2007年 05月 04日

ゴンドラの少子高齢化社会3

画像

スキー場近くの湿原には水芭蕉の群落がある。今年は少し開花が早かったようだ。

さて、気になることその3:少子高齢化社会である。

だいぶ前から、スキー場はそれほど混まなくなった。そして主役は中高年だ。

このスキー場の8人乗りのゴンドラで見ると、3人が50歳以上のスキーヤー、3人が30台40台のスキーヤーかスノーボーダー(最近はこの年代のボーダーが多い)、2人が20台から10台後半のボーダーだ。小学生以下の子供が乗っているのはゴンドラ10台に1台。

スキー場は少子高齢化社会を先取りしているが、50歳以上のスキーヤー3人のうち2人はリタイヤした60歳以上のようだ。

(以上はゴンドラ内での筆者の観察と会話から判断した独断だが)

お年よりは一人で来ている人が多いが、話してみると地元の人(岐阜県北部)の比率が高い。考えてみれば、この地域にスキー場ができはじめて50年近くたっているのだから、ベテランのお年寄りがゲートボール代わりにスキーをやってもおかしくない。

このスキー場も客層はわかっているようで、一日券大人4500円のところ、50歳以上のシニア一日券が2000円!スキー場間の競争では、シニアを制するものが制す、といえそうだ。

「私をスキーに連れてって」からは隔世の感があるが、団塊の世代の健康的で安上がりのレジャーとして、これからもスキー場は生き残るだろう(生き残ってほしい)。

カテゴリー[ 趣味 ], コメント[2], トラックバック[0]
登録日:2007年 05月 04日 21:44:48

ゴンドラの少子高齢化社会2

画像

気になることその2:広域合併

木曽福島から開田高原に入ると、「夏でも寒い」と歌われた御岳の雄姿が見えてくる。

ここを過ぎると標識が。岐阜県高山市。え、高山市ってこんなに近かったっけ?よく見るとそばに古い標識が。高山市まで51km。

そう、いまや高山市の面積は2,177.67平方キロ。日本一広い市だ。2,186.90平方キロの東京都並みだ。高山市より狭い都道府県は大阪府1,875.92平方キロ、香川県1,875.92平方キロ。

人口95,316人の高山市が、これだけの広さの市域をマネージメントできるのだろうか?

カテゴリー[ 趣味 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 05月 04日 21:27:38

ゴンドラの少子高齢化社会1

画像

筆者は1965年に初めてスキーをして以来、41年間、一回も行かなかったシーズンはなっかた。今年危うく記録が途切れそうになったため、今日は一人で車を飛ばし、日帰りスキーに行ってきた。写真は今日のスキー場の様子。雪は重いが快晴で絶好のコンディションだ。

とはいえ、道々いろいろなことが気になるものだ。

気になることその1:公共工事の有効性

今日は名古屋方面から中津川で中央高速を降りずに伊那インターまで行き、昨年2月に開通した権兵衛トンネルを通って木曽町へ出た。中央アルプスを貫通して伊那谷と木曽谷を20kmで結ぶこの道は、トンネルの総工費700億円で無駄な公共事業では?という疑問もあがった。

しかし筆者には、この工事にはそれなりの価値があると思われる。木曽も伊那も古くから開け、そこそこ人口もあるので、両方が一体の経済圏になる意義はあるだろう。伊那の方が人口が多く、大型店もあるので木曽の商業が衰えるのではという危惧もあるが、逆に木曽にも伊那の商圏が開かれるのでメリットはある。

もうひとつは、国道19号線の渋滞が緩和されることだ。木曽の観光地にとって、シーズン中の渋滞はマイナスだった。この道路で奈良井宿や木曽福島に高速道路から30分でアクセスできるのは大きい。(連休なので筆者も当然利用している。)

経済や人口が極端に不均衡なところを便利な交通手段で結ぶと、あっというまにストロー効果で不均衡が助長されるが、このように両端がそれなりの場合には、両方の地域経済が拡大するだろう。もちろん拡大分で700億円の元を取るのは気の遠くなるような話だが。

このトンネルは無料というところに価値がある。中途半端に有料にして利用されないよりは、ただでどんどん利用してもらったほうがインフラとしての効用は大きくなる。だから、道路公団の民営化というのは解せない。田舎の高速道路の無料化が先ではないだろうか。

カテゴリー[ 趣味 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 05月 04日 20:51:52

カレンダー
< 2007年 05月 >


1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

プロフィール
Ryuichi Himori
(男)
ryuichi.himori@gmail.com
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
(なお、mixiもやってます。)
最近のコメント
[09/04] 行政の解体と再生 nebu
[09/03] そうだ京都へ行こう honey
[09/02] はじめてのトヨタ BDPマスター
[09/01] はじめてのトヨタ 梅蔵
[08/25] 世界企業の本社ビル② himori
[08/25] 無念のリタイア himori
[08/25] 世界企業の本社ビル③だめ押し himori
[08/23] 世界企業の本社ビル③だめ押し BDPマスター
[08/23] 無念のリタイア BDPマスター
[08/16] 世界企業の本社ビル② nebu
最近のトラックバック
お気に入りリンク
検索