協働と言えるだろう。なにしろ企業も行政も役割を分担する担当者として参加しているからだ。

写真はスタッフ会議。出席者は弊社、市役所、市文化財団(会場)、地元新聞社、音響・照明会社、楽器・機材レンタル会社、スタッフ派遣会社、設営会社、バナー・サイン制作会社、ジャズ協会、駅ビル、フリーアナウンサー(司会)などの担当者が集っている。制作・演出・進行がいないのは、その部分を弊社がやっているからだ。市役所や市文化財団も、同じように客の誘導・案内やもぎりなど表周りの仕事を分担する。

会議の内容は、スケジュール、業務分担・体制の確認、会場、機材、ステージセッティング、楽屋、リハーサルと本番の流れなど、本番2週間前の最終確認だ。これ以降関係者が一同に会する機会はないので、ここで問題点をだし合わなければならない。合わせてチームとしての一体感をつくるのも隠れた目的のひとつだ。

ひとつのイベント、あるいは事業において協働するということは、ここまで一緒にやることなのだということを、多くの行政職員に考えてほしいものだ。

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登録日:2007年 05月 25日 18:56:45

根性なしの味方

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根性なしの味方。
それは在来線のグリーン車。首都圏で中距離を移動する際、疲れていて座りたいときによく利用する。例えば錦糸町ー横浜間とか、渋谷ー大宮間(湘南新宿ライン)とか。

写真は18時22分上野発宇都宮行きの快速のグリーン車の天井。ホームにある機械でSUICAにグリーン車の情報(行き先)を読み込ませ、乗ったら自分の座席の上の読み取り部(写真)にかざすと、グリーンのランプが降車駅に着くまで点灯している。

上野ー大宮間はこの方式なら750円だが、社内で現金で買うと1000円。わずか26分だが、つかの間の贅沢である。

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登録日:2007年 05月 24日 15:37:04

愛車自慢&薀蓄

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今日は休日だったが、会社で原稿を仕上げるのに、天気が良かったので自転車で行った。

わが愛車は2005年型GIANT エスケープDSというクロスバイク。クロスバイクというのはロードとマウンテンバイクの中間、ロードほど華奢でなく、ちょっとした悪路も走行でき、小さな段差も気にせず越えられる、街乗りにぴったりの自転車だ。

しかし自転車ひとつとっても日本経済の状況を考えてしまうのが、筆者の習性だ。この自転車もビジネスプロセスに沿って考えて見る。

まず、自転車の流通についてだ。筆者はこの自転車をインターネット通販で買った。価格はオープンプライスだが、店頭に在庫を置く自転車店より2割は安いだろう。しかし通販サイトで一番安いところから買ったわけではない。自転車がどのような梱包で送られてくるかをチェックし、送られてきた自転車を組み立てる際に最も負担の少ないところを選んでいる。安くても、素人に難しいハンドルの調整などを自分でやらねばならないのは困るからだ。
それにしても、宅急便が自転車を運んできてその場で代引きカード決裁、という流通革命。消費者側にある程度商品知識のある趣味的なものについては、これからもネット通販はどんどん増えるだろう。商圏の狭い専門店の生き残りはますます厳しくなるだろう。
逆に、ネットを使えば地方の専門店にもチャンスがある、ということだ。(筆者の買った店は京都にあるらしい。)

二つ目に考えたのが商品企画・マーケティングだ。この自転車はマウンテンバイクのフレームにクロスバイク用の細いタイヤ(ロードよりは太い)を履いている。しかし、前後サスペンション(しかも前は一流ブランドのRockShox)、ブレーキはディスクブレーキ(これも一流ブランドのHAYES)というまるでダウンヒル用マウンテンバイクのようなスペックだ。専門家は過剰というだろう。街乗りになんでそこまで必要なのか、と。
しかし、何よりも見た目が格好いいのだ。これが重要だ。過剰スペックも、そこまでメカを使いこなすことはありえないちょっと詳しいだけのユーザーにとって、持つことそのものが喜びなのだ。チョイオタクの客の心を充分にくすぐる商品企画だ。専門家である企画担当者は、合理性ではなく客の心理を考えなければならない。

三つ目が生産だ。あまり知られていないが、GIANTは台湾の世界最大の自転車メーカーだ。当初は人件費の安さを武器にアメリカ、日本、ヨーロッパの自転車メーカーのOEM生産を請け負い、力をつけた。圧倒的な生産量によるコスト競争力と、OEM先のメーカーの技術を自身のものとした技術力で自社ブランドの生産も始め、いまや世界で最も人気のある自転車メーカーになった。筆者のバイクも、実販価格約6万8千円で、これだけのスペックを実現されてはどこも太刀打ちできないだろう。

日本の工業製品は、このようなコスト競争力のあるアジアの企業に席巻されてしまうのか?
量産のための巨額の設備投資に二の足を踏んだ、度胸のないサラリーマン社長の率いる日本企業は、このままかつてのアメリカの名門家電メーカーのように衰退するのか。
ところが筆者の自転車をよく見ると、重要部品である変速機・ディレーラーに燦然と日本企業のブランドが輝いている。それがSHIMANOだ。アジアのメーカーが自社ブランドで中・高級品に参入すればするほど欠かせないのが、日本製の高度な基幹部品だ。アジアのメーカーがどんなに力をつけても、文化的・社会的バックグラウンドに裏打ちされた精緻な部品の競争力は当分変わらないだろう。(SHIMANO自体が海外生産もしているが)

高付加価値の部品こそ工業国日本の生き残る道、ということに最近はなっている。しかし長年自社ブランドの最終製品を世界に売ってきた企業に勤める筆者としては、いまひとつ納得がいかない・・・・・

そんなことを考えさせられる筆者の台湾製の愛車である。

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登録日:2007年 05月 20日 21:36:08

憲法をめぐる本当の対立軸とは?

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国民投票法案が成立し、憲法改正をめぐる議論が現実味をおびつつある。

筆者はあえて、第9条を改正するかどうか、集団的自衛権を認めるかどうか、国際的な平和維持活動への軍事協力の是非などは本当の対立軸ではないと考える。

本当の対立軸は、「憲法とは何か」をめぐる対立である。

民主党は「『公権力の行使を制限するために主権者が定める根本規範』というのが、近代立憲主義における憲法の定義です。決して国家がその伝統をうたったり、国民に道徳や義務を課すための規範ではありません。」(憲法記念日にあたっての談話、2007年5月)と主張している。

一方自民党はこんな主張をしている。

「これまでは、ともすれば、憲法とは『国家権力を制限するために国民が突きつけた規範である』ということのみを強調する論調が目立っていたように思われるが、今後、憲法改正を進めるに当たっては、憲法とは、そのような権力規範にとどまるものではなく、『国民の利益ひいては国益を守り、増進させるために公私の役割分担を定め、国家と国民とが協力し合いながら共生社会をつくることを定めたルール』としての側面を持つものであることをアピールしていくことが重要である。さらに、このような憲法の法的な側面ばかりでなく、憲法という国の基本法が国民の行為規範として機能し、国民の精神(ものの考え方)に与える影響についても考慮に入れながら、議論を続けていく必要があると考える。」(憲法調査会憲法改正プロジェクトチーム「論点整理」平成16年6月)

このように、「憲法とは何か」については「公権力の行使を制限する規範」と、「国民の行為規範として国民の精神に影響」を与えるもの、とうい二つの考え方がある。

筆者の考えを一言で言えば、自民党は何をボケたことを言っているのか、ということだ。

憲法というものが、国家の名の下に行われる際限なき収奪から人民を守るためにできあがったのが、マグナ・カルタ(1215年)、権利の章典(1689年)以来連綿と続く歴史だ。人類が長い闘いの末に勝ち取った概念だ。断じて国民の行為規範ではなく、しいていえば国家の行為規範だ。

フリードリヒ・A・ハイエクの「隷従への道」(一谷藤一郎、一谷映里子訳、東京創元社)より引用する。

「自由国家が恣意的な政府下の国家と相違することを最も明白にするものは、自由国家においては、法の支配として知られている大原則が遵守されているということである。すべて専門的なことを度外視すれば、このことは政府のあらゆる行動が一定の、前もって知られている規則ー(略)ーによって、拘束されることを意味している。」

憲法をめぐる議論は、防衛問題などは現実的な国際情勢や国際的スキームの中で収斂するだろうが、この「憲法観」の問題は決定的な対立軸だ。ハイエクを引くまでもなく、ナショナリズムを強調する国家主義も、社会主義も、国家の名の下に個人の自由を制限し、特定の規範を押し付ける、ということでは「同じ穴の狢」だ。

グローバル化や市場原理主義への反感が、「狢」にエネルギーを供給する。しかし、私たちが今の生活を送っていられるのも、自由な市場で個人がその能力を発揮することができるからこそだ。規範の押し付けでは創造性を発揮するすべもない。そして危険なのは「狢」が大きな政府を志向することだ。大きな政府は、国民に規範を押し付けながら自らは腐敗する。しかも国民は政府依存症になる。ねじを逆回転させてはならない。

既存政党は「憲法観」をめぐって再編される必要がある。国民に本当の対立軸を明確にしてほしい。

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登録日:2007年 05月 18日 00:48:47

食い物のうらみは・・・

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筆者が責任者になっているジャズイベントの懸垂幕が駅ビルに掲げられた。
この写真だけ見ると、どこの都会かと思うだろう。

一週間にわたって様々なジャズのイベントが行なわれるが、実は最終日に2300席のホールで行なわれるジャズフェスティバルのチケットは完売している。
それ以外の学生のジャズフェスティバルや、250席の小ホールのイベントは、まだまだこれからチケット販売をプッシュしなければならない。

さて、総責任者としての筆者の残っている仕事は、お弁当の手配と打ち上げ会場の手配だ。なんだと思われるかもしれないが、食い物のうらみは恐ろしいのでおろそかにできない。気配りが必要な分野だ。

スタッフにとっては1週間、1日2食食べつづける楽屋弁当が唯一の楽しみだ。変化をつけなければいやになって士気が落ちる。学生のイベントには揚げ物を多く、年輩者や女性の多いイベントはヘルシーな和食系、など頭を悩ませる。出演者の中には外国人もいるし、食べ物の好みや量も様々だ。弁当を食べるのは、出演者にとって本番前の緊張の中でほっとする時間だ。豪華なものを用意する必要はまったくないが、間違えると、「あの時の弁当はひどかったね」と後々まで言われる。

打ち上げも大切だ。以前、超大物ジャズピアニストの打ち上げで、事前に刺身は食べない、という情報があったので、それを除いた料理を用意したところ、刺身を食べない、ではなく「魚を食べない」が正解だったことがある。次から次に運ばれる天麩羅などの地魚料理がまったく食べられない。かろうじて食べていただいたのが鰻の蒲焼だけ、ということで誠に申し訳ない思いをした。地元の名物を押し付けるだけだと裏目に出ることもある。

打ち上げはアーティストと主催者、またアーティストどうしの大切なコミュニケーションの場だ。別の打ち上げで、ある大物アーティストが音楽評論家の人たちを一人ひとり実名をあげて徹底的にこき下ろすのを聞いたことがある。筆者が「そうはいっても、評論家の言葉で何がしか気付かされることもあるんじゃないですか?」と言ったら、そのアーティストは言下に「そんなことは一切ない!」と断言した。アーティストがリラックスしてこんな本音が出てくるのは、成功した打ち上げだ。

このように、たかが食べ物といっても気配りが必要だ。

芸術と社会を結ぶというアートマネージメントのお仕事も、なかなか幅が広いのである。

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登録日:2007年 05月 15日 10:47:42

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プロフィール
Ryuichi Himori
(男)
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教員に転職しました。その他行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事、県生涯学習審議会委員、県NPOパートナーシップ会議委員などを務めています。行政への企業経営手法の導入や、文化政策、地域政策、NPO論などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
(なお、mixiもやってます。)
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